ナンバープレートが盗まれたら?
正しい対処法と盗難防止策をすべて解説!
近頃、車のナンバープレートを狙った盗難被害が増えてきています。
「まさかうちの車が…」と思っていたら、ある朝ナンバーが消えていた、そんな事例も少なくありません。
もしものときにも落ち着いて対応できるように、このページでは、ナンバープレートを盗まれてしまった際の正しい対処法と、今すぐ始められる予防策について、わかりやすくご紹介しています。
「盗まれたらどうなるの?」「警察への届け出って面倒?」「再発防止には何をすればいいの?」
そんなご不安や疑問に、このページでしっかりお答えいたします。
なぜナンバープレートが盗まれるの?その目的とは
「ナンバープレートなんて盗んで、何の意味があるの?」
そう思われる方も多いかもしれません。ですが、実はナンバープレートの盗難には、はっきりとした目的があるのです。
なりすまし・偽装に使われるケース
- 盗難車や無登録車に盗んだナンバーを取り付ける
- 規の車両に見せかけることで、不正車両が堂々と走行可能に。
- 防犯カメラや警察の目をごまかす
- カメラに映っても、盗難ナンバーでは持ち主本人に疑いがかかる可能性。
犯罪に悪用されるケース
- 強盗やひったくりの逃走車両に使われる
- 犯人が第三者のナンバーで犯行に及び、後日無関係な持ち主が疑われることも。
- ガソリンスタンドでの無銭給油や有料道路の不正通行にも利用
- ナンバーさえあれば“普通の車”として利用されてしまう。
ナンバープレートの盗難は、「知らない間に犯罪に巻き込まれる」危険性すらある深刻な問題です。
だからこそ、盗まれる前に備えることが何よりも大切です。
実際に起きたナンバープレート盗難被害
名古屋市のケース
実際に、名古屋市のある駐車場では、たった一晩で4台の車がナンバープレートを盗まれる事件が起きています。
しかも被害はその駐車場だけにとどまらず、近隣の複数の駐車場でも同様の盗難が確認されており、計画的かつ広範囲にわたる犯行である可能性が指摘されています。
このような事例からも明らかなように、ナンバープレートの盗難は決して軽く見てはいけない問題です。
知らぬ間に犯罪に巻き込まれるリスクを防ぐためにも、早めの対策と、正しい知識を身につけておくことが大切です。
ナンバープレート盗難を防ぐ!事前にできる対策5選
ナンバープレートの盗難は、ある日突然、誰にでも起こりうる身近なトラブルです。
しかし、日ごろから少し気をつけておくだけで、防げる被害もたくさんあります。
ここでは、ナンバー盗難を未然に防ぐための対策を7つご紹介します。できるものから取り入れて、愛車をしっかり守っていきましょう。
盗難防止ネジ(ロックボルト)を取り付ける
もっとも基本的かつ有効な対策が、専用の盗難防止ネジを使うことです。
一般的なドライバーでは外せない形状になっており、専用工具を持っていない限り簡単には外せません。
カー用品店やディーラーでも取り付けが可能なので、すぐにでも導入をおすすめします。
もちろん、ご自身で交換することも可能ですが、専用の工具を無くしてしまうと後から自分でも外せなくなるリスクがあります。
作業後は、工具を車内や整備記録と一緒にしっかり保管しておくことをおすすめします。
夜間でも明るい駐車場を選ぶ
ナンバープレートの盗難は、人目につきにくい夜間に発生しやすい傾向があります。
そのため、照明があり見通しの良い駐車場を選ぶことが防犯対策として有効です。
月極やコインパーキングでは、照明や防犯カメラのある場所を選ぶようにしましょう。
また、自宅の駐車スペースには、センサーライトを設置するのがおすすめです。
人が近づくと自動で点灯し、不審者への威嚇効果が期待できます。
小さな工夫でも、盗難のリスクを大きく下げることにつながります。
ボディーカバーをかける
車にボディーカバーをかけることも、ナンバープレート盗難の抑止に効果的です。
カバーがあることで、ナンバーを外すにはひと手間かかるため、犯人にとって手間のかかる車=避けたい車という印象を与えやすくなります。
カバーは防犯だけでなく、雨風や紫外線による劣化防止にもつながるため、一石二鳥の対策です。
防犯カメラの設置
防犯カメラの存在は、ナンバープレート盗難の大きな抑止力になります。
「撮られているかもしれない」という意識が、犯行をためらわせる効果につながるためです。
