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侵入窃盗とは?
強盗との違いや対策まで徹底解説。

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侵入窃盗とは?
強盗との違い・最新の手口・家庭でできる防犯対策を解説

近年、「空き巣」「忍び込み」などの侵入被害がニュースで取り上げられることが増えています。
こうした被害の多くは、刑法上「侵入窃盗」と呼ばれる犯罪にあたります。

侵入窃盗は、外出中や就寝中に住宅へ侵入し、金品を盗む身近な犯罪です。

この記事では、侵入窃盗の意味や強盗との違い、そしてご家庭でできる防犯対策をわかりやすく紹介します。

侵入窃盗とは?強盗との違いをわかりやすく解説

侵入窃盗の定義

侵入窃盗とは、住宅や店舗、事務所などに侵入し、金品を盗む行為を指します。
私たちの身近でも起こりやすく、次のような手口が代表的です。

  • 空き巣:外出中など、留守を狙って侵入する
  • 忍び込み:就寝中に侵入して盗みを行う
  • 出店荒らし:営業時間外の店舗に侵入して金品を盗む
  • 事務所荒らし:夜間や休日のオフィスを狙う

これらはいずれも「侵入窃盗」に分類されます。

侵入窃盗と強盗の違い-刑罰・危険性・行為の特徴を比較

侵入窃盗と強盗はどちらも「金品を奪う犯罪」ですが、行為の性質が大きく異なります。
下の表にまとめると、違いがよりわかりやすいです。

侵入窃盗 強盗
犯行の特徴 人のいない隙を狙って侵入し、こっそり財物を盗む 暴力や脅迫を用いて財物を奪う(対人接触あり)
主な時間帯 留守中・就寝中など 被害者が在宅・対面時など
被害者への危険 接触がない場合が多く、身体的危険は低い 暴力や脅迫を伴い、身体的被害の危険が高い
主な罪名 住居侵入罪(刑法130条)+窃盗罪(刑法235条) 強盗罪(刑法236条)
※発覚後に暴行・脅迫を加えると事後強盗罪、
負傷させた場合は強盗致傷罪となる
想定される刑罰 懲役10年以下または罰金50万円以下 懲役5年以上の有期刑(罰金刑なし・執行猶予は原則不可)
参考:e-Gov法令検索

侵入窃盗は被害者と接触しないケースが多い一方で、
犯行発覚時に暴行や脅迫を加えると「事後強盗罪」となり、強盗と同様の重い刑罰が科されます。

また、強盗によってけがを負わせた場合は「強盗致傷罪」などの加重事例もあります。

【最新データ】侵入窃盗の発生状況と被害の傾向

ここ数年、犯罪全体の件数は減少傾向が続いていましたが、最近は少しずつ増加傾向にあります。

警察庁のデータによると、令和6年の刑法犯認知件数は73万7,679件(前年比+4.9%)と、3年連続で増加しました。

一方で、住宅を狙った侵入窃盗は約1万6,000件(前年比-8.4%)とやや減少しています。
数字上は減っているものの、今も全国で多く発生しており、油断はできません。

出典:住まいる防犯110番 データで見る侵入犯罪の脅威

一番多いのは「住宅」への侵入窃盗!

最新の警察庁データでは、侵入窃盗の発生場所のうち上位3つは「一戸建て住宅」「一般事務所」「生活環境営業(店舗など)」です。

この3つで全体の約半数を占めており、なかでも約3割が一戸建て住宅で発生しています。
住宅は人が留守になる時間帯が多く、外から中の様子が見えにくいこともあり、今も狙われやすい傾向が続いています。

発生場所 割合 特徴
一戸建て住宅 29% 最も多い。人目につきにくい立地は要注意。
一般事務所 9.9% 夜間・休日に狙われやすい。
生活環境営業(店舗など) 約7% 営業後の無人時間帯が狙われる。
出典:住まいる防犯110番 データで見る侵入犯罪の脅威

侵入窃盗で多い手口ランキング

侵入窃盗にはいくつかの手口がありますが、警察庁の統計によると、最も多いのは「空き巣」です。

続いて多いのは「出店荒らし」と「忍び込み」。
お店の営業時間外や家の中の人が寝静まっている時間帯など、「人のいないすき」を見計らって侵入するケースが目立ちます。

順位 手口 割合(%)
1位 空き巣 25.7%
2位 出店荒らし 10.0%
3位 忍び込み 9.6%
出典:住まいる防犯110番 データで見る侵入犯罪の脅威

住宅への侵入窃盗はどこから入る?

