工務店・ハウスメーカーの防犯カメラ徹底解説!
            施主も知っておきたい失敗しない設置法
          
          家を建てる際、同時に防犯カメラの設置を検討するケースも多いのではないでしょうか。
設置の際、避けたいのが施主と工務店間のトラブルです。
そこでこのページでは、弊社が受けた相談をもとに、工務店やハウスメーカー、施主が抱える悩みと解決策を紹介します。
工務店・ハウスメーカーの抱える悩み
- 施主から防犯カメラの設置を依頼されたが、専門外でノウハウがない
 - 支給された防犯カメラの故障が多く対応に困っている
 
施主の抱える悩み
- ネットで安い防犯カメラを購入し設置してもらおうか悩んでいる
 - 工務店が提案する防犯オプションを利用してもいいか判断できない
 
防犯カメラ設置で発生したトラブルの解決策や注意点も解説するのでぜひ参考にしてください。
防犯カメラの設置に困ったときはプロに任せるのがコスパがいい
新築やリフォームの際、「防犯カメラをつけておいた方がいいのかな?」と悩む施主や工務店は少なくありません。
安いカメラを自分で買って設置すると、最初はコストを抑えられるように見えますが、実はトラブルや再設置で結果的に高くつくケースが多いのです。
この章では、以下4つの理由から「プロに任せる方がコスパがいい」ことを解説します。
ここで解説すること
- 最適なスペックのカメラを提案できる
 - 適切な台数で費用を抑えられる
 - 設置工事も任せられる
 - 修理・メンテナンスあり
 
最適なスペックのカメラを提案できる

防犯カメラは、プロに任せることで、現場環境に合わせたベストなスペックを選べます。
素人判断で選ぶと、夜間が真っ暗で映らない、録画が保存できていなかったなどの問題が起こりがちです。
専門業者は現地を確認した上で、解像度・赤外線性能・録画方式などを総合的に判断します。
              工務店、ハウスメーカーなど専門外の業者がカメラの性能を理解して選ぶのは困難です。
プロの提案を受ければ、必要十分な性能でムダな出費を防げるため、結果的にコスパの良い選択になります。
適切な台数で費用を抑えられる

防犯カメラは台数を闇雲に増やしても費用がかさんでしまいます。
専門業者であれば、最小限の台数で、家全体の防犯性を高める設置計画を立てるため、結果的にムダな出費を抑えられます。
- カメラの特性を理解しているので、広範囲をカバーできる機種を選べる
 - 侵入経路を熟知しているので、リスクの高い場所に絞って設置できる
 - 配線ルートを工夫して工事費用を抑える
 
このようにプロに任せれば、費用対効果と防犯効果のどちらも高くできます。
設置工事も任せられる

工務店やハウスメーカーは建物のプロであり、電気工事のノウハウはあっても、防犯カメラシステムの専門的な設置・設定は専門外の作業です。
無理をして設置するのではなく、専門業者に依頼するのがよいでしょう。
設置工事をプロに任せる利点としては次のとおりです。
- 新築の見た目を損なわない配線工事ができる
 - 外環境に耐える防水処理や配線処理ができる
 - 映像が適切に録画できるまで調整できる
 
新築、リフォーム建築時に防犯カメラを設置する場合は、プロに任せるのが確実です。
工務店様、施主様、どちらも迷ったときはぜひご相談ください。
修理・メンテナンスあり

専門業者が提供しているプランにもよりますが、修理・メンテナンスも防犯カメラを設置する際、重要なポイントです。
ネットやホームセンターなどで購入した防犯カメラには、修理・メンテナンスサービスがついていないケースもあります。
「いざ映像を確認してみたら、カメラが故障していて見たい場面が映っていなかった」
              「消耗品の交換や修理費用が想像以上に高くついた」
              「そもそもどこに連絡すれば対応してもらえるのかわからない」
そんな悩みを抱えないためにも、防犯カメラの設置はプロにお任せください。
現地調査・お見積り無料!
工務店・ハウスメーカーが防犯カメラで抱えている悩み・トラブル事例
弊社には、工務店やハウスメーカー、不動産販売店からのお問合せも多くいただきます。
そのお問い合わせの多くは「お客様とのトラブル」です。
そこでこの章では、弊社がご相談を受けた悩みを紹介します。
ここで解説すること
- 施主支給品の質が低い
 - 屋外に設置したWi-Fiカメラが1年で見られなくなった
 - ネットで購入したスマホ対応のカメラがスマホで見られなくなった
 - 保証に関するトラブルに遭った
 
