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小さいから油断しがちな突き出し窓。
後付けできる防犯対策と注意点を解説。

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突き出し窓は危ない?防犯対策5選|
意外と危険な理由と後付けできる対策をプロが解説

突き出し窓は、換気しやすく見た目もすっきりしているため、浴室やトイレ、キッチンなどによく使われます。

ただ、家の裏側や人目につきにくい場所にある突き出し窓は、思っている以上に注意が必要です。
小さい窓だから安心とは言い切れず、窓の形や設置場所に合わせて防犯対策をしておくことが大切です。

この記事では、突き出し窓が防犯面で不安といわれる理由と、後付けしやすい防犯対策をわかりやすく解説します。
自宅の窓が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

突き出し窓とはどんな窓?

突き出し窓とは、窓枠の上部を軸にして、下側を外側へ押し出して開く窓です。

キッチンや浴室、洗面所、通路、リビングの高窓(ハイサイドライト)などによく使われています。
換気がしやすく、外からの視線も入りにくいため、プライバシーを守りやすい窓です。

あなたの家の窓はどのタイプ?突き出し窓と似た窓の違い

突き出し窓とよく似た窓には、いくつかの種類があります。
ぱっと見は同じように見えても、開き方や使われる場所には違いがあります。

まずは、自宅の窓がどのタイプかをチェックしてみましょう。窓の種類がわかると、防犯対策も考えやすくなります。

突き出し窓

突き出し窓

窓の上側を軸にして、下側が外へ開く窓です。
浴室やトイレ、洗面所などによく使われます。雨が入りにくく、換気しやすいのが特長です。

上げ下げ窓

上げ下げ窓

上げ下げ窓とは、上下に並んだ2枚のガラス(サッシ)を縦方向にスライドさせて開閉する縦長の窓です。

縦すべり出し窓

縦すべり出し窓

窓の縦側を軸にして、外側へ開く窓です。
外へ大きく開くため、風を取り込みやすいのが特長です。

突き出し窓は危ない?防犯性が低いと言われる5つの理由

理由① ガラスを割られると内側の鍵を開けられる

突き出し窓は小さいサイズのものも多いですが、ガラスを割られてしまうと、そこから手を入れて内側の鍵(クレセント錠)を開けられる可能性があります。

とくに注意したいのは、次のようなケースです。

  • 窓のまわりに足場になるものがある
  • 1階や家の裏側にある
  • 人目につきにくい場所にある

小さい窓でも、油断はできません。

理由② クレセント錠だけでは不安が残る

多くの窓に付いているクレセント錠は、窓をしっかり閉めるための金具であり、防犯専用の鍵ではありません。

そのため、クレセント錠だけでは、こんな不安が残ります。

  • ガラスを割られると開けられることがある
  • 鍵が1つだけでは対策として弱い
  • 窓の防犯性を十分に高めにくい

補助錠などを追加すると、より安心しやすくなります。

理由③ 浴室やトイレなど人目につきにくい場所に多い

突き出し窓は、浴室やトイレ、洗面所などに使われることが多く、家の裏側や建物の側面にあるケースも少なくありません。

たとえば、次のような場所は注意したいポイントです。

  • 浴室の小窓
  • トイレの小窓
  • 勝手口まわりの窓
  • 通路側や建物の裏側にある窓

空き巣は、人目につきにくい場所を狙いやすいといわれています。

理由④ 換気のために開けたままにしやすい

突き出し窓は換気しやすいため、少しだけ開けたままにしやすい窓です。

とくに浴室やトイレでは、湿気対策のために開けていることもあるでしょう。

ただ、開けたままの状態には注意が必要です。

  • 外出中に閉め忘れてしまう
  • 就寝中も開けたままにしてしまう

換気のために開けることが多い窓だからこそ、小さい窓だからと油断せず、開けたあとはきちんと戸締まりをしておきましょう。

理由⑤ 1階にあると外から狙われやすい

突き出し窓は、1階の浴室やトイレ、勝手口まわりに設置されていることも多い窓です。
1階の窓は外から近づきやすいため、防犯面でも注意が必要です。

以下のような窓は、とくに気をつけておきましょう。

  • 1階の浴室の小窓
  • 1階のトイレの小窓
  • 勝手口まわりの窓
  • 家の裏側にある窓

小さい窓だからと安心せず、1階にある窓は早めに防犯対策を考えておくことが大切です。

突き出し窓から起こりやすい防犯上の不安とは?

