2021年09月09日作成
【ハウスメーカーや工務店のトラブル回避】
安い防犯カメラを設置してといわれたとき断ったほうがいい理由
防犯カメラ専門店の弊社では、工務店やハウスメーカー等の業者の方から防犯カメラのトラブルでご相談を頂くことがよくあります。
防犯カメラを付けたい方のご希望は本当に様々で、トラブルなくご希望に応えるためには防犯カメラについての高い知識が必要です。
特にネット上にある様々な商品やノウハウ知識をあらかじめ持っていらっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。
多くの工務店・ハウスメーカーがお客様からネットショップで販売している激安防犯カメラやWi-Fi防犯カメラを販売、施工しトラブルになっています。
どういった経緯で弊社にトラブルの相談が入ってくるかをこれまでのケースを通じてご紹介いたします。
工務店・ハウスメーカーから寄せられる
防犯カメラに関するトラブルとは?
弊社には、工務店などのハウスメーカー、不動産販売店からのお問合せも多くいただだきます。
そのお問い合わせの多くは「お客様とのトラブル」です。
ネットで安易に安い防犯カメラや、配線工事不要のWi-fiカメラを選び、お客様に販売してしまい、設置した当初は問題なくても、数か月後、一年後ぐらいで不具合が起き、その解決ができない、というトラブルはお問い合わせの件数からいっても、本当に多いんだなぁと感じさせられます。
もともと弊社のもとにはそういったハウスメーカーの下請けをしている電気工事会社からの依頼も多く、「最初からトリニティーに任せておけば安心。
そうしておけばトラブルなく電気工事に集中できる。」ということでお任せいただけることが多いです。
トラブルケース1
屋外に設置したWi-Fiカメラが1年で見れなくなった。
あるハウスメーカーからのお問合せでした。
「防犯カメラの設置販売は普段大手警備会社に丸投げしていたが、お客様より、「警備会社の防犯カメラの金額が高いのでネットショップで見つけた屋外用のWi-Fiカメラを設置してほしい」と懇願された。
そこで、設置工事はしますのでWi-Fiカメラはお客様で購入してくださいと伝えそのようになったとのこと。
お家の引き渡しから一年後、「お客様より連絡が来て防犯カメラの映像が見れなくなった。何とかしてほしい」と連絡が来たので、電気工事担当のものに現地訪問させるとカメラをWi-Fiルーターの横に持ってくるとつながるという。
よってそのお家の電波の環境が変わって映像信号が届かなくなったということが分かった。
カメラは壊れていないので何とかしてほしいと連絡が来た。
工事はハウスメーカーにたのんだから責任をもってほしいと言ってお客様とトラブルに。
Wi-Fiカメラは周囲の環境に大きく左右されるため、本当にWi-Fiが必要な場面では弊社は業務用の大容量無線LANを使います。
特に都会では様々な電波が飛んでいるため、「セキュリティに無線を使う」ことは、プロ目線から言うとNGです。
有線で配線できるところは建築時に配線を入れておけば将来的に機器の取り換えが必要になったときも安心です。
トラブルケース2
ネットで購入したスマホ対応のカメラがスマホで見れなくなった
施主さんから工務店に、建築中の地域で事件があったらしく、スマホで見れる防犯カメラを付けたいと申し出があったため引き渡し直前にネットで購入して設置したが、プロバイダーの問題で映像がスマホでみれず、お客様にインターネット契約を変更してもらった。
半年後スマホで見れなくなったと連絡があり、3回ほどネット環境を営業の人間と下請けの電気工事業者とで調べたがわからず、トラブルに発展。
メーカーに電話したがその電話番号は使われていなかった。
これも多いのですが、ネットショップで販売されている格安の防犯カメラの中にはスマホのアップデート(IOSやアンドロイド)に対応しておらず、携帯の進化に追いつけなくなってスマホで見れなくなるものがあります。
一般的にスマホで見ることができる防犯カメラはそのメーカーのクラウドサーバとつながっており、その会社がつぶれるとカメラは持っていても、スマホで見れなくなるということがあります。
また、格安の防犯カメラをネットで販売する会社は実は海外にある会社で、日本には支社も営業所もない、ということもあります。
トラブルケース3
保証に関するトラブル
