家の写真を撮る不審者…目的は何?
通報すべきか迷ったときの対処法
家の前で見知らぬ人がスマートフォンを向け、写真を撮っている姿を見かけたら不安を感じる方も多いでしょう。
「なぜ家を撮っているのだろう」「犯罪の前兆ではないか」と心配になる場面です。
この記事では、家の写真を撮る不審者の目的や、通報を検討する際の判断基準、いざというときに慌てないための対応方法について解説します。
落ち着いて対応できるよう、事前に知識を備えておきましょう。
家の前で見知らぬ人が写真を撮っていた…よくある相談例
実際に、次のような相談が寄せられることがあります。
- 昼間、若い男性が自宅の写真を撮っていた
- 自転車で周辺をうろつきながら、写真やメモのようなものを取っていた
- 近所の家の玄関を次々に撮影している人物を見かけた
突然、自宅や周辺を撮影されると、誰もが不安を感じるものです。
こうした行動には、空き巣の下見や不動産調査など、さまざまな背景が考えられます。
家の写真を撮る不審者、その目的にはどんなものがある?
見知らぬ人が家の写真を撮る行動には、いくつかの理由があります。
犯罪につながる可能性があるケースもあれば、必ずしも悪意があるとは限らない場合もあります。
たとえば、次のような目的が考えられます。
- 空き巣や侵入の下見
- 不動産や建築関連の調査・資料作成
- 地図アプリやSNSへの投稿など、個人的な記録
このように、行動の背景は一見して判断できません。
次に、注意が必要なケースとそうでないケースの見分け方を解説します。
「不審者」ってどう判断する?家の撮影が犯罪に繋がる可能性
不審な行動を見分けるポイントとは?
一般的に、不審者とはその場にいる理由がはっきりせず、周囲から見て疑わしい行動をとっている人物を指します。
明確な法律上の定義はありませんが、次のようなポイントを意識して観察すると判断しやすくなります。
- 行動の継続性
- 立ち止まる時間が長い、何度も同じ場所を行き来しているなど、継続的な行動は注意が必要です。
- 視線や動きの不自然さ
- 家や敷地の奥をじっと見ていたり、写真やメモをとっている様子がある場合は意識しましょう。
- 時間帯や周囲の状況
- 深夜や早朝など、人通りの少ない時間帯に繰り返し現れる場合は特に慎重に観察します。
もちろん、すべてのケースが犯罪につながるわけではありません。
しかし、少しでも不安を感じた場合は、慌てずに記録を残し、必要に応じて警察や相談窓口に連絡することが安心につながります。
こんなマークはないか?注意したい「マーキング」の例
空き巣グループは、ターゲットにする家を見分けるために、マーキング(目印)を残すことがあります。
ポストやガスメーター、電柱などに小さな文字や記号が書かれていたら注意が必要です。
よく見られるマーキングの例
空き巣グループは、ターゲットとなる家を見分けるためにマーキング(目印)を残すことがあります。
ポストやガスメーターなどに小さな文字や記号が書かれていたら要注意です。
- M
- W
- S
- F
- ル・R
- 10-19(ル)
- W10-19(ル)
- SS
もし自宅や周辺でこのような印を見つけた場合は、すぐに消すことをおすすめします。
また、可能であれば写真で記録したうえで、警察や自治体に相談すると安心です。
日常的に家の周りを見回し、マーキングされていないか確認しておくことも防犯対策のひとつです。
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その場でできる!不審者への対応と記録の残し方
声をかけるべき?家の写真を撮る人物への対応方法
不審者を見かけた際に「声をかけるべきか迷う」という方は多いです。
基本的には、無理に声をかけず、安全を最優先に行動することが大切です。
どうしても声をかける場合は、言葉に注意しましょう。
- 「こんにちは」などの軽い挨拶程度にとどめる
- 「警察に言いますよ」などの強い言葉や挑発的な表現は避ける
強い言葉は、相手を刺激してトラブルに発展する可能性があります。
危険を感じたときは、その場で距離をとり、すぐに110番通報することが安全です。
車や服装、時間帯など、記録しておくべき情報とは?
