監視カメラの種類はなぜ白が多い?
天井についてる白いやつの正体やおすすめ機種を紹介
「天井についてる白いやつ、あれって監視カメラ?」
「監視カメラって白ばかりだけど、他にないの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
このページでは、そんな疑問に対して、以下の内容を解説しています。
この記事でわかること
- 天井の白いドーム状の機器の正体
- 監視カメラの種類には白が多い理由
- 白以外の監視カメラ
「色」にまつわる監視カメラの疑問を一気に解決します。
なお、弊社トリニティーでは、白以外の監視カメラもご提案できますので、導入を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。
天井についている白くて丸いドームの正体
天井についている白くて丸いドームの正体は、「人感センサー」の可能性が高いです。
ただし、他の機器である可能性もあるので、ここでは、白いドームの正体について以下3つを紹介します。
ここで解説すること
- 人感センサーの可能性が高い
- 火災報知器のケースもある
- 防犯カメラならレンズが見える
順番に見ていきましょう。
人感センサーの可能性が高い
天井にある白くて丸い機器は、人感センサー(パッシブセンサー)である可能性が高いです。
人感センサーは、人が発する熱(赤外線)を感知し、照明の自動点灯や警報システムの起動に使われます。
主にオフィスや店舗、施設の廊下や出入口などに設置され、形状がドーム型のため防犯カメラと見た目がよく似ているのが特徴です。
以下のような特徴があれば、人感センサーの可能性が高いでしょう。
- レンズのようなパーツが見当たらない
- 常時点灯やLEDランプの点滅がない
- 側面や底面に小さな通気孔やセンサー部分がある
- 人が通ると照明が自動で点灯する場所にある
最近では、人感センサーの代替としてAIカメラが導入されるケースも増えています。
パッシブセンサーの仕組みに関しては、以下のページも参考にしてみてください。
火災報知器のケースもある
天井に設置された白いドーム状の機器は、「火災報知器」である場合もあります。
飲食店や施設、マンションの共用部では、煙や熱を感知するセンサー付きの警報器が設置されていることが多く、形状が防犯カメラと似ているため見分けがつきにくいです。
以下のような特徴があれば、火災報知器の可能性が高いため、気になったら確認してみましょう。
- 本体に複数の小さな通気口がある
- レンズがなく、撮影用のパーツが見当たらない
- 非常時に大音量の警報を発する仕様になっている
防犯カメラと間違えやすいですが、火災報知器は火災時に警報を発する専用の設備です。
レンズがない・小さな通気口があるといった特徴が見分けるポイントになります。
監視カメラならレンズが見える
天井についている白いドーム型の機器が監視カメラである場合、「レンズが見える」のが特徴です。
防犯カメラは、映像を記録・監視するための機器であり、以下のような特徴があります。
- 半透明のカバー内にレンズが透けて見える
- よく見るとレンズが中央または横に配置されている
- 赤外線LEDがレンズ周囲に並んでいることがある
- モデルによっては録画中を示す小さなランプが点灯する
ドーム型の監視カメラは、人感センサーや火災報知器と似た形状ですが、レンズの存在が判断材料になります。
なぜ監視カメラは「白」が多いのか?
監視カメラといえば、「白い機器」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実際、オフィスや店舗、施設で導入されているカメラの多くは白を基調としています。
ではなぜ、監視カメラには白が多いのでしょうか?
