オフィスの防犯対策は万全ですか?
侵入対策から防犯カメラ活用までプロが解説
「オフィスの防犯対策って何から始めればいいの?」
「盗難や情報漏洩が心配...でも具体策がわからない」
オフィスでは、侵入窃盗や内部不正による情報漏洩など、さまざまなリスクが年々増加しています。
一度トラブルが起きれば、金銭的な損失だけでなく、企業の信頼も大きく損なわれかねません。
とはいえ、どう対策すればよいかわからない...そんな方も安心してください。
この記事では、基本の備えから最新の防犯設備まで、オフィスに最適な防犯対策をわかりやすく解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- オフィスの防犯対策に悩んでいる経営者や管理者の方
- 何から始めるべきかわからないと感じている方
- 効果的な防犯カメラや設備導入を検討している方
オフィスの安全性を高め、従業員と企業を守るために、今すぐ実践できる防犯対策を一緒に確認していきましょう。
オフィスの防犯対策が今、必要な理由
オフィスの安全対策、つい後回しになっていませんか?
実は、最近のオフィスを取り巻くリスクは、外からの侵入だけではなく、内部の情報漏洩や不審者の侵入などが広がっています。
ここでは、なぜ今オフィスの防犯対策が欠かせないのかを、具体的なデータや事例を交えて紹介していきます。
防犯対策が必要な理由
- 警察庁の統計から見る、事務所を狙った侵入窃盗の実態
- 内部不正による情報漏洩リスクにも注意が必要
- 防犯対策を怠ると企業に及ぶ影響とは
それぞれ、順番に見ていきましょう。
警察庁の統計から見る、事務所を狙った侵入窃盗の実態
「うちの会社は関係ない」と思っていても、オフィスを狙った侵入窃盗は意外と身近なところで起きています。
警察庁の統計では、事務所荒らしの被害は年間3,000件以上報告されており、完全になくなってはいないのが現実です。
参考:警視庁「刑法犯に関する統計資料」
狙われやすいケースには共通点があります。
- 夜間や休日など、無人になりやすいタイミング
- 施錠ミスやガラス破りなど、入りやすい入口がある
- 金庫やノートパソコンなど、持ち出しやすい貴重品が置かれている
こうした状況が重なると、どんなオフィスでもターゲットになる可能性があります。
まずは、実際に起きている被害の傾向を知ることから、防犯対策を始めてみましょう。
内部不正による情報漏洩リスクにも注意が必要
オフィスの防犯対策は、外部からの侵入だけでなく、社内からの情報漏洩にも目を向ける必要があります。
たとえば、退職者が顧客リストを無断で持ち出したり、営業データが競合他社に流出した事例も報告されています。
- 転職先でのデータ流用
- USBメモリによる情報持ち出し
- 意図的な情報の漏洩
こうしたリスクを防ぐには、監視カメラの設置や入退室管理の導入が有効です。内部対策も、オフィスの安全確保には欠かせない要素です。
防犯対策を怠ると企業に及ぶ影響とは
防犯対策を後回しにしていると、思わぬトラブルが企業の信頼や経営に大きな影響を及ぼすことがあります。
たとえば、侵入窃盗や情報漏洩が発生した場合、金銭的な被害にとどまらず、取引先や顧客からの信頼を失ってしまうおそれもあります。起こりうる影響は以下のとおりです。
- 社外への情報流出による損害賠償
- SNSなどによる評判の悪化
- 従業員の不安や離職につながるケース
被害が起きてからでは手遅れになることもあるため、早めの対策が重要です。
「何から防犯を始めたらよいかわからない」とお悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
実際にあったオフィス犯罪3選
ここでは、実際にあった被害事例を3つ紹介します。どれも他人事では済まされない内容です。
実際の被害事例
- 窓ガラスを割って侵入、金庫を破壊された事務所荒らし
- 退職者による機密データの持ち出しと転職先での流用
- 受付をすり抜けた不審者による盗撮・窃盗行為
順番に見ていきましょう。
①窓ガラスを割って侵入、金庫を破壊された事務所荒らし
人のいない夜間のオフィスは、窃盗犯にとって狙いやすい場所です。
実際、窓ガラスを割って侵入され、金庫を破壊されるという被害が発生しました。裏口の窓に防犯対策が施されておらず、オフィスが無人だったことから、侵入に気づくまでに時間がかかってしまったのです。
ガラスの補強や監視カメラの設置が行われていれば、未然に防げた可能性もあります。ほんの少しの油断が、思わぬ損失につながるかもしれません。
