「ブレーカー点検・分電盤点検です」は詐欺?
手口・正規点検の見分け方と狙われない対策
ブレーカーや分電盤の「点検」を口実に、不安をあおって交換工事を勧めるトラブルが報告されています。
点検と言われると対応してしまいがちですが、本物かどうかはその場では見分けにくいのが正直なところです。
このページでは、ブレーカー点検・分電盤点検詐欺で多い手口と、正規点検との見分け方をわかりやすく解説します。
詐欺に狙われないための予防策や、万が一の相談先もまとめていますので、いざというときの参考にしてください。
ブレーカー点検・分電盤点検詐欺とは?

「ブレーカー(分電盤)の点検に伺います」などと言って、電力会社やその委託先を装い、自宅に入るきっかけを作ってから、分電盤やブレーカーの交換工事を高額で契約させようとする詐欺です。
実際に国民生活センターでも、電話や訪問で点検を持ち掛け、「すぐに交換しないと漏電して火事になる」などと不安をあおって契約を急がせる例があると注意喚起されています。
参考:「国民生活センター 『分電盤の点検に行きます』の電話から始まる勧誘に注意-2024年度に急増しています」ブレーカー点検詐欺の相談件数(年度別の推移)
国民生活センターの発表によると、相談件数は次のように増えており、2024年度はとくに急増しています。
点検の話が出たときは、その場で決めずに一度立ち止まって確認するようにしましょう。
年度 相談件数 2020年度 10件 2021年度 19件 2022年度 14件 2023年度 39件 2024年度 461件
ブレーカー点検詐欺の被害事例
『点検です』に注意:分電盤交換を迫る手口で書類送検
分電盤の「点検商法」をめぐり、クーリングオフの記載がない契約書を渡した疑いで、男3人が特定商取引法違反などで書類送検された事例が報じられています。
訪問時に「古いから交換した方がいい」「焦げている」などと言って不安をあおり、分電盤の交換工事を勧めたとされています。
出典:「読売新聞 分電盤の点検商法急増 男3人特商法違反容疑 」このような事例を見ると、「だまされるのは特別な人だけ」とは言い切れません。
点検と言われると安心してしまいがちですが、まずはその場で契約しないこと、そして正規の点検かどうかを確認することが大切です。
ブレーカー点検詐欺の手口
電話・訪問から契約までの典型パターン
実在する電力会社名を名乗り、突然電話や訪問をしてくる
よくある言い方
- 「○○電力(送配電)の委託で点検に伺います」
- 「近くを回っていて、順番に点検しています」
怪しいポイント
- 会社名だけ言って、担当部署・担当者名・依頼元がはっきりしない
- 折り返し先が携帯番号だけ/検索しても会社情報が出ない
- 「今から行けます」「今日行きます」など、急に日程を決めようとする
点検を口実にして、分電盤・ブレーカーを見せてほしいと言う
よくある言い方
- 「無料で点検します。すぐ終わります」
- 「分電盤だけ見せてもらえれば大丈夫です」
怪しいポイント
- “点検”を理由にして、家に入ること自体が目的になっていることがある(室内に入れれば、交換工事の話へ持っていきやすい)
- きちんとした点検なら、事前案内(書面)や身分確認が前提になりやすいのに、それがない
「漏電して火事になる」など怖い言葉を使う
よくある言い方
- 「このままだと漏電して火事になります」
- 「焦げています」「危険な状態です」
- 「古いので交換しないと大変なことになります」
怪しいポイント
- 不安を強くして、冷静な判断を奪うのが目的
- その場で“危険”と言われても、こちらは根拠を確認しにくい → ここで即決すると高額契約につながりやすい
「今日中に交換が必要」と契約を迫る
よくある言い方
- 「今日なら安くできます」
- 「今すぐ交換しないと危ないので、今決めましょう」
- 「この場で申込みだけでも」
怪しいポイント
- “今日中”“今だけ”は、断らせないための常套句
- 正常な工事なら、見積・説明・検討の時間があるのが普通
点検を口実にして不安を大きくし、その場で高額な交換契約に持ち込むのが典型的な流れです。
少しでも違和感があれば、一旦断って、依頼元を確認するのが安全です。
ブレーカー点検詐欺と正規点検の見分け方
詐欺にあわないためには、まず「正規の点検はどう進むのか」を知っておくのが安心です。
ここでは、正規点検(法定点検)に見られる基本的な特徴をまとめます。
正規の法定点検(電力会社等)の特徴

