防犯カメラのリプレイスタイミング
古くなった防犯カメラを新しく入れ替えることを、「リプレイス」といいます。
防犯カメラのリプレイスは、法定耐用年数6年に合わせて行われることが多いです。
質の高い防犯カメラの場合、消耗品の交換をきちんとしていれば10年ほど持つこともあります。
逆に、ネットショップなど比較的安価なカメラの場合は、3年ほどしか保たないカメラもあります。一般的には、3年から10年の間でリプレイスが行われます。リプレイスまでの期間は製品の寿命と等しく、機器や消耗品交換、保守などによって同じ防犯カメラでも3倍ほどそのタイミングが変わってきます。
リプレイスのたびに工事費はかかるので、機器代を下げたいのなら寿命の短いものになりますし、工事代金を下げたいのなら、機器代はある程度我慢し、品質の高いカメラを準備したほうが良いです。
防犯カメラリプレイスの主な理由
まだ使える防犯カメラをわざわざリプレイスするのにはいくつかの理由があります。もちろん故障のためにリプレイスすることも多いのですが、特に画素数の変化はこの10年ほどが著しく、多くのお客様が画質向上のために防犯カメラをリプレイスしています。以下に、リプレイスの主な理由を挙げます。
- 画素数アップのため
- 録画期間を長くするため
- 設置場所変更を含めたシステム全体の見直し
- 故障したため
防犯カメラのリプレイスの内容
防犯カメラのリプレイスは、費用をあまりかけないようケーブルをそのまま利用するのが一般的です。そのため、そのケーブルにあった防犯カメラを新しく準備することも多くそこで費用がかさんでしまうこともあります。
防犯カメラのケーブルの種類は大きく分けると2種類あります。【同軸ケーブル】と【LANケーブル】です。図解すると
このような形になります。
どちらの防犯カメラを選択するとコストが安くなるかといえば、断然同軸ケーブルを使った防犯カメラです。大きな工場などはLANケーブルを使った防犯カメラの方を選択したほうが、工事代金を含めると安くなることもあります。
一概にはどちらが良いという事は言えませんが、8割9割のお客様にとっては同軸ケーブルのほうが安くて壊れにくいため、おすすめです。
安くリプレイスするために
上記の内容をリプレイスを安く済ますということにフォーカスしてかみくだくと、同軸カメラは同軸カメラでリプレイスすると良いが、LANにケーブルを使うネットワークカメラは、同軸カメラに変更するために配線を引き直したほうがコストが安くなるため、その両方を比較検討する必要があります。詳しくは、弊社のセキュリティ・プランナーにお問い合わせください。
LANケーブルの防犯カメラは主流になるか
よく、将来的にはLANケーブルの防犯カメラが主流になると言われてはいますが、それは2006年に弊社が創業した頃から言われています。そして今でも、主流はLANケーブルではなく同軸ケーブルの防犯カメラです。
同軸ケーブルの防犯カメラも未だ技術革新は続いており、まだまだ主流として市場に残っていくと思われますので、焦ってリプレイスのタイミングでLANケーブルに引き換える、などということをする必要もはありません。
リプレイスを考えて配線にはしっかりと配管を
どんなケーブルを使ったにせよ、そのケーブル自体が早く劣化してしまうような施工をしている場合は、リプレイスのタイミングで配線の引き直しをしなくてはいけません。
配管や防水、絶縁など、熟練の技術者が施工することで、20年、30年と配線が利用できます。
防犯カメラのリプレイス まとめ
防犯カメラのリプレイス(入れ替え工事)は3年から10年ほどのスパンで行われています。良い機材であれば10年に近くなり、そうでない機材であれば3年に近くなります。また、消耗品の交換や適切な点検はリプレイスのスパンを長くします。
さらにリプレイスで配線の引き直しせず継続利用するためには適切な配管選び配管処理が必要で、しっかりとした技術者が施工すれば30年はケーブルが保ちます。それはリプレイスの費用が下がることを意味します。
ちゃんとした防犯カメラをちゃんとした職人が工事することにより、その寿命は3倍伸びるでしょう。
防犯カメラリプレイスはトリニティーにお任せください
トリニティーは防犯カメラの専門店です。2006年から様々な施設に様々な防犯カメラを導入させて頂いており、たくさんの実績があります。リプレイスに関してもできるだけ費用を抑えるような工法や材料の使い方に熟知しております。逆に古い防犯カメラをリプレイスすることなく、修理しながら使っていくということのSDGs的な観点から推奨する場合もあります。防犯カメラにお困りの際はぜひ、弊社にご相談ください。