空き巣

突き出し窓は小さい窓が多いですが、1階や人目につきにくい場所にあると、空き巣に狙われる可能性があります。
ガラスを割られたり鍵を開けられたりすると、侵入につながるおそれもあります。

覗き

浴室やトイレにある突き出し窓は、のぞき被害が気になる場所です。

うっかり窓を閉め忘れていたり、外から見えやすい位置にあると、室内の様子を見られてしまう可能性もあります。

いたずらや嫌がらせ

侵入までされなくても、窓をたたかれる、傷つけられる、ガラスを割られるといった被害が起こることがあります。
こうしたいたずらや嫌がらせも、防犯対策を考えるきっかけになります。

後付けできる!突き出し窓の防犯対策5選

突き出し窓の防犯対策は、あとから取り入れられるものもあります。
大がかりな工事をしなくても取り入れやすい方法もあるため、まずはできる対策から考えてみましょう。

① 補助錠を取り付ける

補助錠

補助錠は、今ある窓にあとから取り付けやすい防犯対策のひとつです。
クレセント錠だけでは不安が残る場合でも、鍵を増やすことで防犯性を高めやすくなります。

メリット

  • 後付けしやすい
  • 比較的手軽に始めやすい

② 防犯フィルムを貼る

防犯フィルム

防犯フィルムは、ガラス破り対策として取り入れられる方法です。
窓ガラスを割れにくくし、侵入に時間がかかるようにすることで、防犯性を高めます。

防犯対策として使うなら、CPマーク付きのフィルムを、有資格者に施工してもらうと安心です。

メリット

  • ガラス破り対策になる
  • 今ある窓に取り入れやすい
  • 見た目を大きく変えにくい

③ 面格子を取り付ける

面格子を取り付ける

面格子は、窓の外側に取り付ける防犯対策です。
とくに浴室やトイレ、1階の小窓など、人目につきにくい場所の対策としてよく選ばれています。

設置は、業者に相談しながら進めると安心です。

メリット

  • 見た目でも防犯対策が伝わりやすい
  • 小窓の防犯対策として取り入れやすい

④ 家のまわりや窓の近くに防犯砂利を敷く

防犯砂利

防犯砂利は、あとから取り入れやすい防犯対策のひとつです。
歩くと音が出るため、人が近づいたことに気づきやすくなります。

とくに、家の裏側や勝手口、1階の窓の近くなど、人目につきにくい場所の対策に向いています。

メリット

  • 音で異変に気づきやすい
  • 比較的取り入れやすい

⑤ 防犯カメラを設置する

防犯カメラを設置する

突き出し窓だけでなく、家の外まわり全体まで防犯対策を考えたい場合は、防犯カメラの設置もおすすめです。

不審者を近づきにくくする抑止にもなり、万が一のときは証拠を残せるのが防犯カメラの強みです。

メリット

  • 抑止効果が期待できる
  • 映像を証拠として残しやすい
  • 窓まわりだけでなく家全体の防犯対策につながる

場所別|突き出し窓の防犯ポイント

浴室の突き出し窓

浴室の突き出し窓は、湿気対策で開けることが多く、閉め忘れやすい窓です。
また、家の裏側にあるケースも多く、人目につきにくい点にも注意が必要です。

ポイント

  • 換気後は必ず戸締まりをする
  • 目隠しや面格子で外から見えにくくする
  • 防犯フィルムでガラス破り対策をする

トイレの突き出し窓

トイレの窓は小さいことが多いですが、のぞきや侵入のきっかけになることもあります。
油断しやすい場所だからこそ、対策をしておくと安心です。

ポイント

  • 外から見えにくい窓にする
  • 補助錠で鍵を増やす

勝手口の突き出し窓

勝手口まわりは、人の出入りが少なく、死角になりやすい場所です。
窓とドアの両方をセットで対策しておくことが大切です。

ポイント

  • センサーライトで人を威嚇し、侵入をためらわせる
  • 防犯カメラで外まわりを確認できるようにする