あるハウスメーカーのお客様は、無類のメカ好きで、紹介した警備会社の防犯カメラはスペックが低いのでネットで売っている4Kの防犯カメラを設置したいと申し出が。
お客様の指示の通りその防犯カメラを仕入れて施工をおこなった。
1か月目で防犯カメラの映像が映らなくなり、お客様より連絡をいただいた。
現地に訪問するとカメラの中に雨水が入って壊れてしまっていることを確認。
取り外して持ち帰り、メーカーに送って修理をしてもらった。
設置しにいって一週間後、また水が入っているとお客様より入電。
また外しに行きメーカーに送って修理をしてもらう。
半年でそういったことが3回あり、ハウスメーカーも工務店もまいっている。
3年保証がついているので3年間は無償修理だが取り外して送る作業、下請けの人件費がとても高い。
どうしたらよいのか、と弊社にトラブル解決のお電話をいただいた。
粗悪な商品ほどスペックがとても高く、保証も3年と長い場合があります。スペックが高くても内蔵のイメージセンサなどとの整合性があっておらず4K画質とうたっているのに、実際の見た目はハイビジョン程度の機種もすくなくありません。
また、保証が長いのは本当に安心して使えるから長い場合と、すぐ壊れるから長い場合の二通りあります。
さらに気を付けないといけないのは、メンテナンス時の対応です。
脚立をもって取外しそれをメーカーに送って修理して送り返してもらい、それをまた設置しに行く作業人件費がカメラ一台の金額を上回ることもしばしば。
気を付けてメーカー選択、業者選択をしないと大変なトラブルになります。
ハウスメーカー、工務店が防犯カメラをお客様に提案する方法
警備会社に投げる
大手警備会社をお客様に紹介してすべてお願いする、というのが最も多いのですが、お客様が支払う金額は初期費用、ランニングコストを通じて高額になることが多いです。
故障時の対応もしっかりとやってくれますが、金額がネックといえます。
お抱えの電気工事業者に設置を依頼する
お抱えの電気工事業者に設置を依頼するという場合があります。
ハウスメーカーさんには釈迦に説法かもしれませんが、電気工事会社(強電)と電気設備会社(弱電)は全く別の業種といっても過言ではありません。
あとあとメンテナンスの多い防犯カメラの設置は、強電の電気工事会社によっては依頼すると嫌がられることもあるようです。
トリニティー(防犯カメラセンター)に依頼する
手前味噌ですが、お客様にとってもハウスメーカーにとっても、もっともトラブルなく防犯カメラを設置する方法は、トリニティーに依頼することです。
防犯カメラに詳しく防犯カメラに慣れたスタッフがお客様と直接お話をし、デモンストレーションをするので安心してご注文、お申し込みを頂けるばかりか、弊社の保守サービスは現地出張で行います。
ぜひ、貴社のお客様にご案内ください。(資料をお送りいたします。)
トラブルのない防犯カメラ設置を
弊社では、2006年から数百件の個人のお客様に家庭用防犯カメラを販売してきました。
2018年からはサブスクタイプの防犯カメラサービス、「ファミリープラン」を提供しています。
壊れても、弊社の保証で出張修理を行いますのでほとんどクレームもトラブルもありません。
たくさんの工務店、ハウスメーカー、デベロッパー、ビル管理会社がお客様の感じる通り、ネットで激安防犯カメラを購入、設置しトラブルに発展しています。
そういったトラブルを業者からもお客様からもたくさん聞いております。
多くのハウスメーカーや工務店が安心してトラブルなく、ユーザーである施主様に弊社を紹介してくれておりますのでぜひ、一度ご相談ください。
ハウスメーカーさんへのお願い
出来るだけユーザーであるお客様に高い品質で、お安く提供することを心がけております。
建築時に防犯カメラ配線専用の配管を天井裏や床下に入れておいて貰っております。
よろしくお願いいたします。
家庭用防犯カメラの設置・レンタルはお任せください
弊社では、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城)、中部(愛知、岐阜、三重、静岡、山梨)で一般家庭用にファミリープランというレンタル防犯カメラサービスをご提供しています。
手頃な初期費用と月々の定額料金で故障時の費用負担、消耗品交換の費用負担なく防犯カメラを導入することができます。
まずは、お気軽にお問合せください。