毎月18日は「防犯の日」
今こそ見直そう!家庭・地域・学校・職場の防犯対策
皆さんは、毎月18日が「防犯の日」であることをご存知でしょうか?
この日は、普段は意識しにくい防犯対策を見直すための大切なきっかけとなる日です。
この記事では、家庭・地域・学校・職場など、それぞれの環境で役立つ「防犯のチェックリスト」と、おすすめの防犯対策・設備・システムをご紹介します。
「今すぐできる防犯対策」を、一緒に見直してみませんか?この記事を通じて、ご家庭や職場、地域での防犯対策を見直すヒントが見つかれば幸いです。「備えていたから助かった」と思える安心の環境づくりを、今日から始めてみましょう。
防犯の日とは?毎月18日は防犯意識を高めるチャンス!
防犯の日は、1962年創業のセコム株式会社が制定した記念日です。
数字の語呂合わせで、1を棒に見立てて「防」、8を「犯」と読むことから、毎月18日が「防犯の日」と定められました。
この日は、家庭・企業・地域における防犯対策を見直す機会とされており、「安全、安心な社会の実現に寄与したい」という想いのもと制定されました。
「防犯の日」をきっかけに、防犯意識を高めてみませんか?ご自身の身の回りの環境が「安心・安全」かどうかを、改めて見直し、行動につなげる良い機会です。
なぜ防犯対策が必要なのか?
近年、防犯対策の重要性はますます高まっています。現代における防犯の対象は、侵入窃盗だけにとどまらず、特殊詐欺・サイバー攻撃、さらには職場でのカスタマーハラスメントなど、手口や被害の種類が多様化しています。
防犯意識が薄いままでいると、思わぬ被害に巻き込まれるリスクが高まってしまいます。日頃からの備えこそが、被害を未然に防ぐ第一歩となります。
最新の犯罪傾向について
警視庁が発表した「令和6年度の犯罪情勢」によると、刑法犯の中でもっとも多いのは「窃盗犯」で、認知件数は約50万件(前年比3.7%増)にのぼります。とくに「自転車盗」や「万引き」は増加傾向にあり、加えて「金属盗」の被害も令和2年度以降、継続的に増加しています。
なかでも金属盗では、太陽光発電施設から銅線ケーブルが大量に盗まれる事件が後を絶たず、外国人窃盗グループの関与が指摘されるなど、深刻な社会問題となっています。
※刑法犯認知件数とは、警察機関等がある事実を刑法に違反する行為として認めた数のことです。
このように、わたしたちの身の回りにはさまざまな犯罪のリスクが潜んでいます。
では、わたしたちの暮らし・学校・職場といった日常の環境は、本当に安全と言えるのでしょうか?
次の章では、ご自身の環境に必要な防犯対策が整っているのかを確認するためのチェックポイントと、おすすめの防犯対策について詳しくご紹介します。
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「防犯の日」に見直したい!環境別チェックポイントまとめ
防犯の日をきっかけに、ご自身の生活環境や職場・地域に、どのような防犯対策が必要かを見直してみましょう。
以下では、家庭・地域・学校・職場ごとに、防犯対策のチェックリストとおすすめの対策を紹介します。
このリストを参考に、日頃からできる防犯対策を見直すことから始めてみてください。
【家庭編】侵入されにくい家をつくる
空き巣や強盗などの被害は、戸建て住宅や集合住宅問わず発生しています。
まずは、ご自身のご家庭が「侵入されにくい」家になっているかどうか、今一度確認することが大切です。
以下のチェックリストを参考に、防犯対策が十分にとられているか見直してみましょう。
防犯チェックリスト
- 外出時・就寝時は施錠を徹底している
- ドアや窓に補助錠を設置している
- 窓ガラスに防犯フィルムを貼っている
- 防犯カメラを玄関や勝手口に設置している
- センサーライトを設置している
- 防犯砂利を敷き、侵入時に音が出るようにしている
- 死角をなくすために庭の植栽を手入れしている
日頃から意識するポイント
日頃のちょっとした習慣が、防犯対策の強化につながります。空き巣や不審者は、侵入しやすく、目立ちにくい家を狙います。
たとえば、郵便物がたまっていたり、雑草が伸び放題になっていたり、照明が暗かったりすると、不在や防犯意識の低さを示してしまい、犯行のターゲットになるリスクが高まります。
以下のチェックポイントを参考に、防犯を特別なことと捉えず、日常の習慣として取り入れることから始めてみましょう。
- 外出時の戸締りを徹底する
- 合鍵を玄関周辺に置かない
- 郵便物をポストにためない
- 家の周りにはしごや足場になるものを放置しない
- 長期不在時は新聞を一時的に止める
- ご近所と日頃から挨拶や声掛けをする
家庭向けおすすめ防犯対策
ここらからは、家庭での防犯対策としてとくに効果的な防犯設備をいくつかご紹介します。
侵入者の手口や行動パーンに合わせたアイテムを組み合わせることで、より実効性の高い防犯環境を整えることができます。