  • 面格子や補助錠で侵入しにくくする

1階にある突き出し窓

1階の窓は、外から近づきやすく、空き巣の侵入経路として狙われやすい場所です。
小さい窓でも油断せず、しっかり対策しておきましょう。

ポイント

賃貸でもできる?突き出し窓の防犯対策

賃貸の突き出し窓で防犯対策をしたい場合は、まず管理会社や大家さんに確認しましょう。
勝手に設備を取り付けると、退去時に原状回復が必要になることもあります。

そのため、賃貸ではあとから外しやすく、跡が残りにくい対策を選ぶと安心です。
たとえば、防犯フィルムは許可が出れば貼れる場合もあるため、取り入れやすい対策のひとつです。

賃貸物件に防犯フィルムを導入するときの注意点

賃貸で意識したいポイント

  • まずは管理会社や大家さんに確認する
  • 原状回復が必要かを確認する
  • 跡が残りにくい対策を選ぶ

窓だけでは不十分?家全体で考えたい防犯対策

窓の防犯対策は大切ですが、窓だけ対策しても、それだけで安心とは言えません。
窓の鍵やガラスを強化しても、家のまわりに簡単に近づける状態では、防犯対策としてはまだ不十分です。

本当に安心したいなら、窓だけでなく、家全体を見渡した防犯対策が大切です。

防犯カメラを設置すべきケース

家の裏側や1階の窓まわりに死角があると、窓の対策をしていても不審者に近づかれるリスクは残ります。

「うちも当てはまるかも…」と感じた方は、一度チェックしてみてください。

  • 家の裏側に人目につきにくい場所がある
  • 勝手口や1階の窓まわりに死角がある
  • 周囲から家の様子が見えにくい
  • 夜間の防犯に不安がある

ひとつでも当てはまる場合は、防犯カメラの設置も含めて対策を考えておくと安心です。

「自宅の場合はどうしたらいい?」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

突き出し窓の防犯でよくある質問

Q. 突き出し窓はどんな窓?

突き出し窓とは、窓の上部を軸にして外側へ開く窓のことです。

浴室やトイレ、キッチンなどに多く使われ、雨が入りにくくプライバシーも確保しやすいのが特徴です。

Q. 突き出し窓のデメリットは?

突き出し窓は換気しやすい一方で、防犯面では注意が必要な窓です。
ガラス部分が小さくても、割られると手を入れて鍵を開けられる可能性があるため、対策をしておくと安心です。

Q. 空き巣に狙われやすい窓は?

空き巣は、人目につきにくく近づきやすい窓を狙う傾向があります。
とくに、以下のような窓は注意が必要です。

  • 1階にある窓
  • 家の裏側や側面にある窓
  • 勝手口まわりの窓
  • 浴室やトイレの小窓

窓の種類だけでなく、設置場所や周囲の環境も重要なポイントです。

Q. 突き出し窓におすすめの防犯対策は?

突き出し窓には、補助錠・防犯フィルム・面格子などの対策がおすすめです。

窓だけでなく家全体の防犯を強化したい場合は、防犯カメラを組み合わせる方法も向いています。

まとめ 突き出し窓の防犯は窓だけでなく家全体で考えよう

突き出し窓は便利な反面、設置場所や使い方によっては防犯面で注意が必要な窓です。
小さい窓だからといって油断せず、補助錠や防犯フィルムなどでしっかり対策しておくことが大切です。

ただし、窓だけ対策していても、家のまわりに近づきやすい状態では十分とは言えません。
本当に安心したいなら、窓だけでなく家全体を見渡した防犯対策を考えることが重要です。

とくに、家の裏側や1階の窓まわりなど、人目につきにくい場所がある場合は、防犯カメラなども組み合わせることで、より安心につながります。

できる対策から少しずつでも取り入れて、安心して暮らせる住まいづくりをしていきましょう。

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