不審者を見かけた場合は、後から警察に相談できるように特徴や状況を記録しておくと安心です。
- 服装や持ち物の特徴
- 自転車や車の色・ナンバー
- 発見した時間帯や場所
これらを簡単に書き留めておくだけでも、後の確認や通報時に役立ちます。
また、防犯カメラを設置している場合は、映像が証拠になることもあります。
大切なのは、無理をせず安全を優先しながら、必要な情報を残すことです。
通報するべき?警察相談と110番の判断基準
家の前で見知らぬ人が写真を撮っていると、「このくらいで警察に連絡してもいいのかな…」と迷う方も少なくありません。
目安としては、次のように考えると安心です。
- 緊急性が高いと感じたら、110番も検討
- 今すぐの危険はなさそうでも気になる場合は、警察相談窓口(#9110)へ
夜間や早朝に家の前で立ち止まる、周辺で写真を撮るなど、少し気になる行動は、相談しておくことで安心感につながる場合があります。
不安が続くときは、防犯の強化も選択肢に
「また来るかも…」という不安が残るときは、防犯設備に詳しい専門業者に相談してみるのも一つの方法です。
防犯カメラやセンサーライトを設置するだけでも、「見られている」という意識が働き、再発防止につながることがあります。
日常の安心感にもつながるため、心配が続くときは検討すると良いでしょう。
弊社でも、防犯カメラやセンサーライトなど、各種防犯設備の導入に対応しています。
防犯のプロが無料で現地を確認し、住まいや環境に合わせた最適なプランをご提案いたします。
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「もしかして不審者…?」と感じたときに備える、今できる防犯対策
防犯カメラ設置
家の前で写真を撮る不審な人物を見かけたとき、「また現れたらどうしよう」「家族に何かあったら…」と、不安が続くこともあるかもしれません。
そんなときに役立つのが、防犯カメラの設置です。
戸建て住宅では、玄関先や駐車スペース、裏口など外から見える場所を中心に設置するのが一般的です。
防犯カメラを設置するメリット
- 「見られている」と思わせることで、再発を防ぐ効果が期待できる
- 何か気になることが起きた際、記録が残っているという安心感
- スマートフォンと連動すれば、外出先からでも映像を確認できるので心強い
注意点
- 撮影範囲には十分な配慮を
- 適切な機種・位置選びはプロに相談するのがおすすめ
センサーライト
夜間に家の写真を撮るような不審な人物を見かけたという声も少なくありません。
暗がりでの行動は周囲から気づかれにくいため、そうした場面に備えるにはセンサーライトの設置が有効です。
人が近づいたときにパッと明かりがつくことで、「ここは見られているかもしれない」と思わせる効果が期待できます。
センサーライトを設置するメリット
- 不審者に「気づかれているかもしれない」という意識を与え、行動をためらわせる
- 夜間の玄関や駐車スペースを明るく保ち、防犯だけでなく家族の安全面にも役立つ
- 防犯カメラとの組み合わせで効果的な対策に
注意点
- 玄関や門扉、裏口、物陰になりやすい通路などに設置すると効果的
- 単体での使用も可能ですが、防犯カメラと併用することで、より安心感が得られます
防犯ステッカー
「防犯カメラ作動中」や「録画中」といったステッカーは、手軽に取り入れやすい防犯対策のひとつです。
視覚的な存在感があるため、いたずらや軽い下見行為の抑止には一定の効果が期待できます。
防犯ステッカーのメリット
- 手軽に取り入れることができる
- 不審者に「見られている」と思わせる心理的な効果がある
- 防犯カメラやライトの存在を意識させやすくなる
注意点
- 玄関まわりや門扉、表札付近など、目に入りやすい場所に貼ると効果的
- ステッカーだけでも効果はありますが、防犯カメラやセンサーライトとあわせて使うと、より安心感のある対策になります
留守中も安心のために。家を狙う不審者への防犯対策とは?
「外出している間に、家の写真を撮られているのでは…」
そんな不安を感じる方も
そこで今回は、留守中でもできる防犯対策をご紹介します。
防犯カメラの遠隔監視で不安を軽減
防犯カメラに「遠隔監視機能」があると、外出先からでもご自宅の様子をリアルタイムで確認できるため、留守中の防犯対策にとても心強い存在です。
たとえば、
- 長時間家を空けることが多い
- 外出先からスマホで自宅の映像を確認したい
といった方には特におすすめです。
スマートフォンから手軽に映像を確認できるため、不在時の安心につながります。
AIカメラで敷地内への侵入を検知・スマホ通知
AI機能を搭載した防犯カメラであれば、人の侵入を検知して、スマートフォンへ画像付きで通知することができます。
万が一、外出中に不審な人物が自宅の敷地内に侵入しようとした場合でも、その様子をすぐに確認できるため、落ち着いて対応を考えることが可能です。
- 留守中の異変にもすぐ気づきたい方
- できるだけ早く対応したいと考えている方
- より高い防犯効果を求めている方
こうした方に、AI機能付きの防犯カメラはおすすめです。
簡単な工夫も防犯につながります
本格的な機器の導入に加えて、以下のような日常的なひと工夫も防犯効果を高める助けになります。
- 郵便物をためないようにする
- タイマー付きの照明で、在宅を装う
こうした工夫を組み合わせることで、「留守かもしれない」と思われにくい環境をつくることができます。
小さな対策の積み重ねが、不審者への抑止力につながります。
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初期費用0円の防犯カメラレンタルで、無理なく防犯対策を
「不審な人に家を見られている気がする」「カメラを設置したいけれど、コストが心配…」
そんなときは、初期費用0円で始められる防犯カメラのレンタルサービスを選んでみるのもひとつの方法です。
機器の購入や設置工事にかかる初期費用が不要で、毎月の定額料金だけで防犯カメラを導入できます。
トリニティーでは、現地調査・見積もりも無料。
お住まいや不安に合わせて、最適なカメラの種類や設置位置をご提案いたします。
「大げさかも…」とためらわず、安心の第一歩としてぜひご相談ください。
まとめ 家の写真を撮る不審者には、冷静な観察と防犯対策を
見知らぬ人が自宅の写真を撮っている様子を見ると、不安に感じるのは当然のことです。
ですが、すぐに危険と決めつけるのではなく、「今すぐ通報すべきか」「様子を見るべきか」を落ち着いて判断することが大切です。
- 緊急性があると感じた場合は迷わず110番通報
- ただ気になる程度なら、警察相談窓口「#9110」で相談してみる
- 撮影された状況や人物の特徴は記録しておくと安心
加えて、防犯カメラやセンサーライト、防犯ステッカーなどを活用することで、再発防止や心理的な安心につながります。
「また来たらどうしよう…」という不安がある場合は、無理に一人で悩まず、防犯の専門業者に相談してみるのもひとつの方法です。
日常の安心を守るために、できることから始めてみましょう。
個人のお客様向け防犯カメラ特設ページ

空き巣や強盗、イタズラ被害などの被害を防ぐためにも防犯対策はとても大切です。
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