画角とは？
防犯カメラの画角とは、カメラが撮影できる範囲の広さを示す角度のことです。一般的に水平方向(横方向)の角度を指します。
垂直方向(縦方向)の画角は、カメラの画面サイズ(例えば4：3や16：9)によって決まります。
広い範囲を少ない台数で撮影したい場合には、画角の広いカメラがおすすめです。一方で、路地や建物の隙間など狭い範囲を重点的に撮影したい場合は、画角が狭いカメラ、画角を調節できるバリフォーカルカメラを選びましょう。
防犯カメラを選ぶ際は、撮影する場所や目的に合わせて、適切な画角のカメラを選ぶことが大切です。
このページでは防犯カメラの画角について解説します。
画角設定による撮影時の注意点
広い画角で撮影するときの注意点
「少ないカメラの台数で広範囲を撮影したい」と考えるお客様は多くいらっしゃいます。
ただし、画角を広く設定すると被写体が小さく映るため、高画質カメラを使用していても顔などの詳細な判別が難しくなる場合があります。特に、広い画角で撮影する場合、遠くの小さな被写体は細部まで撮影できない可能性がありますので、注意が必要です。
広角での撮影を検討する際は、カメラの設置場所を工夫し、重要な場所が確実に映るように計画を立てることが大切です。
狭い画角で撮影するときの注意点
防犯カメラの場合、画角を狭く設定すると横幅だけでなく縦幅も狭くなります。その結果、カメラの真下の方向や近くの映像が撮影しにくくなることがあります。
そのため、狭い画角を利用する際は、カメラを設置位置や撮影したい場所、設置目的を事前にしっかりと計画することが大切です。
画角の広いカメラ
HS-180AHD:一番広い画角のカメラ
「HS-180AHD」は、200万画素のフルハイビジョン撮影が可能な180度パノラマカメラです。超広角レンズを搭載することで、カメラの設置場所から正面の範囲をほぼすべて撮影することが可能です。
画角を最大限の180°まで広げると画像の歪みがでるため、気になる方は120°～180°まで5°ずつ画角を調整することも可能です。
画角が可変できるバリフォーカルカメラ
弊社で取り扱っている、防犯カメラの画角変更が可能なバリフォーカルカメラの一部をご紹介します。
TR-402VQ
「TR-402VQ」は、220万画素のフルハイビジョン撮影が可能な屋外用の防犯カメラです。バリフォーカルレンズ内蔵で扇状に約30°～90°の範囲に可変させ、被写体を撮影することが可能です。ソニー製のイメージセンサ「Exmor」を搭載。
さらに、赤外線照射距離は約３０ｍで夜間でも広範囲を撮影することが可能です。
TR-9001
「TR-9001」は、200万画素のフルハイビジョン撮影が可能なドーム型の防犯カメラです。バリフォーカルレンズ内蔵で扇状に約33°～102°の範囲に可変させ、被写体を撮影することが可能です。
また、防水防塵規格IP67・耐衝撃保護等級IK10の基準を満たしているため、屋内外問わずさまざまな環境でご利用いただけるカメラです。
TR-451VQs
「TR-451VQs」は、400万画素（2Kレベル）の超高画質な屋外用防犯カメラです。バリフォーカルレンズ内蔵で扇状に約30°～90°の範囲に可変させ、被写体を撮影することが可能です。
ソニー製のイメージセンサ「スターヴィス」を採用しているため、夜間でもより鮮明な映像を撮影することができます。
適切な画角の防犯カメラをお選びください
防犯カメラのレンズによって画角が異なることをご理解いただけたでしょうか。
トリニティーでは、さまざまな画角の防犯カメラをご用意しており、お客様のニーズに合わせたカメラを選ぶことが可能です。そのため、10台の防犯カメラを設置した場合でも、用途や場所に応じて、異なる種類や画角のカメラを組み合わせることができます。専門店ではすべての場所に同じ画角のカメラを一律に設置するようなことは行いません。
弊社にご相談いただければ、的確な場所に最適な画角の防犯カメラを設置いたします。 無料の現地調査を行っておりますので、防犯カメラの設置をご検討中の方、また設置場所についてのご相談を希望される方は、ぜひお電話やメール、またはLINEにてお問い合わせください。