②退職者による機密データの持ち出しと転職先での流用
退職した社員による情報の持ち出しは、オフィス内で起こりうる代表的なリスクの一つです。
実際に、顧客リストや営業資料がUSBメモリで持ち出され、転職先で活用された事例もあります。このような内部不正は、企業の信頼を損ねるだけでなく、法的トラブルにも発展しかねません。
対策としては、ファイルの取り扱いや社員の行動を記録・確認できる仕組みを導入することで、不正の抑止効果が期待できます。
③受付をすり抜けた不審者による盗撮・窃盗行為
「受付があるから安心」と思っていても、ちょっとした隙を突かれるケースは少なくありません。
実際に、来客を装った不審者が受付をすり抜け、社内を歩き回ってスマホで撮影を行ったり、置かれていた私物を盗んでいったという被害も起きています。
顔を知らない人が出入りするオフィスでは、目視だけのチェックには限界があります。「誰でも入れる空間」になっていないか、今一度確認しましょう。
今日から始める!オフィスで実践できる基本の防犯対策
防犯対策というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、ちょっとした見直しだけでもリスクを減らすことができます。
ここでは、オフィスで手軽に始められる基本的な防犯対策を3つご紹介します。
基本的な防犯対策3選
- 窓やドアの施錠を見直す
- 社内ルールと教育による人のセキュリティ強化
- オフィスの外観を見通しの良い設計に整える
①窓やドアの施錠を見直す
オフィス防犯の基本は、やはり「施錠の徹底」です。
どれだけ高性能な防犯機器を導入していても、鍵が開いていては意味がありません。
実際に発生している事務所荒らしの多くは、無施錠や簡易な鍵をこじ開けての侵入によるものです。
とくに、窓や裏口などの普段あまり使わない場所が狙われやすい傾向にあります。
まずは、毎日の施錠チェックをルール化することが効果的です。必要に応じて、補助錠の設置や防犯性の高い鍵への交換も検討しましょう。
②社内ルールと教育による「人」のセキュリティ強化
オフィスの防犯は、設備だけでなく「人の意識」によっても左右されます。
どんなに最新のシステムを導入していても、日々の対応が甘ければリスクは残ります。
たとえば、次のようなルールや取り組みが効果的です。
- 来客時には必ず身分を確認し、記録を残す
- 退勤前にはドアや窓の施錠をチェックする
- 個人情報を扱う端末にはパスワードロックを設定する
- 年に1回は防犯マニュアルの内容を見直す
こうした基本を徹底することで、社内全体の防犯意識を高め、トラブルの未然防止につながります。
③オフィスの外観を見通しの良い設計に整える
外からの視線が届きにくいオフィス環境は、侵入者にとって都合の良い環境になってしまします。
そのため、防犯を考えるなら「見通しの良さ」を意識した外観づくりが重要です。
注意すべきポイントは次のとおりです。
- 出入り口付近に物置や植木を置きすぎない
- 建物周辺に死角となるフェンスや塀をつくらない
- 夜間でも見えるように外灯やセンサーライトを設置する
こうした工夫で、「見られている」と感じさせる環境を整えれば、犯罪の抑止につながります。
まずはオフィス周囲を一周して、死角となっている場所がないか確認してみましょう。
設備とシステムでさらに強化する防犯対策
基本的な防犯対策に加えて、設備やシステムを活用することで、オフィスの安全性はさらに高まります。
とくに、侵入の予防だけでなく、証拠の記録や人物の管理まで対応できる点が大きなメリットです。
ここでは、オフィス防犯を支える代表的な対策をご紹介します。
代表的なオフィスの防犯対策
- 窓からの侵入対策には防犯フィルム
- 入退室管理システムで部外者の侵入を防ぐ
- 防犯カメラの設置で抑止と記録を両立する
それぞれの設備が持つ役割を理解し、オフィスの環境に合った対策を選ぶことが重要です。
窓からの侵入対策には防犯フィルム
防犯フィルムは、ガラス破りによる侵入を防ぐための有効な対策です。
防犯対策の中では見落とされがちですが、比較的手軽に導入できる点も魅力的です。主なメリットは以下のとおりです。
- 窓ガラスが割れにくくなり、犯行をあきらめさせる効果が期待できる
- 既存の窓にも貼れるため、導入しやすい
- 災害時のガラス飛散によるケガを防ぐ飛散防止対策としても役立つ
