インターホンに映る知らない若い男…目的は何?
不審者を見分けるポイント・防犯対策まとめ
突然、インターホンに知らない若い男が映っていて、不安になったことはありませんか?
「誰だろう」「怪しい人かも」と思っても、その場で判断するのは難しいものです。
実際には、私服姿の若い男性を装った勧誘や詐欺、空き巣の下見といった事例もあります。
だからこそ、不審者を見分けるポイントや、万一のときの安全な対処法・防犯対策を知っておくことが大切です。
このページでは、具体的な見分け方から日常でできる防犯対策まで、わかりやすく解説します。
突然インターホンに知らない若い男が…その目的は何?
インターホンが鳴って画面を見ると、知らない若い男性が立っていた…そんな場面に戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。
相手がただの訪問者なら問題はありませんが、なかには不審な目的で訪れるケースもあります。
ここでは代表的な例をご紹介します。
商品やサービスを売り込む勧誘の可能性
一番多いのは、いわゆる勧誘です。とくに多いのは以下のような業種です。
- 新聞の購読契約
- 通信サービスや回線工事
- リフォーム工事や点検
- ウォーターサーバーの契約
インターホン越しにしつこく話してくることもありますが、ドアを開ける必要はありません。
「必要ありません」とはっきり伝えることが大切です。
不在を確認するための空き巣の下見
空き巣が留守かどうかを調べるために、インターホンを鳴らす場合もあります。
- 応答がなければ「不在」と判断されやすい
- そのまま侵入のターゲットにされる危険がある
防ぐためには、居留守をせずにインターホン越しで応答し、在宅していることを伝えるのが効果的です。
業者を装った詐欺の手口
「点検に来ました」「業者です」と名乗り、家に入り込もうとする手口もあります。
- 突然の訪問で、事前の連絡がない
- 名刺を持っていない、連絡先が携帯番号だけ
- 家に上がろうとする素振りを見せる
こうした特徴が見られたら、ドアを開けずに会話を切り上げるようにしましょう。
子どもや若者による単なるいたずら
子どもや若者によるいたずらという場合もあります。
- ピンポンダッシュ
- しつこく何度も呼び出す
危険性は低いですが、頻繁に続くと不安になります。
その際は防犯カメラやインターホンの録画機能で記録を残し、必要に応じて地域や警察に相談すると安心です。
夜中や日曜日に知らない男がインターホンに…実際の事例と共通点
インターホンに知らない若い男性が映り、不安を覚えたという声は少なくありません。
一見ただの訪問に見えても、時間帯や行動が不自然だと「普通ではない」と感じるものです。
寄せられた事例の中には、次のようなケースがあります。
- 知らない若い男の人がインターホンを鳴らして、少ししたら立ち去った
- マスクをした若い男の人がインターホンを鳴らし、その後は少し離れた場所にいた
- 気づかなかったが、録画を確認するとマスクとサングラスをした男が映っていた
- 夜にインターホンが鳴り、応答せずにモニターで見ていたらドアを3回ノックされた
- 日曜日のお昼過ぎに、アポイントもなく若い男性が何度も訪れた
このような行動はいずれも不自然さがあり、警戒が必要です。
もし同じような状況に遭遇した場合は、ドアを開けずにモニター越しで確認すること、そして必要に応じて録画を残すことが大切です。
怪しい訪問者を見分ける3つのサイン
インターホンに映った相手が不審者かどうかは、いくつかの行動で判断できます。
とくに次のような特徴がある場合は注意が必要です。
- 訪問理由を言わない
- 誰なのか、なぜ来たのかを聞いても答えをはぐらかす場合は警戒が必要です。
- カメラ越しに顔を隠す・挙動が不審
- マスクや帽子、サングラスで顔を隠したり、落ち着かない動きをしている人は不審な可能性があります。
- 何度もしつこくインターホンを鳴らす
- 断っても何度も呼び出したり、短時間で繰り返し訪れる場合は特に注意が必要です。
こうしたサインが見られるときは、安易にドアを開けず、インターホン越しで対応しましょう。
服装で不審者を見分けられる?
