防犯カメラで業務改善

個人・法人を問わず広く普及するようになり、性能もアップした防犯カメラは、“犯罪の防止”“監視”という枠を超えて、さまざまな用途で活用されるようになりました。
特に最近では、業務改善に防犯カメラを活用されるお客様が増えています。

このページでは、実際に弊社で防犯カメラを購入されたお客様から伺った、防犯カメラを活用した業務改善のアイディアをご紹介します。
ユニークな使い方から、思わずうなってしまうような巧みな使い方まで、さまざまな業種で多種多様に防犯カメラが使われていることをご確認いただけるかと思います。

防犯カメラを工夫した業務改善のアイディア、ぜひお楽しみください。

防犯カメラで業務改善：
事務所の事例

まずは、事務所での業務改善事例です。
社内に防犯カメラがある会社も増えてきました。
「監視されているようだ」
「常に緊張してしまう」
というネガティブな意見も聞こえる中で、
「安心して仕事が出来るようになった」
「業務効率が上がった」
といううれしい声も聞こえてきます。
業務改善が実現したと教えてくださった２組のお客様の事例をご紹介します。

社内にいる社員が一目で分かり
業務改善

３階建ての自社ビル内で防犯カメラを導入していただいた企業様の事例です。
電話をしたらいつも対応してくださる総務課の方から教えていただきました。

防犯カメラ導入前

防犯カメラを設置する前は、電話がかかってきた際、
「〇〇さんはご在籍ですか？」
とたずねられたら、
〇〇さんが着席しているフロアまで確認へ行っていたそうです。
同じフロアであればまだいいのですが、3階建てですから、そうもいきません。

電話がかかってくるたびに、
階段を上がったり下がったり上がったり下がったり・・・。
階段の上り下りだけで、毎日疲れてしまっていた上に、
電話のたびに業務を中断しなければならず、ご自身の他の業務にも支障が出ていたそうです。

防犯カメラ導入後

それが、防犯カメラを設置してからは、席に座ったままで目の前のモニターを確認すればよくなったとのこと。
仕事の手を止めて階段を上り下りする必要がなくなり、さらに、電話口でお待たせしなくてすむようにもなり、一石二鳥の効果があったと教えていただきました。

工場の様子を事務所から確認できて
業務改善

１階が工場、２階が事務所という建物の企業様の、管理部長さまから教えていただいた内容です。

防犯カメラ導入前

工場のスタッフが困っていないか、工場の在庫がどれくらいか、など、防犯カメラを設置する前は、１日に何度も事務所から工場まで確認に行っていたとのこと。
事務所内でさまざまな業務をこなしながらも、ある程度の時間ごとで様子を確認するために工場まで下りていたそうです。
何度も階段を上り下りするのが疲れてしまう上に、すぐに知りたいと思った在庫の状況もわざわざ足を運ばないと確認できず、不便を感じていらっしゃいました。

防犯カメラ導入後

防犯カメラを設置してからは工場まで確認へ行く必要がなくなったため、仕事の段取りがしやすくなり業務が改善したとお話しいただきました。
さらに、防犯カメラを設置したことで24時間工場を確認出来ることから機械の不具合にも速い段階で気づけるようになり、不良品などのロスも減らすことが出来たと、多方面で業務改善ができたそうです。

防犯カメラで業務改善：
小売店舗の事例

小売店舗での業務改善事例です。
ビル内の店舗はもちろん、路面店での防犯カメラ導入が増えています。
スタッフさんが1人で切り盛りする時間がある店舗だからこそ、『防犯』を目的にした防犯カメラ導入の需要が高まっているのでしょう。

小売店舗では防犯カメラをさまざまな切り口で活用して業務改善につなげている点も特徴的です。
ここでは小売店のオーナーさまから教えていただいた2つの事例をご紹介します。