施主支給品の質が低い

施主様から支給された防犯カメラの質が低く、最終的にクレームにつながったケースを紹介します。
施主様は「なるべく費用を抑えて防犯カメラを設置したい」と考えていたようです。
ところが設置後、問題が発生しました。
- 画質が悪く映像が確認できない
 - 防水・防塵性能が不十分で悪天候で故障する
 - 夜間は明るさが足りず映像が映っていない
 
明らかに施主支給品の質が低い点が原因でしたが、「設置方法が悪かったのでは?」と信頼を失ったようです。
屋外に設置したWi-Fiカメラが1年で見られなくなった

Wi-Fiカメラを屋外に設置したものの、1年で映像が映らなくなりました。
施主様から「工事はハウスメーカーがやったのだから、責任を持って直してほしい」とサービス外の対応をさせられてしまったケースです。
話を聞くと、トラブルは以下の流れで発生しました。
トラブルが起きるまでの経緯
- 防犯カメラの設置は大手警備会社に依頼するのがそのハウスメーカーの通常だった
 - ところが施主様に「警備会社の防犯カメラは高いからネットショップで見つけた屋外用のWi-Fiカメラを設置してほしい」と依頼された
 - ハウスメーカーは、「工事は承るのでWi-Fiカメラは支給してください」と施主に依頼した
 - お家の引き渡し後、一年後にトラブルが発生した
 
現場を訪問すると、防犯カメラの故障が原因ではなく、電波環境が変わったため映像が映らなくなっていたようです。
施主様から相談を受けた時点で弊社にお任せ頂ければ、トラブルを回避できました。
そもそも、プロは電波状況に左右されるWi-Fiカメラは推奨していないためです。
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、プロへの相談をおすすめします。
ネットで購入したスマホ対応のカメラがスマホで見られなくなった

施主様に依頼されて設置したスマホ対応カメラが、見られなくなったトラブルもあります。
              トラブルの経緯は以下のとおりです。
トラブルが起きるまでの経緯
- 建築中の地域で事件があり、施主からスマホで遠隔監視したいと依頼された
 - 施主がインターネットで格安のスマホ対応カメラを購入
 - 工務店が設置したものの、プロバイダーの問題で映像が映らず
 - 施主が再度ネットを契約し設置
 - 半年後「映らなくなった」と問い合わせを受ける
 - 工務店と電気工事会社が調査したものの原因は判明せず
 - そこでメーカーに問い合わせたところ廃業が発覚
 
このようなトラブルはよく発生します。
防犯対策のコストを抑えようと、ネットで安価な防犯カメラを購入し失敗するケースです。
              遠隔監視機能は、基本的に防犯カメラメーカーのクラウドサーバーを通じて映像を確認できます。
そのため、メーカーが廃業してしまうと、スマホで映像を見られなくなるのです。
また、ネットで購入した格安カメラは、スマホのアップデートに対応できないケースもあります。
防犯カメラの機能を正しく使うためにも、プロに依頼するのがおすすめです。
保証に関するトラブルに遭った
施主に依頼され設置した防犯カメラの保証に関するトラブルを紹介します。
もともと施主が無類のメカ好きで、質の高い4K防犯カメラをネットで購入し、支給されたはずが実は粗悪な機器だった事例です。
トラブルの要点をまとめます。
- 設置した防犯カメラの故障が多い
 - メーカーの無償保証が3年と長期間
 - 故障のたびに取り外して送る作業が発生
 - 下請け業者に依頼するため人件費が想定以上に発生
 
設置して1ヵ月ほどで故障し、メーカーに修理してもらったものの、1週間で故障するというサイクルが半年で3回も発生したとのことでした。
結局対応しきれず、ハウスメーカーから弊社にご相談をいただきました。
質が悪いのに、表示スペックは高く、すぐに故障するため保証を長くしているメーカーもあります。
誤ってこのような商品を設置してしまうと、修理対応にかかる人件費が防犯カメラの購入費用を上回るケースもあるため要注意です。
施主が抱える悩み
続いて施主様が抱える悩みについて紹介します。
こちらもよくある悩みなので、把握しておきましょう。
施主の方によくあるお困りごと
- 工務店・ハウスメーカーからオプションで防犯カメラを勧められた
 - ネットで購入した防犯カメラを工務店に設置してもらおうか迷っている
 - 戸建てに防犯カメラを設置すべきか迷っている
 