服装はあくまで目安ですが、不審者の特徴としてよく見られる傾向があります。
- 顔を隠すアイテムを身につけている
- マスク・帽子・サングラスなどで顔を隠している場合は警戒が必要です。
- 場にそぐわない服装をしている
- 夏場に厚手の上着を着ていたり、夜中なのに作業員風の格好をしているなど、不自然さが目立つ場合は注意しましょう。
- 身分を示すものがない
- 正規の業者や宅配員であれば、制服を着用していたり、名札や身分証を持っているはずです。
ただし「普通の服装だから安心」とは言えません。服装だけで判断せず、訪問理由・言動・しつこさなど他の行動とあわせて確認することが大切です。
知らない訪問者に困ったら…正しい対処のポイント
知らない人にインターホンを鳴らされると、不安を感じるものです。
そんなときは慌てず、次のように対応することが安心につながります。
相手を確認する
知らない人が訪ねてきたときは、まず落ち着いて相手を確認することが大切です。
カメラ付きインターホンやドアののぞき穴から姿を見て、知っている人物かどうかを見極めましょう。
とくに宅配業者や郵便配達員の場合は、以下をチェックすると安心です。
- 知っている人物かどうかを見極める
- 制服や名札を着用しているか
- 荷物を持っているか
これらが揃っていれば正規の業者である可能性が高くなります。
安易に応対しない
相手が知らない人、あるいは少しでも不審だと感じた場合は、無理に応対する必要はありません。
ドアを開けず、インターホン越しで短く対応しましょう。
- 勧誘には「必要ありません」とはっきり伝える
- 怪しいと感じたら会話を打ち切る
- 応対が不安な場合は不在票や再配達で対応する
対応はあくまで短く・安全に行うことが大切です。
身の危険を感じたらすぐに対処する
しつこく呼び出されたり、ドアをノックされ続けると強い不安を感じます。そのような場合はためらわずに警察へ連絡してください。
- 緊急時は110番へ通報する
- 直接的な危険がなければ#9110(警察相談専用電話)を利用する
- 必要に応じて近隣に助けを求める
大切なのは、自分と家族の安全を最優先に行動することです。
やってはいけないNG対応
一方で、危険を招きやすい対応もあります。次のような行動は避けましょう。
- 相手の正体を確認する前に玄関を開けてしまう
- 居留守を使い、留守だと思わせてしまう
- 名前や在宅状況など、個人情報を答えてしまう
- 相手と長時間会話を続けてしまう
こうした対応は、不審者に付け入る隙を与えることになりかねません。
対応はあくまで短く・冷静に・安全にを心がけましょう。
不安を減らすための具体的な防犯対策
インターホンに知らない人が映ると、「どう対応すればいいのか」「また来たらどうしよう」と不安になるものです。
しかし、あらかじめ防犯対策を知っておけば、落ち着いて対応でき、余計な心配を減らすことができます。
ここでは、具体的におすすめの防犯対策をご紹介します。
録画機能付きインターホンで来訪者を記録
録画機能がついたインターホンなら、訪問者の映像を自動で記録できます。
「誰が来たのか」「何時に訪問があったのか」を後から確認できるため、不在時でも安心です。
こんな方におすすめ
- 外出中に訪問があっても後から確認したい方
- 居留守を使うのが不安な方
- 勧誘や不審な訪問が多くて困っている方
防犯カメラで敷地全体を見守る
防犯カメラは、インターホンよりも広い範囲を継続的に記録できるのが大きな特徴です。
玄関先だけでなく、駐車場や裏口、庭などの死角も見守れるため、不審者の侵入や不自然な行動をしっかり記録できます。
こんな方におすすめ
- インターホンだけでは不安が残る方
- 夜間や留守の時間が長く、防犯対策を強化したい方
- 敷地内の不審な動きも確認したい方
防犯カメラがあることで、不審者に「見られている」と意識させる抑止効果も期待できます。
さらに録画映像は、万一のトラブル発生時に動かぬ証拠として役立ちます。
センサーライトで侵入を未然に防ぐ
人の動きを感知して自動で点灯するセンサーライトは、不審者に強い心理的プレッシャーを与えます。
暗い時間帯に近づいただけでライトが点くため、侵入を試みる気持ちをそぐ効果があります。
こんな方はすぐ対策を
- 夜間の不審な人影が気になる方
- 庭や駐車場など暗がりが多い住宅に住んでいる方
防犯カメラと組み合わせることで相乗効果が期待できます。
防犯ステッカーで抑止効果を高める
「防犯カメラ作動中」「24時間録画中」などと書かれた防犯ステッカーも、手軽にできる抑止策のひとつです。
実際にカメラを設置している場合はもちろん、貼っておくだけでも心理的な効果が期待できます。
こんな方におすすめ
- まずは手軽に防犯意識を示したい方
- 費用をかけずに抑止効果を得たい方
ただし、ステッカーだけでは「実際にカメラがない」と気づかれてしまう可能性もあります。
本当に安心を得たいなら、防犯カメラと組み合わせて使うのがおすすめです。
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録画付きインターホンと防犯カメラ、どっちが効果的?