- 点検は法令に基づき「4年に1回以上」行われる
- 点検日時は事前に書面で案内される
- 点検日時を電話だけで知らせることはない
- 点検作業員は身分証などを携帯している(確認できる)
逆に、これらの特徴に当てはまらない場合は、その場で判断せず、案内書面や依頼元を確認してから対応しましょう。
ブレーカー点検詐欺は、狙う相手を選んでいる可能性も
ブレーカー点検・分電盤点検の話は、たまたま電話しているだけでなく、あらかじめ地域を回って様子を見たり、下見のような形で情報を集めたりして、狙う相手を決めている可能性もあります。
例えば、こんな点を手がかりに“ターゲット”を選ぶことがあります。
- 日中に在宅していそうか(平日の昼に出入りがある など)
- 高齢者世帯に見えるか(表札・生活の様子・会話の雰囲気など)
- 断りにくそうか(インターホンにすぐ出る/会話が長くなりやすいなど)
そのため、点検の連絡が来ても焦らず、書面の案内があるか/依頼元はどこかをまず確認し、必要なら家族にも共有しておくと安心です。
見逃さないで!注意すべきサイン
玄関ドアやポスト、表札の近くに、見慣れない印(小さなシール・記号・書き込みなど)が付いていたら注意してください。
単なる汚れや配達員の目印の場合もありますが、「下見の可能性もゼロではない」ため、気づいた時点で対応しておくと安心です。
ささいに見えても、やっておきたいこと
- まずは写真を撮って記録しておく(あとで比較しやすい)
- 心当たりがなければ、剥がす/消す(可能な範囲で)
- 近所でも同じような印がないか、家族や周囲と共有する
自宅の防犯が不安な場合は、入口まわりの対策から
下見や訪問が気になる場合は、まずは玄関まわりから対策しておくと安心です。
防犯カメラやセンサーライトなど、ご自宅の状況に合わせてご提案します。
現地調査は無料ですので、お気軽にご相談ください。
詐欺に狙われない家にするための対策
ブレーカー点検詐欺のような訪問詐欺は、「入りやすそう」「話を聞いてもらえそう」な家を選んで近づくことがあります。
だからこそ、最初から訪問しづらい環境をつくっておくと安心です。
① 防犯カメラ(抑止+記録で、効果が大きい)

玄関まわりの対策として、効果を実感しやすいのが防犯カメラです。
カメラが設置されているだけで「この家は記録が残る」と伝わりやすく、下見の段階で避けられるきっかけになります。
おすすめポイント
- 下見の時点で「見られている」印象を与えやすい
- 万が一のときも映像が残り、状況説明や特定に役立つ
- スマホで確認できるタイプなら、不在時でも家族が様子を確認できて安心
② センサーライト(近づいた瞬間に目立たせる)

玄関まわりが暗いと、人が近づいても気づきにくくなります。
人が近づいたときにパッと点灯するセンサーライトは、相手に「目立つ」「見られるかも」と感じさせやすく、近づきにくい環境づくりに役立ちます。
おすすめポイント
- 暗い時間帯の死角を減らし、近づきにくくする
- 点灯するだけでも警戒されやすい
- 防犯カメラと組み合わせると効果が上がる
③ 防犯ステッカー(“補助”として使う)

防犯ステッカーは、玄関まわりに「対策している家」という印象を出すのに役立ちます。
ただし、ステッカーだけで安心しきるのはおすすめしません。
カメラやセンサーライトなど、実際の対策とセットで使うと効果が出やすくなります。
おすすめポイント
- 玄関先で「対策している家」と伝えやすい
- カメラ・ライトと併用すると、抑止の印象が強くなる
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初期費用0円で始められる!プロ設置の防犯カメラ対策
防犯カメラのレンタルは、初期費用0円の月額制で、本格的な防犯カメラをご利用いただけるサービスです。
機器代・設置工事・修理・メンテナンスまで月額料金に含まれているため、追加費用が心配な方にも向いています。
設置前には、プロが現地を確認し、ご自宅に合った設置場所のアドバイスを行います。
施工は経験のあるスタッフが対応し、設置後のメンテナンスも含めてまとめてお任せいただけます。
万が一の故障時も、専門スタッフが出張して対応しますので、設置後も安心です。
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「契約してしまった…」ブレーカー点検詐欺の相談先
被害にあったかもしれないと思ったら、一人で抱え込まず、早めに相談するのが安心です。
状況に合わせて、次の窓口を利用しましょう。
消費生活センター(契約・解約・返金の相談)

- 訪問で契約してしまった
- 料金を支払ってしまった
- 解約したい
このような場合は、まず消費生活センターに相談するのが安心です。
消費者ホットライン「188(いやや!) 」に電話すると、お住まいの地域の消費生活センターにつながります。
警察(身の危険・しつこい訪問・脅しがある)

- 居座られた
- 脅された
- 再訪が怖い、トラブルになりそう
このような場合は、警察に相談しましょう。
相談したいときは警察相談専用電話「#9110」を利用できます。
身の危険を感じる場合は110番に連絡してください。
まとめ ブレーカー・分電盤点検詐欺にあわないために
「点検です」と言われても、その場で対応したり契約したりする必要はありません。
正規の点検は事前に書面で案内があるのが基本なので、突然の電話や訪問はまず疑い、依頼元を確認してから対応しましょう。
また、「漏電して火事になる」「今日中に交換が必要」など、怖い言葉で急がせるのは典型的な手口です。
少しでも違和感があれば、会話を切り上げて大丈夫です。
玄関まわりは、防犯カメラやセンサーライトなど、できる対策から整えておくと安心です。
不安が残る場合は、188(消費生活センター)または警察(#9110/緊急は110)に相談しましょう。
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