侵入者は、「鍵をかけ忘れた一瞬」や「人の気配がない時間」を狙って侵入してきます。
警察庁のデータによると、侵入経路として最も多いのは「無締り」、次いで「ガラス破り」「ドア錠破り」です。

順位 手口 特徴
1位 無締り 鍵のかけ忘れなど、施錠していない場所から侵入。
2位 ガラス破り 窓ガラスを割ってクレセント錠を開ける手口。
3位 ドア錠破り 玄関や勝手口の鍵を工具で壊して侵入。
引用:住まいる防犯110番 データで見る侵入犯罪の脅威

侵入時に使われる主な道具

侵入者は、目的に合わせて身近な工具を使い分けながら侵入してきます。
中には普段の生活でも使えるものが多く、一見すると怪しまれにくいのが特徴です。

  • バール

    ドアや窓をこじ開ける
    バール

  • ドライバー

    クレセント錠や隙間のこじ開け
    ドライバー

  • 電気ドリル

    錠前の破壊や穴あけ
    電気ドリル

  • パイプレンチ

    金属部分のねじ切りや破壊
    パイプレンチ/プライヤー

  • 金切り鋏・ニッパ

    鉄格子や金網の切断
    金切り鋏・ニッパ

  • ガラス切り・金槌

    ガラスを静かに割る・叩き割る
    ガラス切り・金槌

侵入者が「誰もいない」と思って侵入し、帰宅した家人と鉢合わせした場合、窃盗が強盗へ変わることもあります。
使用していた工具が、そのまま凶器に変わる危険性もあるため注意が必要です。

出典:住まいる防犯110番 器具で見る侵入犯罪の脅威

侵入窃盗の前兆サインに注意!

侵入窃盗をする犯人は、いきなり家に入るわけではなく、事前に下見をしていることが多いといわれています。
「どの家が入りやすそうか」「いつなら人がいないか」などを、こっそりチェックしているのです。

もし、次のような「気になるサイン」を見かけたら注意してください。

  • 玄関やポストの近くに、チョークやテープなどで小さな印(マーキング)がある
  • 見知らぬ車や人が何度も同じ場所をうろうろしている
  • インターホンを押してすぐ立ち去るなど、不自然な訪問がある
  • 家の前でスマホを向けて写真を撮っている人がいる

こうしたサインは、家の様子を探っている下見行動かもしれません。

日ごろから戸締まりを確認したり、防犯カメラやフィルムを活用したりして、小さなことからでも防犯対策を続けていきましょう。

侵入窃盗から家を守る!ご家庭でできる防犯対策

「うちは大丈夫」と思っていても、油断は禁物です。
ここでは、ご家庭でも手軽に始められる防犯対策を紹介します。毎日の安心を守るために、できることから始めてみましょう。

①補助錠を付けて2重ロックに

補助錠

玄関や窓に補助錠を追加して“ダブルロック”にするだけでも、防犯効果が大きく高まります。
侵入に時間がかかると、犯人はあきらめやすくなるためです。

こんな方におすすめ

  • 窓のクレセント錠だけで防犯が心配な方
  • 夜間や外出時の安全をさらに強化したい方
  • アパートや戸建てで簡単にできる防犯を探している方

②防犯カメラで「見られている」と感じさせる

防犯カメラで敷地全体を監視

防犯カメラは、侵入の証拠を残すだけでなく、犯行をためらわせる効果もあります。
とくにAI機能付きカメラなら、不審な動きを自動で検知し、ライト点灯や警告音で威嚇も可能です。

こんな方におすすめ

  • 留守中の様子をスマホで確認したい方
  • いたずらや不審者の出入りを記録したい方
  • 外からの侵入をしっかり防ぎたい方

目立つ位置に設置することで、より強い抑止効果が得られます。

空き巣対策におすすめのカメラを見る

③センサーライトで不審者を近づけない

センサーライトで侵入者を威嚇

玄関や裏口などに人感センサーライトを設置すると、近づいた瞬間にライトが点灯します。
明るく照らされるだけで、不審者は「見られている」と感じ、侵入をあきらめるケースも多いです。

こんな方におすすめ

  • 夜間の人通りが少ない場所にお住まいの方
  • 駐車場や庭など、暗い場所が気になる方

センサーライトの設置について

④防犯フィルムでガラス破りを防ぐ

CPマーク付き防犯フィルム

窓ガラスを割って侵入する「ガラス破り」には、CPマーク付き防犯フィルムが効果的です。

フィルムを貼ることでガラスが割れにくくなり、侵入までの時間を稼ぐことができます。

こんな方におすすめ

  • 窓からの侵入が心配な方
  • 賃貸住宅やマンションで簡単に対策したい方
  • 災害時のガラス飛散も防ぎたい方

住宅の侵入窃盗にはおすすめの防犯カメラ

住宅を狙った侵入窃盗を防ぐには、やはり防犯カメラの存在が大きな効果を発揮します。
カメラがあるだけで「見られているかもしれない」と感じさせ、犯行をためらわせることができます。