目立ちにくい対策ながら、しっかりと効果を発揮するのが防犯フィルムの特徴です。オフィスの安全性を高める手段として、ぜひ導入を検討してみてください。
防犯フィルムの詳細はこちら
入退室管理システムの導入で部外者の侵入を防ぐ
受付をすり抜けたり、社員を装って侵入されたというケースは決して珍しくありません。そのリスクを減らすうえで効果的なのが、入退室管理システムの導入です。
このシステムを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
- 誰が・いつ・どこに出入りしたかの記録が残る
- 登録者以外は入室できないため、物理的に制限できる
- トラブル発生時も、履歴をもとに状況を確認できる
見た目だけでは判断できない不審者の侵入を防ぐには、「記録」と「制限」を両立できるシステムが有効です。
オフィスの入退室を可視化・管理する仕組みとして、ぜひ導入を検討してみてください。
入退室管理システムの詳細はこちら
防犯カメラの設置で「抑止」と「記録」を両立
防犯カメラは、「見られている」という意識を与えることで、犯罪を未然に防ぐ効果があります。
さらに、万が一トラブルが発生した際にも証拠映像として記録が残せるのが大きな強みです。防犯カメラ設置による主なメリットは以下のとおりです。
- 不審者に対して心理的なプレッシャーを与えられる
- トラブル発生時に映像で状況を振り返ることができる
- 外出先からでも遠隔で映像を確認できる
「抑止」と「記録」の両立を実現できる防犯カメラは、オフィスの安全対策において欠かせない存在です。
防犯カメラの導入をご検討中の方は、ぜひお気軽に弊社へお問い合わせください。
防犯カメラが今、選ばれている3つの理由
近年、防犯カメラは以前よりも導入しやすくなり、オフィスでも当たり前の存在になってきました。
では、なぜこれほど多くの企業が防犯カメラを選んでいるのでしょうか?
その理由は、防犯対策だけにとどまらない「使える機能」が増えているからです。
ここでは、防犯カメラが選ばれる3つの理由をご紹介します。
選ばれている3つの理由
- 犯罪の抑止と証拠の確保で、オフィスを守る
- AIによる人の動きの検知で、リアルタイムに対応
- 離れた場所からでも映像確認ができる
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
犯罪の抑止と証拠の確保で、オフィスを守る
防犯カメラは、映像を記録する役割に加え、犯罪の抑止にも効果を発揮します。
「見られている」と感じさせる環境は、不審者の行動を未然に防ぐ上で有効です。
たとえば、建物の出入口や人通りの少ない場所にカメラが設置されているだけで、侵入をためらうケースもあります。
また、万が一トラブルが発生した際には、映像記録が状況の把握や責任の明確化に役立ちます。
防犯カメラを導入すると得られる主な効果は、次のとおりです。
- 犯罪行為や不審な動きに対する抑止力
- 侵入・盗難・社内トラブルなどの証拠を客観的に記録
- 映像をもとに迅速かつ適切な対応が可能になる
抑止と記録という2つの機能を両立できる防犯カメラは、オフィスの安全対策において欠かせない存在といえます。
AIによる人の動きの検知で、リアルタイムに対応
トリニティーのAI人検知システムは、防犯カメラが侵入者を検知しスマホへ通知するシステムです。
リアルタイムで通知されるため、不審人物の侵入にも迅速に対応できます。
常時モニターを確認し続ける必要がなく、現場の負担も大きく軽減されます。
導入によって得られる主なメリットは以下のとおりです。
- 侵入者を検知すると画像付きでスマホに即時通知
- 複数人に通知可能で社員間の情報共有もスムーズ
- 既存のカメラにも後付け可能で導入しやすい
監視の自動化と精度の高さを両立するAIカメラは、オフィスの防犯対策に新しい選択肢を提供します。
AIカメラシステムの詳細はこちら離れた場所からでも映像確認ができる
防犯カメラの映像は、もはや「現地で見る」時代ではありません。
現在は、スマートフォンやパソコンを使って、どこにいてもリアルタイムで映像を確認できる遠隔監視が主流になりつつあります。
とくに、複数拠点の管理や夜間・休日の確認が求められるオフィスでは、遠隔監視の導入は大きな安心につながります。
主なメリットは以下のとおりです。
- 本社から複数拠点の映像を一括で把握できる
- 業務効率化やトラブルへの早期対応が可能
- 国内外問わずどこからでも映像を確認できる
導入を検討すべきかお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