屋外対応防犯カメラ
屋外対応かつ赤外線機能を搭載したカメラを選ぶことで、夜間もクリアな映像を撮影できます。
とくに、玄関、駐車場、窓やベランダ周辺など空き巣や泥棒が侵入しすい場所への設置がおすすめです。

センサーライト
人が近づくと自動で点灯するセンサーライトは、侵入者への威嚇効果が高く、侵入リスクを軽減します。
防犯カメラと併用することで、さらに防犯性を向上させることができるため、防犯カメラと合わせて導入がおすすめです。

防犯フィルム
泥棒の約6割が窓からの侵入するといわれており、窓まわりの防犯対策は非常に重要です。なかでも防犯フィルムは、手軽に導入できて効果が高い対策の一つです。窓ガラスを強化することで、侵入を諦めさせる効果が期待できます。
こんなサービスもおすすめ!

スマホで簡単に映像チェック
「遠隔監視システム」
スマホやパソコンから簡単に防犯カメラの映像を確認できる機能です。
仕事や旅行中など、どこにいても自宅の様子をチェックできるため、防犯だけでなく安心感も大きく高まります。

家族の帰宅・外出を見守る
「おかえりカメラ」
ご家族の帰宅や外出時の様子を、画像付きでスマホに通知する見守りカメラです。
共働きのご家庭や、高齢のご家族と同居されている方にとくにおすすめのサービスです。