工務店・ハウスメーカーからオプションで防犯カメラを勧められた

工務店・ハウスメーカーのオプションで提供される防犯カメラは、建物のデザインに馴染みやすいことや、配線工事がスムーズというメリットがあります 。
しかし、性能の割に価格が高い、あるいは選択肢が少ないなどの点で、最適なのか迷う施主様が多いです。
実際、設置したあとに映像を見て後悔したというお客様もいます。
そのため、オプションを契約する前に以下のポイントに注意してください。
- デモ映像の画質:夜間や悪天候時の映像を依頼する
 - カメラのスペック:画素数、防水・防塵規格、最低録画期間
 - 保証内容:カメラ本体の保証期間と故障時のサポート体制
 
上記を確認しても判断がつかず、不安な場合はぜひ弊社トリニティーにご相談ください。
現地調査を行い、適切な防犯カメラをご提案いたします。
ネットで購入した防犯カメラを工務店に設置してもらおうか迷っている
ネットで安価なカメラを購入して工務店に設置してもらう「施主支給」は、一見費用を抑えられるように思えます。
しかし、耐久性の低さ、保証のなさ、故障時の責任の所在の曖昧さなど、長期的に見るとコスト高につながるリスクが高いです。
安易なネット購入を避けるべき理由は、次のとおりです。
- 証拠能力の不安:画質が不十分で、いざというときに役に立たない
 - 故障リスク:屋外環境で短期間に壊れる可能性が高い
 - 工務店との関係悪化:故障時のクレームで信頼を失う
 
安価なカメラを何度も買い替えるよりも、プロが選んだ高品質なカメラを一度設置し、長期的な保証を受ける方が、最終的に時間と費用を節約できます。
戸建てに防犯カメラを設置すべきか迷っている
「うちの地域は安全だから」と考えている方もいるかもしれません。
ただ、戸建て住宅は、空き巣のターゲットになりやすい構造です。
              家族の安心を守るためにも防犯対策は必須といえます。
とくに防犯カメラは、以下の理由からおすすめの防犯対策です。
- 犯罪の抑止:カメラの存在自体が泥棒や不審者を遠ざける
 - 確実な証拠:万が一の際に犯人特定につながる映像を残す
 - 安全の確認:スマホで遠隔から子どもの帰宅や来客を確認できる
 
防犯カメラは万一、トラブルが発生した際には必要不可欠な防犯機器です。
設置すべきか悩んだら、まずはプロにご相談ください。
現地調査・お見積り無料!
工務店・ハウスメーカーが安い防犯カメラを設置すると起こるリスク
もし施主様から安い防犯カメラの設置を依頼された場合、トラブルに発展しないように丁寧に説明する必要があります。
そのためこの章では安い防犯カメラのリスクを把握しておきましょう。
- 画質・録画機能の不具合
 - 保証・サポートが受けられない
 - 工務店と施主のトラブルにつながる
 
画質・録画機能の不具合

安価なカメラの弱点は、画質の不安定さと録画機能の信頼性の低さです。
夜間や逆光、悪天候時など、トラブル時にこそ鮮明な映像が必要な状況で、映像がノイズで潰れたり、真っ暗になってしまったりします。
万一トラブルが起こった際、証拠となる映像が残っていなかった場合、カメラの責任ではなく「設置した工務店に責任がある」と思われる可能性もゼロではありません。
保証・サポートが受けられない

施主支給品を含む安価な防犯カメラは、保証期間が短かったり、そもそも保証がなかったりします。
そのため、引き渡し後にカメラが故障した場合、本来、建築とは関係のないカメラの修理や交換といった対応を、工務店が引き受けざるを得ません。
保証のないカメラの故障対応に貴重な時間と人手を割かれることは、本来の業務効率を低下させ、結果的に人件費が負担になります。
工務店と施主のトラブルにつながる
施主から依頼されたからといって、安易に安いカメラを設置すると最終的に信頼を失いかねません。
施主との深刻なトラブルにつながる具体的なケースは以下です。
- 責任の押し付け合い:カメラの故障時、製品のせいか・設置工事のせいかで口論になる
 - 無責任のレッテル:安易な提案をしたとして、工務店が無責任だと見なされる
 - 風評被害:不満を持った施主がSNSなどで悪評を拡散するリスク
 