マイクで会話を録音して
業務改善

店舗での販売だけではなく、ネット販売や電話での受注にも力を入れているお店のオーナー様から教えていただいた業務改善事例です。

防犯カメラ導入前

店舗でお客様が込み合う時間にバタバタと受けた電話では、受注した内容が不確かな記憶になってしまうことがあるそうです。
（一度に情報が押し寄せるので混乱するのは当然かもしれませんね・・・）
防犯カメラがない頃は、何とか思い出して賞品を発送するか、どうしても不安が残る場合にはもう一度確認のご連絡をされていました。

防犯カメラ導入後

こちらの店舗では、防犯カメラにマイクも取り付け、音声録音機能も持たせました。
マイク付きの防犯カメラを活用するようになってからは、録音した音声を聞きなおすことで対処できるようになり、業務が改善したそうです。
ご自身が電話口で話した内容が録音できるため、電話を切った後から受注の内容を確認できるというわけです。
しかも、録音データはスマホで確認できるよう設定されているので、スマホ上の操作ですべてが完結する便利さです。
簡単な操作で確認でき、質も効率も業務改善できたと喜んでいただけました。

来客を確認できて
業務改善

多店舗展開されている小売店のオーナーさまから教えていただいた内容です。

防犯カメラ導入前

オーナー様を訪ねてふらっと本店を訪れるお客様が少なくない中で、オーナー様は本店を留守にすることも多く、オーナー様不在時に訪れたお客様については名前を名乗られない場合の把握が困難な状況でした。

防犯カメラ導入後

防犯カメラを設置してからは、映像を巻き戻して確認して来客の確認が出来るようになりました。
お客様が名乗りたくないとおっしゃる以上、無理に聞くのは失礼ですが、オーナー様の立場としては、来店された方を把握して次回会う際に感謝の気持ちを伝えたいとのこと。
お客様、スタッフさん、双方に無理をかけることなく業務改善ができたとお話しくださいました。

防犯カメラで業務改善：
飲食店の事例

飲食店で防犯カメラを導入するケースが増えています。防犯カメラの映像精度が上がったことで、スタッフさんの身なりや作業内容、在庫の量などがモニターで鮮明に確認出来るようになったため、活用の幅が広がったことが需要増の理由のひとつと考えられます。
飲食店で防犯カメラを業務改善に役立てている2つの事例をご紹介します。

スタッフの服装を遠隔で確認して
業務改善

キッチン内のスタッフをつねに３～５名は配置している飲食店さまでの業務改善事例です。

防犯カメラ導入前

飲食店の衛生・品質管理について規制が厳しくなっているという社会背景も受けて、従業員の身なりや作業フローをマニュアルどおりに徹底しようと考えられたそうです。
ただ、確認のために管理者様が常駐することは難しく、また、作業フローについては常時モニタリングが必要になるため、人間の目による確認では限界があると感じられ、防犯カメラの設置を決められました。

防犯カメラ導入後

防犯カメラを活用すると、事務所に居ながらにして、制服の汚れ・ひげ・寝ぐせなど身なりの乱れが確認できるようになり、また、マニュアルの工程を省いた作業フローについても遠隔から注意を促せるようになり、業務改善が進んだと教えていただきました。
特に作業フローについては、録画映像を教育教材としても生かすことができるため、複合的に業務改善ができたと喜んでいただいています。

本部で在庫確認をして
業務改善

多店舗に展開する飲食店の管理部門を担当されている方から教えていただいた業務改善事例です。

防犯カメラ導入前

在庫管理は店舗ごとに任せていたそうですが、発注ミスが続き、管理部門も絡んだ在庫管理をしようと防犯カメラの設置を決められました。

防犯カメラ導入後

防犯カメラがあることで、発注や在庫管理はもちろんのこと、売れ筋商品（速くなくなる材料）について店舗をまたいでデータ蓄積できるようになり、多方面で業務改善ができたとお話しいただきました。
新商品開発のアイディアなど、マーケティング領域の業務改善にも役立てられているそうです。