ご両親や祖父母の安全を見守る
「高齢者見守りカメラ」
インターネットやWi-Fi不要で、簡単に設置できる会話機能付きカメラです。
専用アプリによってスマホから映像を確認できるので、離れて暮らすご両親や祖父母の見守りに最適です。
【地域・自治体編】こどもや地域を守る防犯環境づくり
地域の安全は、住民一人ひとりの意識と、それを支える防犯体制によって成り立っています。
不審者による声かけやひったくり、こどもや高齢者を狙った犯罪など、身近な場所で発生するリスクから地域を守るためには、自治会・町内会・行政が中心となり、防犯意識を高めることが欠かせません。
ここでは、地域防犯を見直すための基本的なチェックリストとともに、安全で安心なまちづくりに役立つ対策をご紹介します。
防犯チェックリスト
- 防犯パトロール活動を定期的に実施している
- 通学路や公園に防犯カメラが設置されている
- 死角や人通りが少ない場所に、防犯灯や防犯カメラが設置されている
- こどもの登下校を見守る活動が実施されている
こどもの安全対策には街頭防犯カメラ
街頭防犯カメラは、商店街・通学路・公園・交差点など、人通りの多い場所に設置することで、犯罪の抑止や事件・事故の早期解決に大きく貢献します。
とくに、過去に犯罪が発生した場所や、犯罪リスクが高いとされるエリアに設置することで、犯人への威嚇効果をより高めることができます。
また、カメラの存在そのものが抑止力となり、地域住民の防犯意識を高める効果も期待できます。
設置を検討する際には、以下の点を事前に確認しましょう。
- 屋外設置に対応しているか(防水・防塵性能)
- 夜間撮影が可能か(赤外線機能など)
- 各自治会のガイドラインに準拠した設置計画か
防犯カメラの設置にあたっては、各市町村区が定める「防犯カメラ設置・運用のガイドライン」に従う必要があります。
弊社では、これらのガイドラインに基づいた適切な設置場所の選定や、運用方法に関するアドバイスも行っております。
街頭防犯カメラの導入をご検討中の自治会・自治体の皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
夜間の防犯効果を高める!LED防犯灯とは?
防犯灯とは、夜間における市民の安全や犯罪被害の防止を目的として、住宅街やその周辺の暗い場所に設置される照明灯のことを指します。防犯カメラと併せて設置することで、夜間の視認性が向上し、防犯効果をさらに高めることができます。
近年では、蛍光灯の輸出入禁止の流れを受けて、防犯灯のLED化が全国的に推奨されています。これにより、各自治体ではLED防犯灯の新設・交換に対する補助金制度を設けている地域があります。
弊社では、中部・関東・関西エリアで、防犯カメラとLED防犯灯の設置工事に対応しております。既存の防犯灯のLED化や新規設置をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
自治体向けの補助金制度の活用がおすすめ
安心・安全な地域づくりのためには、防犯カメラや防犯灯の設置が不可欠です。
その際には、各市区町村が実施している補助金・助成金制度を活用することで、導入コストを抑えることができます。
以下のページでは、自治体・自治会向けの防犯カメラ設置補助金や、LED防犯灯の補助金に関する最新情報をまとめています。ぜひ覧ください。
防犯だけじゃない!災害対策に役立つ「ソーラー防犯カメラ」
トリニティーのソーラー防犯カメラは、電源不要・インターネット不要で遠隔監視が可能なソーラーカメラです。
ソーラーパネルによって太陽光で蓄電できるため、電源の確保が難しい屋外や災害時でも稼働します。
通常の防犯用途に加え、停電時やインフラが寸断された緊急時の備えとしても非常に有効です。たとえば、自治会で常備しておけば、災害時の混乱に乗じた犯罪やトラブルの抑止・証拠記録にも活用できます。
防犯と防災を両立できる対策として、自治会・自治会の方にとくにおすすめ製品です。
ソーラー防犯カメラについて【学校・教育機関編】園児・生徒・教職員を守るために
学校や保育園などの教育施設では、日常的に多くのこどもたちが集まり、長い時間を過ごします。そのため、不審者の侵入や通学時のトラブル・災害対応など、さまざまなリスクへの備えが欠かせません。
ここでは、園児・生徒・教職員の安心・安全を守るために確認しておきたい防犯チェックリストと、導入が推奨される防犯設備やシステムをご紹介します。
防犯チェックリスト
- 校門・裏口・出入口に防犯カメラがある
- 緊急時の110番通報装置を設置している
- 門扉など、出入口の施錠管理がされている
- 入退室記録をしっかり管理している
- 教職員への防犯マニュアルが共有されている
教育機関向けおすすめの防犯対策
以下では、学校や保育園・幼稚園での導入実績が多い防犯設備やおすすめのセキュリティシステムをご紹介します。
それぞれの特徴を踏まえて、自施設に最適な組み合わせで対策を検討することが大切です。

110番通報装置
非常時にボタンを押すだけで警察へ通報できる緊急通報システムです。
職員が危険を感じた際、即座に通報できることで、迅速な初動対応を実現し、こどもたちの安全確保に貢献します。

入退室管理システム
電気錠や電磁錠を活用し、出入口の開閉を制限・記録できるセキュリティシステムです。
屋外の門扉にも後付けが可能で、不審者の侵入を防止します。
また、ICカードやテンキーによる施開錠にも対応しており、運用に応じた柔軟な管理が可能です。