最近では、夜間でもカラーで録画できる高性能なカメラも増えており、暗い場所でも犯人の服装などをはっきり記録できる機種も登場しています。
自宅に駐車スペースがある方は、人感センサー付きライトとあわせて設置することで、より高い防犯効果が期待できます。
狙われやすいナンバーの特徴を知っておく
ナンバープレートの盗難には、特定の「狙われやすい数字の並び」があると言われています。
たとえば、
- 上2ケタまたは下2ケタが同じ数字(例:1100、1122)
- 人気のある1ケタ・2ケタナンバー(例:・・・1、・・11)
といった、見た目の印象が強い番号や覚えやすい数字が狙われやすい傾向にあるようです。
実際、ある高級住宅街で起きたナンバープレート連続盗難事件では、盗まれた車の多くがこのような特徴的なナンバーを付けていたことが報道されています。
参考:ナンバープレートがない…高級住宅街で連続盗難 狙われた数字の謎ご自身のナンバーがこうした傾向に当てはまっている場合は、少し注意が必要かもしれません。
「うちのナンバー、もしかして狙われやすいかも…」と感じられた方は、盗難防止ネジを取り付けたり、防犯カメラを設置したりと、早めの対策を考えてみてはいかがでしょうか。
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もし盗まれたら?冷静に対応するための基礎知識
ナンバープレートが盗まれてしまうと、驚きや不安でどう対応すればよいか迷ってしまうものです。
そんなときに慌てず行動できるよう、事前に正しい対処法を知っておくことが大切です。
このページでは、警察への届け出から再発行の手続きまで、必要な対応を順を追ってわかりやすくご紹介します。
警察への通報・盗難届の提出
ナンバープレートが盗まれたら、まず警察に通報し、盗難届を提出しましょう。
警察署または交番で事情を説明すると、「盗難届受理番号」や「盗難届出証明書(盗難受理証明書)」を発行してもらえます。
これは、後ほどナンバープレートを再発行する際に必要な書類となりますので、大切に保管してください。
仮ナンバーの取得
警察で盗難届が受理され、受理番号を受け取った後は、ナンバープレート再交付の手続きを行います。
普通車の場合、ナンバーの封印作業が必要なため、車を陸運局などに持ち込む必要があります。
ただし、ナンバープレートを盗まれた車は、そのままでは公道を走ることができません。
そのため、再交付のために車を動かす場合は、仮ナンバーを取得するか、搬送業者などに依頼する必要があります。
ナンバープレートの再交付を受ける
盗難届を提出したあとは、最寄りの運輸支局(または軽自動車検査協会)で、新しいナンバープレートの再交付申請を行います。
手続きには、盗難届出証明書・車検証・本人確認書類などが必要です。
事前に必要書類を確認し、スムーズに手続きできるよう準備しておきましょう。
防犯カメラでナンバープレートを守る!
ナンバープレートの盗難は、人目につきにくい夜間に発生しやすいと言われています。
そんな被害を防ぐためには、暗い場所でもしっかり映せる防犯カメラの設置がおすすめです。
ナンバープレート狙いに強い!おすすめ防犯カメラ
夜間でもカラーで記録できる安心感
TR-IP8520-AIS、夜間でも明るくカラーで撮影できる、AI搭載の400万画素スターライトカメラです。
暗い場所でも白黒にならず、犯行時の服装や車両の色までしっかり確認できます。
TR-IP8520-AISの主な特長
- 夜間でもカラーで撮影
- AI機能で人物・車両を自動検知(※オプション対応)
- 400万画素の高精細映像で記録も鮮明
ナンバープレートの盗難対策として、「夜でもきちんと映ること」は非常に重要なポイントです。
「暗くて映っていなかった…」といった事態を防ぐためにも、確実に記録できる安心感を、ぜひこのカメラでご体感ください。
駐車場管理にぴったり!遠隔監視でいつでも映像チェック
「駐車場の様子をすぐに確認したい」
「不審な動きがあったらすぐに気づきたい」
そんな方にぴったりなのが、スマホやパソコンからリアルタイムで映像を確認できる遠隔監視機能です。
自宅の駐車場はもちろん、月極パーキングや店舗の敷地内など、さまざまな場所で活用されています。
