バリフォーカルとは?
バリフォーカル(varifocal)とは、ズームやフォーカス機能のついたレンズを指します。
この記事では防犯カメラのバリフォーカルレンズについて解説します。
防犯カメラのバリフォーカルレンズとは?
バリフォーカルとはズームなど焦点距離を変更できるレンズのことで、日本語では可変焦点レンズと言います。
防犯カメラのレンズにも使用され、様々なシーンで活用されているレンズです。
バリフォーカルレンズの反対は固定レンズです。
バリフォーカルレンズの特徴
バリフォーカルレンズのカメラは、焦点距離を調整することが可能なので、撮影する画角を変更することができます。
映像の拡大、縮小が可能なので広い画角で撮影することも特定のものを拡大して撮影することもできます。
防犯カメラを設置する際にズームやフォーカスの調整が必要で、弊社でもモニターを確認しながらお客様が映したい画角を再現しています。
画質を保ったまま拡大可能
固定レンズの防犯カメラは、被写体を拡大して見たいときは映像自体を引き伸ばすので画質が荒くなりますが、バリフォーカルレンズの防犯カメラの場合はレンズで機械的に焦点距離を調整するので、画質を保ったまま拡大して見ることができます。
細かなところまで拡大したい場合におすすめな機能です。
バリフォーカルレンズが活用される場面
防犯カメラのバリフォーカルレンズはどういったシーンで活用されるのかを解説していきます。
バリフォーカルレンズが活用される場面
- 廊下など、長い距離を撮影したい場合
- 家と家の隙間を撮影したい場合
- 校舎から校庭を挟んだ校門を撮影したい場合
- レジで手元の撮影をしたい場合
バリフォーカルレンズの防犯カメラは、設置後に画角調整が可能です。廊下など、長い距離の撮影や、特定の一部分を細かく見たい場合に活躍します。
特に店舗のレジや工場などで従業員や作業員の手元を詳細に撮影したいというお客様にはバリフォーカルレンズの防犯カメラをご提案する場合があります。使用シーンによって必要な機能を搭載した防犯カメラを選択することが重要です。
トリニティーのバリフォーカルレンズ搭載機種
弊社でもバリフォーカルレンズを搭載した防犯カメラを取り扱っています。
バリフォーカルレンズ搭載のカメラ機種の一部をご紹介します。
200万画素赤外線カメラTR-402VQ
TR-402VQはズームが可能な200万画素のバリフォーカルレンズ内蔵の防犯カメラで、レンズを扇状に約30°~90°の範囲に可変させて撮影します。
赤外線照射機能付きで夜間や暗所でも白黒できれいな映像を撮影することができます。
200万画素赤外線カメラTR-9001
TR-9001は200万画素の高画質なドーム型カメラです。
防水防塵で耐久性に優れており、様々な環境下で設置ができる汎用性の高い機種です。
赤外線照射機能付きなので夜間の撮影にも対応できます。
400万画素赤外線カメラTR-451VQ
TR-451VQは400万画素の高画質なバレット型カメラで、ソニー製のイメージセンサー「スタービス」を搭載しており、暗い場所でも高画質の映像を撮影することが可能な機種です。
400万画素なのでズームした際も鮮明な映像を確認することができます。
バリフォーカルレンズは調整が重要
バリフォーカルレンズは画角の調整と焦点距離を変えることが可能です。そのため、撮影したい場所に合わせて視野角をしっかりと調整する必要があります。
遠い距離のものをピンポイントで撮影したい場合に用いられることがほとんどなので、防犯カメラを設置する際は画角や焦点距離をしっかりと調整してくれる防犯カメラ専門店への依頼をおすすめします。
防犯カメラ選びから設置はプロにお任せ
この記事では防犯カメラのバリフォーカルについて解説しました。
防犯カメラで撮影したい対象によって、カメラの機種を適切に選ぶ必要があります。遠い距離のものをズームで撮影したい場合や、途中で画角変更の可能性が高い場合にはバリフォーカルレンズの防犯カメラがおすすめです。
防犯カメラ専門店である弊社が設置場所や使用目的にあわせた適切な防犯カメラをご提案いたしますので、まずはお電話、LINE、メールでお客様のご要望をお聞かせください。