ここでは、侵入窃盗の防止に特におすすめの防犯カメラをご紹介します。

侵入者をカメラが自動威嚇する「ギミックカメラ」

不審者を威嚇し撃退する防犯カメラ「ギミックカメラ」の特徴

「ギミックカメラ」は、AIが侵入者を検知するとライトを点滅させ、スピーカーから警告音を鳴らして自動で威嚇します。
その場で侵入者を驚かせ、犯行を思いとどまらせる効果があります。

さらに、マイクとスピーカーを内蔵しているため、スマホから「そこは私有地です」「通報しますよ」といった声かけを直接行うこともできます。

夜間でもカラーで撮影できるので、暗い場所でも服装や顔の特徴をしっかり記録できます。
ご家庭の防犯を強化したい方におすすめのAIカメラです。

ギミックカメラの威嚇機能を動画でご紹介!

ライトの点滅やアラームが作動する様子を、動画でわかりやすくご覧いただけます。
実際の動きを見ると、どれほどしっかり威嚇できるかが一目でわかります。

さらに、回転灯とも連動して作動するため、より強力な威嚇効果を発揮します。

録画だけじゃない!自宅の防犯を強化する機能

最近の防犯カメラは、ただ「録画するだけ」ではありません。
リアルタイムで異常を知らせたり、スマホで映像を確認できたりと、より安心感の高い機能が充実しています。

ここでは、空き巣などの侵入窃盗対策にとくに効果的な、防犯カメラ機能をご紹介します。

遠隔監視機能

遠隔監視機能

スマートフォンやパソコンから、いつでも家の様子をリアルタイムで確認できます。
お仕事中や旅行中でも、映像をチェックできるので安心です。

詳細を見る

AI人検知システム

AI人検知システム

カメラが人の侵入を自動で検知し、画像付きでスマートフォンへ通知します。
不審な侵入をすぐに把握できるので、素早い対応が可能です。

詳細を見る

防犯カメラはレンタルがオトク!

「自宅に防犯カメラをつけたいけど、費用がかかりそうで心配…」
そんな方にぴったりなのが、初期費用0円から始められるレンタルプランです。

購入するよりも負担が少なく、設置からメンテナンスまで専門スタッフがすべて対応。
初めての方でも安心して導入できます。

レンタルを選ぶメリット

  • 初期費用0円で導入しやすい
  • 月々の定額料金で家計管理もしやすい
  • 設置・修理・メンテナンスまでおまかせで安心
  • AI検知や遠隔監視など、必要に応じてカスタマイズできる

無料の現地調査を行い、お住まいの環境に合わせた最適なプランをご案内します。
気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

日頃から意識したい防犯習慣とチェックポイント

防犯カメラやセンサーなどの設備も大切ですが、実は日頃の何気ない習慣が防犯対策の基本になります。

たとえば、「少しの外出だから鍵をかけなくても大丈夫」「夜だけ窓を開けて寝たい」といった油断が、思わぬ被害につながることもあります。

日頃から意識したい防犯習慣の例

  • 外出や就寝時には、必ずすべての窓・ドアを施錠する
  • 郵便受けや宅配ボックスに荷物を放置しない
  • 夜間でも玄関・庭まわりを明るく保つ
  • 不審な人や車を見かけたら記録しておく
  • ご近所との声かけ・情報共有を大切にする

こうした小さな心がけが、「狙われにくい家」をつくる第一歩です。無理のない範囲で続けていきましょう。

まとめ 侵入窃盗を防ぐには、日頃の意識と備えが大切

侵入窃盗は、誰の身近にも起こりうる犯罪です。
日頃の心がけと、効果的な防犯対策を組み合わせることで、被害のリスクを大きく減らすことができます。

日常のちょっとした習慣を見直しながら、防犯カメラ・センサーライト・防犯フィルムなどを上手に活用すれば、侵入されにくい安心な住まいをつくることができます。

弊社では、ご家庭の環境やお悩みに合わせて、防犯カメラや防犯フィルムの導入など、総合的な防犯対策のご提案を行っております。

防犯対策に不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

個人のお客様向け防犯カメラ特設ページ

個人宅のセキュリティを強化する家庭用防犯カメラ

空き巣や強盗、イタズラ被害などの被害を防ぐためにも防犯対策はとても大切です。
家庭用防犯カメラは、不審者の侵入を防ぎ、万が一の時の証拠をとることができるため、戸建て住宅にも人気のセキュリティです。

家庭用防犯カメラの設置費用や選び方をわかりやすくご紹介しています。

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