外出中でもスマホから状況をチェックできるため、「ちょっと気になる…」というときもすぐに確認できて安心です。
初期費用0円で始める!駐車場用レンタル防犯カメラ
「防犯カメラを設置したいけれど、費用が心配で踏み出せない…」
そんな方でも安心して始められるのが、初期費用0円で利用できる防犯カメラのレンタルプランです。
月々の定額料金だけで、最新のAIカメラや夜間カラー撮影対応モデルを導入できるため、駐車場の防犯対策を手軽に始めたい方にぴったりです。
「ナンバープレートの盗難が心配」「万が一の備えをしておきたい」というお悩みがある方は、まずはお気軽にご相談ください。
レンタルのメリット
- 初期費用ゼロで防犯対策をスタート可能
- カメラ・レコーダー・設置工事すべて込み
- 故障時の出張修理や機器交換にも対応
- HDDなどの消耗品交換も無償で対応
費用を抑えながら、効果的な防犯対策をしたい方におすすめです。
【屋外対応】工事不要で簡単に設置できるカメラもおすすめ
「防犯カメラの設置費用はなるべく抑えたい」
「自分で簡単に取り付けられるカメラがほしい」
そんな方には、工事不要で使える屋外対応カメラ「みはるっくコネクト」がおすすめです。
電源さえあれば、ご自身でお好きな場所に設置可能。面倒な工事は一切不要で、初めての方でも安心してお使いいただけます。
SIM付きプランでネットがない場所でもOK
「Wi-Fiがない屋外駐車場でも使いたい…」という方には、SIM付きプランがおすすめ。
インターネット環境がない場所でも、リアルタイムでの遠隔監視が可能です。
料金について
- 初期費用0円
- 月額2,490円(税込)〜でご利用可能
ご希望の方には短期レンタルプランもご利用いただけます。
よくある質問(Q&A)
Q.ナンバープレートが盗まれたまま運転したら違法?
A.はい、違法です。
ナンバープレートは、道路運送車両法で取り付けが義務づけられており、ナンバーのない車で公道を走行することは禁止されています。
ナンバープレートを盗まれた場合は、すぐに警察へ届け出たうえで、再交付の手続きを行いましょう。
Q.ナンバープレートの再発行にお金はかかる?
A.はい、ナンバープレートの再発行には費用がかかります。
目安としては、1枚あたり1,500円〜2,000円前後が一般的です(地域やナンバーの種類によって異なります)。
希望ナンバーを再発行する場合は、追加料金が発生することもあります。
Q.ナンバープレートを盗まれたらどうなる?
A.ナンバーのない車は公道を走れないため、仮ナンバーの取得や業者による搬送が必要になります。
また、盗まれたナンバーが犯罪に悪用されるリスクもあります。
盗難に気づいたら、すぐに警察へ通報し、盗難届の提出と再交付手続きを行いましょう。
Q.屋外駐車場でネット環境がない場合でも、スマホで映像は見られる?
A.はい、可能です。
弊社では防犯カメラ専用のSIM付きレンタルプランをご用意しております。インターネットやWi-Fiがない屋外でも、スマホからリアルタイムで映像を確認することができます。
ナンバープレート盗難は「備え」と「初動」がすべて
このページでは、ナンバープレート盗難に関する予防対策や、万が一盗まれてしまった場合の正しい対処法についてご紹介しました。
「まさかうちの車が…」という被害は、いつ誰に起きてもおかしくありません。
だからこそ、日ごろの備えと、万一のときに慌てないための知識がとても重要になります。
弊社では、夜間でもカラーで撮影できるスターライトカメラや、AIで人物・車両を検知するモデルなど、設置環境に応じた最適な防犯カメラのご提案が可能です。
また、初期費用0円で始められるレンタルプランもご用意しておりますので、まずはお気軽に無料の現地調査をご利用ください。
駐車場向け防犯カメラ特設ページ

車上荒らし、ナンバープレートの盗難などを防ぐためにも、駐車場の防犯対策はとても大切です。
駐車場用防犯カメラは、不審者の侵入を抑止し、万が一のトラブル時には映像による証拠の確保にもつながるため、月極駐車場や自宅ガレージにも人気の対策です。
このページでは、駐車場向け防犯カメラの選び方や設置費用の目安を、わかりやすくご紹介しています。
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