それには以下のような理由があります。
監視カメラに白が多い理由
- 熱がこもりにくい印象がある
- 建物に溶け込みやすく威圧感を抑えられる
- 犯罪抑止力を高めるために目立たせている面もぐ
ここからは、監視カメラに白が多い理由を3つの視点から詳しく解説していきます。
熱がこもりにくい印象がある
防犯カメラは屋外に設置されることも多いため、熱対策の観点から白い機器が選ばれる傾向があります。
白は太陽光を反射しやすく、黒や濃い色に比べて熱がこもりにくいという特性があるためです。
とはいえ、防犯カメラの場合、あくまで「白の方が熱くなりにくい可能性がある」という程度で、実際には黒や他の色の機種でも問題なく屋外設置が可能です。
実際の性能に大きな差があるわけではありませんが、「白のほうが熱に強そう」という印象が、選ばれる一因になっているとも考えられます。
建物に溶け込みやすく威圧感を抑えられる
監視カメラに白が多い理由のひとつに、空間になじみやすく、目立ちすぎないことが挙げられます。
とくに天井や壁が白系で統一されている建物では、白いカメラは周囲に自然と溶け込み、設置していても圧迫感を与えにくいという利点があります。
以下のような場所で、白い監視カメラは効果的です。
- 商業施設や店舗で、お客様に威圧感を与えたくない
- 医療機関や介護施設で、安心感と配慮を重視したい
- オフィスで景観を損ねずに設置したい
このように、防犯性と空間デザインの両立ができる点も、白いカメラが選ばれやすい理由の1つです。
犯罪抑止力を高めるために目立たせている面も
白い監視カメラが多い理由には、あえて「目立たせる」ことで犯罪を抑止するという目的もあります。
防犯カメラの設置は、犯行を未然に防ぐ「見せる防犯」としても有効です。
施設の外観や壁面が濃い色の場合、白いカメラは背景から浮きやすく、視認性が高まることで「監視されている」と意識させやすくなります。
さらに、バレット型のような形状に威圧感がある機種を選べば、より強い抑止効果も期待できるでしょう。
具体的には以下のような心理的効果が見込まれます。
- 見つかるリスクを感じ、侵入をためらう
- 映像が証拠になると考え、犯行を断念する
- 顔を映されるのを嫌い、ターゲットから外す
白は、周囲に自然になじみながらも、存在感をしっかり伝えられる色として、防犯性とバランスを両立できるのが魅力です。
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【プロ推薦】白い監視カメラおすすめの種類3選
ここからは、プロの視点で選んだ白い監視カメラのおすすめ機種を3つご紹介します。
どれも性能・デザイン・使いやすさのバランスが取れており、店舗やオフィス、ご家庭にも適したモデルです。
プロおすすめ白い監視カメラ3選
- 200万画素小型バレットカメラ「TR-103Q」
- 定番の防犯カメラ「TR-8001/TR-9001」
- AI機能搭載防犯カメラ「TR-IP8510/TR-IP9510」
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
200万画素小型バレットカメラ「TR-103Q」
「TR-103Q」は、トリニティーが提供する200万画素の小型バレット型監視カメラです。
コンパクトなサイズながら、フルHDの高画質映像を提供し、屋外設置にも対応するIP67の防塵・防水性能を備えています。
主な特徴
- 200万画素の高解像度
- 赤外線照射距離30mで夜間や暗所の撮影も可能
- 小型・軽量設計で設置場所を選ばない
小型ながら高性能で、防犯効果の高い種類です。
定番の防犯カメラ「TR-8001/TR-9001」
TR-8001/TR-9001は、トリニティーが提供する機種では定番の防犯カメラです。
威圧感を高めたいときはバレット型のTR-8001、目立たせたくないときはTR-9001を使うなど、目的に応じて選択できます。
主な特徴
- 200万画素フルHD画質のきれいな映像を記録できる
- 赤外線照射で暗所でも鮮明に撮影できる
- 映像補正機能で強い光が当たる場所にも強い
弊社の防犯カメラのなかでは、ベーシックながら、日常の防犯には十分な機能を備えたカメラです。
AI機能搭載防犯カメラ「TR-IP8510/TR-IP9510」
TR-IP8510/TR-IP9510は、AI機能を搭載した高性能カメラです。より機能の高い防犯カメラを設置したい方に向いています。
主な特徴
- 500万画素の高画質
- 赤外線機能で夜間・暗所でも撮影可能
- AI機能で人物の侵入を検知可能
TR-8001/TR-9001と同様に、状況に応じてドーム型とバレット型のどちらを設置するか選定できます。
黒い監視カメラとの違いとは?
白い監視カメラが多い中で、あえて「黒」を選ぶケースも少なくありません。
黒いカメラは、デザインだけでなく、防犯の「目的」によって選ばれることが多いです。
たとえば、黒は目立ちやすいため、以下のようなシーンで効果を発揮します。
- 強い威嚇効果を狙いたい場所(裏口・倉庫・人気の少ない通路など)
- 「監視している」と明確に伝えたいエリア
- 外壁が白く、カメラを目立たせたい場合
弊社トリニティーの「TR-451VQ」も、黒い筐体の防犯カメラです。
ソニー製のイメージセンサ「スターヴィス」を搭載しており、夜間でも鮮明に撮影できます。
白と黒、どちらを選ぶかは「防犯の目的」と「設置環境」で判断しましょう。