なぜ選ばれているのか?トリニティーの防犯カメラ
数ある防犯カメラの中から、なぜトリニティーが選ばれているのか。
それは、単に防犯カメラなどの機器を売るだけでなく、お客様のお悩みや課題に向き合い、運用までを見据えた提案を行っているからです。
ここでは、トリニティーが選ばれる3つの理由をご紹介します。
トリニティーが選ばれる3つの理由
- 最適な機種と設置位置をご提案可能
- 防犯カメラ以外の幅広いセキュリティに対応
- 離れた場所からでも映像確認ができる
最適な機種と設置位置をご提案可能
防犯カメラを導入する際、「どの機種を選べばよいのか」「どこに設置すべきか」とお悩みの企業様は少なくありません。
実は、防犯カメラは機種の性能だけでなく、設置場所によっても効果が大きく変わるため、慎重な判断が求められます。
トリニティーでは、施設のレイアウトや人の動き、リスクの高い場所などを丁寧にヒアリングしたうえで、お客様の環境に合った最適な機種と設置位置をご提案しています。
現場を熟知したスタッフが対応するため、設置に不安のある方も安心してご相談いただけます。
防犯カメラ以外の幅広いセキュリティに対応
防犯対策として防犯カメラはもちろん重要ですが、それだけでは十分とは言えません。
トリニティーでは、カメラだけでなく、オフィスや施設に合わせた多角的な防犯対策を提案しています。
たとえば、以下のような対策を組み合わせることで、より強固なセキュリティ体制を構築できます。
- 防犯フィルム
- 入退室管理システム
- センサーライト
- AI人検知システム
これらの対策を適切に組み合わせることで、より効果的な防犯を実現できます。
防犯カメラと一緒に、他のセキュリティ機器を導入したい方は、ぜひご相談ください。
中小企業でも導入しやすい初期費用0円のレンタルプラン
「防犯カメラを導入したいけれど、初期費用が気になる」
そんなお悩みをお持ちの方にこそ、トリニティーの防犯カメラレンタルプランがおすすめです。
初期費用は一切かからず、設置からアフターサポートまでしっかりとサポートいたしますので、初めての方でも安心して導入できます。レンタルプランの主な特徴は以下の通りです。
レンタルプランの主な特徴
- 機器代・設置工事費・保証がすべてコミコミ
- 月額定額制で、予算が立てやすい
- レンタル期間中は永年保証付きで安心
- 機器故障時の出張修理・HDDなどの消耗品交換対応
専門スタッフが設置・設定を丁寧にサポートいたします。
費用を抑えながら、安心・安全な防犯体制を整えたい中小企業様に最適なプランです。まずはお気軽にご相談ください。
【よくある質問】オフィスの防犯対策について
最後にオフィスの防犯対策についてよくある質問をご紹介します。
- 防犯対策の基本は何から始めればいいですか?
- まずは「施錠の徹底」と「外部からの見通しの良さ」の確認が基本です。
窓やドアの施錠を見直し、死角になりやすい場所を把握することで、防犯の土台を整えることができます。
そのうえで、防犯カメラや照明設備の導入を検討するとよいでしょう。 - 小規模オフィスにも必要ですか?
- 規模にかかわらず、防犯対策は必要です。
人の出入りが限られる小規模オフィスこそ、不審者の侵入や内部トラブルに気づきにくいケースがあります。
最小限の対策でも、万が一のリスクを減らす効果があります。 - カメラ設置の際にプライバシー上の注意点は?
- オフィスへ防犯カメラを設置する際は、プライバシーへの配慮が欠かせません。
トイレや更衣室、休憩室などの私的空間には設置せず、監視の目的や範囲を明確にすることが重要です。
従業員への事前説明や掲示も忘れないようにしましょう。
オフィスの防犯対策はトリニティーにお任せください
オフィスの防犯対策で大切なのは、従業員の安全や機密情報をしっかり守ることです。
特に、夜間や人の少ない時間帯は、侵入や不正行為のリスクが高まるため、万全な対策が求められます。そんなときに頼りになるのが、防犯カメラの存在です。
カメラを設置することで、「どこで何が起きているのか」をリアルタイムで確認できるうえ、万が一のトラブル時にも証拠をしっかり記録できます。
「防犯対策をしたいけど、何から始めればいいのかわからない」そんな不安をお持ちの方も、ご安心ください。
弊社は、現地調査から設置工事、導入後のメンテナンスまでトータルサポートいたします。現地調査は無料です。まずはお気軽にお電話、メール、LINEにてご相談ください。