録画付きインターホンと防犯カメラは、どちらも不審者対策に役立ちますが、役割や強みは異なります。
項目 | 録画付きインターホン | 防犯カメラ |
---|---|---|
主な役割 | 玄関先の訪問者を確認・録画 | 玄関以外も含め広範囲を監視・記録 |
特徴 |
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向いている人 |
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効果 | 訪問者の確認・トラブル防止 | 抑止効果・証拠確保・敷地全体の安全性向上 |
録画付きインターホンは「訪問者を確認する」役割、防犯カメラは「敷地全体の監視と証拠確保」に強みがあります。
どちらか一方でも効果はありますが、組み合わせることでより確実な不審者対策になると言えるでしょう。
ただ、「本当に防犯カメラまで必要なのか?」と迷う方も多いはずです。
次に、防犯カメラ設置を検討すべきケースや判断の目安についてご紹介します。
防犯カメラ設置は大げさ?導入を検討すべきケース
一度や二度の訪問なら、防犯カメラまで設置するのは大げさに感じるかもしれません。
最初の段階では、インターホンの録画機能を活用したり、不在票で受け取るなどのシンプルな方法でも十分に対策できます。
しかし、次のような場合には防犯カメラを検討する価値があります。
こんなときは防犯カメラを検討しましょう
- 不審な訪問が何度も続く
- 夜間や休日にしつこく呼び出される
- 小さな子どもや高齢者のいる世帯で不安を感じやすい
- 近隣で空き巣やトラブルが発生している
- 家を空ける時間が多く、留守にしがち
このようなケースでは、防犯カメラを設置することは決して大げさではありません。
カメラがあるだけで侵入やいたずらを思いとどまらせる効果があり、万が一のときには録画が証拠として役立ちます。
どこにいても安心!スマホで見守れる遠隔監視機能
防犯カメラを設置するなら、録画を残すだけでなく、外出先から自宅の様子を確認できる機能があると安心です。
スマホと連動した防犯カメラなら、専用アプリを使ってリアルタイムで映像をチェックできるため、「今、家の前に知らない人が来ていないか」をその場で確認できます。
さらに、録画映像もスマホからチェックできるので、外出中に気づかなかった訪問があっても後から落ち着いて確認できます。
初期費用0円!レンタルで始める防犯カメラ
「防犯カメラを設置したいけど、費用が心配…」「工事やメンテナンスが面倒そう…」
そんな理由で導入を迷っている方は少なくありません。
そこでおすすめなのが、トリニティーの防犯カメラレンタルです。
- 初期費用0円でスタートできる
- 月額制だから負担が小さい
- 機器提供・設置工事・修理メンテナンスまで全部コミコミ
購入するよりも初期負担が少ないため、「費用を抑えながらもしっかり防犯を強化したい」という方に最適です。
インターホン越しの不審者に備える日常の防犯習慣
防犯機器を活用するのはもちろんですが、日頃のちょっとした工夫も不審者対策には効果的です。
- 玄関のチェーンロックを必ずかける
- インターホンが鳴ってもすぐにドアを開けない
- 訪問者が名乗らないときは対応を控える
- 不安を感じたらその場で会話を切り上げる
特別なお金をかけなくても、普段から意識するだけで不審者とのトラブルを防ぐことができます。
「まずは日常でできること」+「防犯機器の活用」を組み合わせることが、安心につながる大切なポイントです。
まとめ 知らない人がインターホンに映ったとき
落ち着いて対応するために
インターホンに知らない人が映ると、不安や恐怖を感じてしまうのは自然なことです。
しかし、あらかじめ正しい対処法や防犯対策を知っておけば、慌てず落ち着いて対応できます。
- 訪問理由をはっきりさせる
- 安易にドアを開けない
- 不審に思ったら会話を打ち切る
- 身の危険を感じたら迷わず警察へ連絡する
さらに、録画機能付きインターホンや防犯カメラ、センサーライトなどを活用すれば、不安を感じたときの裏付けや証拠にもなります。
「知らない訪問者にどう対応すればいいのか」という迷いをなくすために、日常の工夫と防犯機器の導入を組み合わせることが安心につながるポイントです。
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個人のお客様向け防犯カメラ特設ページ

空き巣や強盗、イタズラ被害などの被害を防ぐためにも防犯対策はとても大切です。
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