カメラカバーは白だけじゃない!選べる4色
防犯カメラといえば白が定番ですが、トリニティーではインテリアや建物の雰囲気に合わせて選べる4色のカラーカバーを提供しています。
弊社が提供しているカラーバリエーションは以下のとおりです。
カラーバリエーション
- ブラック
- ウッド(茶色)
- レッド
- ブルー
これらのカラーカバーは、200万画素/400万画素のドーム型防犯カメラに対応しており、建物の美観を損なうことなく、防犯対策を強化できます。
「防犯カメラの色にもこだわりたい」「設置場所に合わせたい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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白い監視カメラの種類を選ぶときのポイント
白い監視カメラには多くの種類があり、設置場所や目的によって最適なモデルが異なります。
この章では、ただ白いからというだけでなく、監視カメラを選ぶ際にチェックすべきポイントを2つに絞って解説します。
カメラ選びの2つのポイント
- 設置場所や日射条件に応じて選ぶ
- 用途別(監視/威嚇/記録)に最適な機能を見る
それぞれの視点から、失敗しない選び方を見ていきましょう。
設置場所や日射条件に応じて選ぶ
白い防犯カメラを選ぶ際は、どこに設置するかを明確にしておくことが大切です。
屋外と屋内では必要な性能や耐久性が異なるため、設置環境に合った機種を選びましょう。
とくに屋外設置の場合は、直射日光や風雨の影響を受けやすいため、耐候性にも注意が必要です。
たとえば、以下のようなポイントを意識すると失敗しにくくなります。
- 屋外:防水・防塵性能(IP65以上)があるか
- 屋内:目立ちにくく、天井や壁と調和するデザインか
- 共通:夜間でも撮影できる赤外線LEDが搭載されているか
設置環境をしっかり見極めたうえで、防犯効果もデザイン性も満たせるカメラを選ぶのがおすすめです。
用途別(監視/威嚇/記録)に最適な機能を見る
監視カメラは、「何のために使うか」によって選ぶべき機能が変わります。
ただ設置するだけでなく、目的に合った性能を持つカメラを選ぶことで、より効果的な防犯対策が可能です。
たとえば、以下のような目的別に機能をチェックしましょう。
- 【監視用】高画質(200万画素以上)・遠隔監視対応
- 【威嚇用】バレット型・AI搭載カメラ
- 【記録用】夜間撮影対応・マイク付き防犯カメラ
白いカメラは威圧感を抑えながらも視認性があるため、「目立たせすぎずに防犯したい」場所に適しています。
目的がはっきりしていれば、必要な機能も自然と見えてきます。
選び方に迷ったらプロに相談
弊社にお問い合わせいただくお客様のなかにも、「防犯カメラを自分で調べて設置しようと思ったけど、難しくて諦めた」とお話される方もいらっしゃいます。
そのようなお悩みを抱えている方も、ぜひ安心して弊社にお問い合わせください。
私たち「株式会社トリニティー」は、年間を通じて数多くの防犯カメラ設置を行っており、お悩みに解決できるノウハウと実績があります。
白い防犯カメラ以外のカメラも希望に合わせてご提案が可能です。
費用が気になって導入に踏み切れないという方にも、初期費用がかからない「レンタルプラン」をご用意しています。
工事の費用も月額費用に含まれているため、防犯カメラを導入しやすいプランです。
よくある質問
最後に白い監視カメラの種類についてよくある質問を紹介します。
防犯4原則は全部やらないと意味がありませんか?
防犯カメラに白が多い理由は、天井や壁などの建物と自然になじみやすい色だからです。
目立ちすぎず威圧感を与えにくいため、商業施設や住宅など、さまざまな場所で使いやすいカラーとされています。
また、白は適度な視認性もあり、「監視されている」と意識させることで防犯効果を高める役割もあります。
防犯カメラは白と黒のどちらがいいですか?
白と黒、どちらの防犯カメラがよいかは、用途や設置場所に応じて使い分けましょう。
外壁の色や周囲の環境によって、カメラの目立ちやすさは変わるためです。
また、あえてカメラを目立たせて威嚇効果を高めるべきか、それとも目立たせずに自然に設置するべきかは、設置目的によって異なります。
天井についているやつの名前はなんですか?
天井についている白くて丸い機器の名前は、設置目的によって異なります。代表的なものは以下のとおりです。
- 防犯カメラ(ドーム型):監視・記録を行うためのカメラ
- 人感センサー(パッシブセンサー):人の動きを検知して照明や空調を自動制御
- 火災報知器:煙や熱を感知して火災を知らせる設備
外観が似ているため、レンズの有無や設置場所の用途を見ることで見分けやすくなります。
白い監視カメラの種類と選び方に迷ったら
トリニティーにご相談ください
白い監視カメラには、熱対策・威圧感の軽減・空間に自然となじむデザイン性といった多くのメリットがあります。
また、ドーム型・バレット型・AI搭載モデルなど、用途に応じて選べる種類も豊富です。ただ、種類が豊富なので「どのカメラが設置したい建物の環境に合うのか分からない」と悩む可能性もあります。
そんなときは、防犯のプロであるトリニティーにぜひご相談ください。
設置環境や目的に応じたカメラのご提案から、初期費用0円の月額レンタルプランまで、柔軟に対応可能です。
目的に合った1台を選び、安心できる防犯環境を整えましょう。