AI警備システム
防犯センサーと監視カメラの役割を一体化した最新の警備システムです。
警報機や回転灯との連動も可能で、「音」や「光」で不審者を威嚇・通知します。
すでに設置済みのカメラに後付けできるため、低コストで教育現場のセキュリティレベルを強化できます。
災害時に役立つ「ガラス飛散防止フィルム」
ガラス飛散防止フィルムは、万が一ガラスが割れてしまったときに、破片の飛散を防ぐためのフィルムです。
地震や台風などの自然災害時にガラスが破損しても、破片が室内に飛び散るのを抑え、二次災害の防止に役立ちます。
とくに、保育園・学校などの多くの人が集まる施設においては、こどもたちや職員の安全を守るための備えとして有効です。被害拡大を防ぎ、避難誘導時の混乱を軽減する効果も期待できます。
防災対策の一環として、飛散防止フィルムの導入は手軽かつ実用的な対策としておすすめです。
【法人・中小企業編】従業員と資産を守るセキュリティ環境をづくり
企業活動を支える「人・情報・設備・商品」といった資産を守るためには、日常的な防犯対策だけでなく、サイバー攻撃や情報漏洩への備えも含めた総合的なセキュリティ環境の構築が欠かせません。
特に中小企業では、限られた人員・予算のなかで、防犯と情報保護の両立を実現する仕組みづくりが求められます。
ここでは、法人・中小企業がまず確認しておきたい防犯チェックリストと、おすすめの防犯・情報セキュリティ対策をご紹介します。
防犯チェックリスト
- 出入口・倉庫・施設内・建物周辺に防犯カメラを設置している
- 防犯カメラの映像が適切に録画・保管されている
- 入退室の記録が残せるシステムがある
- 深夜や・休日も警備体制が整っている
- ネットワークにもセキュリティ対策をしている
情報漏洩・不審者対策には「入退室管理システム」
企業のオフィスや倉庫、サーバールームなど、重要な情報や設備が集まる場所への無断立ち入りや不審者の侵入を防ぐには、入退室管理システムの導入が非常に効果的です。
「誰が・いつ・どこで出入りしたか」を確実に記録・管理できるため、従業員以外の人物の出入りを防止し、不正アクセスや情報漏洩リスクの大幅な低減につながります。
また、ICカード・テンキー・顔認証など、施設のセキュリティレベルや運用に応じて、柔軟にシステムを設計・カスタマイズできる点も大きなメリットです。
従業員が働ける環境づくりや、企業の情報資産を守るためにも、入退室管理の強化は欠かせません。導入をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
サイバー攻撃対策には「UTM」
UTM(統合脅威管理)とは、企業のネットワークの出入り口に設置し、外部からのサイバー攻撃や内部からの情報漏洩など、さまざまな脅威に対応するセキュリティ対策のひとつです。
UTMを導入することで、次のようなリスクをまとめて防ぐことができます。
- 不正アクセスやネットワーク攻撃など外部からの脅威
- 情報漏洩やウィルス拡散などの内部からの脅威
ひとつの機器で複数のセキュリティ機能を統合管理できるため、効率的かつ強固なセキュリティ環境を構築することが可能です。
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防犯対策以外にも、職場のハラスメント対策に有効な、マイク内蔵カメラの活用法や、業務効率化に役立つ遠隔監視システムについて解説したページがございます。ぜひ、ご覧ください。
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「侵入者をすぐに把握したい」「夜間や不在時の不審者対策を強化したい」
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さらに、他社製のカメラにも後付けできるため、すでに設置済みの防犯カメラをそのまま活用しながら、A機能を追加することがきできます。 カメラの買い替え不要で、コストを抑えた防犯対策を実現したい方にもおすすめのサービスです。
まとめ「防犯の日」に、見直す一歩を
家庭・地域・学校・職場など、それぞれの立場で防犯に取り組むことが、安心・安全な社会づくりの第一歩となります。
毎月18日の「防犯の日」を、ただの記念日ではなく、防犯について考え、行動に移すきっかけの日にしていきましょう。
防犯カメラ設置は専門業者のトリニティーにお任せ!
弊社トリニティーは、防犯カメラの専門業者として、中部、関東、関西を中心として全国各地で防犯カメラの設置に対応しています。
防犯カメラの設置はもちろん、AIカメラシステムの導入や、電磁錠・電子錠を用いた入退室管理システムなど、幅広い防犯設備を取り扱い、お客様の課題に合わせた最適なご提案とサポートを行っております。
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