工務店と施主の関係は、引き渡し後もリフォームやメンテナンスなどで長く続きます。
カメラのトラブルが原因で信用を失うと、顧客からのリピートや、知人への紹介といった、工務店の成長に不可欠な機会まで失うことになりかねません。
施主の信頼を最優先に考え、トラブルリスクをゼロにするためにも、防犯カメラはプロの専門家に任せるべきです。
施主が知っておきたい防犯カメラの注意点
新築で防犯カメラを導入する施主様が、後悔しないために知っておきたい注意点を解説します。
ここで解説すること
- 工務店の純正オプションはデモ映像の確認を依頼する
 - 安易にネットで購入しない
 
工務店の純正オプションはデモ映像の確認を依頼する
工務店が提供する防犯カメラのオプションを利用する場合、必ずデモ映像の確認を依頼しましょう。
新築で防犯カメラを設置する場合、工務店にすべて依頼できるのは便利です。
              ただし、工務店は防犯カメラのプロではないため、実際には証拠にならない可能性もあります。
- 画質が悪く、まともな映像を残せない
 - 夜間・悪天候に弱い
 - すぐに故障してしまう
 
「いざ映像を確認したら、映りが悪く後悔した。」
              このような悩みを抱えないように、工務店の純正オプションを利用する前に、下調べをしましょう。
安易にネットで購入しない
ネット通販では、数千円から一万円台で高性能をうたうカメラが多数販売されています。
しかし、安価なカメラは、屋外の雨風や温度変化に耐えられず、短期間で故障するリスクが高いです。
このような防犯カメラを購入してしまうと、設置後にトラブルが発生してしまいます。
- 修理費用が購入費用より高くつく
 - 設置工事をめぐって工務店と責任の擦り付け合いになる
 - 万一の際に映像を確認できない
 
費用を抑えようとネットで防犯カメラを購入した結果、防犯対策として使えないだけでなく、長年付き合っていく工務店との関係も悪くなってしまいます。
防犯カメラは今後10年使う防犯機器です。
価格だけで判断するのではなく、確実に防犯に役立つ防犯カメラを選択しましょう。
工務店が知っておきたい!防犯カメラの提案方法
施主に防犯カメラ設置を依頼されたものの、専門外のためどのように対応したらよいか迷ってしまう工務店もあります。
したがって、この章では工務店向けに防犯カメラの提案方法を紹介します。
防犯カメラの提案方法
- 警備会社に投げる
 - お抱えの電気工事業者に設置を依頼する
 
警備会社に投げる
1つ目は、警備会社に任せる方法です。
メリット
- 適切な防犯カメラを設置できる
 - トラブル時も安心できる
 - 施主様との関係を良好に保てる
 
デメリット
- 初期費用、ランニングコストともに高額になる
 - 防犯カメラの質が悪いケースがある
 
警備会社に依頼すれば、万一の際にも適切に対応してもらえます。
名のある警備会社であれば、施主様も安心できるでしょう。
お抱えの電気工事業者に設置を依頼する
2つ目は、お抱えの電気工事業者に設置を依頼する方法です。
メリット
- 関係性の高い業者なら連携がとりやすい
 - 工務店の専門外である防犯カメラの設置工事を任せられる
 
デメリット
- こちらで防犯カメラを支給する必要がある
 - 故障が多いカメラだと修理機会が増えて、関係性が悪くなる
 
普段から連携をとる場面が多い電気工事業者に依頼するため、工務店側も手配がしやすいです。
しかし、この方法も良質な防犯カメラを選択するのが前提になります。
最適な方法がわからないという方は、ぜひ弊社トリニティーにご相談ください。
現地調査・お見積り無料!
まとめ
            悩んだときはトリニティー(防犯カメラセンター)にご依頼ください
          トラブルなく防犯カメラを設置するのであれば、ぜひ弊社トリニティーへの依頼をご検討ください。
これまで、数々の工務店、ハウスメーカー、デベロッパー、ビル管理会社から防犯カメラの設置依頼を頂いてきた実績があります。
- 現地調査を行い、最適な防犯カメラを選定する
 - 工事費用・万一のメンテナンスにも出張対応できる
 - 設置前にデモ映像を確認いただける
 
防犯カメラについては、施主様から依頼を受けた時点で弊社にご相談いただければ、スムーズに設置ができます。
コスト面がネックになっているお客様には、導入負担の少ない、月額レンタルプランもご用意しています。
防犯カメラ設置をどこに依頼すればいいのか悩んだら、ぜひトリニティーにお気軽にお問い合わせください。
注目キーワード






