静岡県でクマの目撃情報が急増!
注意が必要な地域と効果的な熊対策とは
全国的にツキノワグマの目撃件数が増えているなか、静岡県でも各地でクマの姿が確認されるケースが相次いでいます。
SNSでは「近所でクマを見かけた」「人が襲われた」といった投稿も見られ、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、静岡県でクマの目撃が多く報告されている地域や、クマの出没情報を確認する方法、そして地域で行われている対策の現状と、AIカメラを活用した新しい取り組みについて、わかりやすく解説します。
地域ぐるみの取り組みはもちろん、日常生活の中で個人ができる備えについてもご紹介していますので、安心・安全のための情報収集として役立てていただければと思います。
地域でできるクマ対策「熊検知AI」で早期発見を
地域でできるクマ対策のひとつとして、AIカメラによる自動検知システム「熊検知AI」が注目されています。
ネット環境が不要で、電源があれば設置できるため、山間部や集落の出入口などでも利用可能です。
クマを検知するとスマホに通知が届き、早期発見と迅速な対応に役立ちます。
静岡県でクマの目撃情報が急増!出没が多い地域とは

静岡県では、ここ最近クマの姿や足跡が確認されるケースが増えており、山間部だけでなく、集落の近くでも目撃されるようになっています。
こうした状況を受け、静岡県は「クマ出没マップ」を公開し、注意喚起を強めています。
このマップでは、クマが実際に目撃された場所や、痕跡が見つかったポイントを一覧で確認でき、安全対策を考えるうえでも役立ちます。
参考「【NEW】令和7年度クマ出没マップ(Googleマップ)」【最新】静岡県でクマが目撃された地域一覧
静岡県内で、令和7年度にクマの目撃が特に多かった地域を件数順にまとめました。
どのエリアで出没が起きているのか、ひと目でわかるよう整理しています。
| 市町名 | 件数 | 主な出没エリア |
|---|---|---|
| 富士宮市 | 38件 | 内房・北山・西山・長貫・羽鮒など富士山西麓の集落周辺 富士宮市公式ページで最新情報を見る |
| 静岡市葵区 | 27件 | 梅ヶ島・田代・俵峰・門屋など安倍川上流の山間部 |
| 静岡市清水区 | 26件 | 蒲原・杉山・宍原・小河内など庵原山地周辺 |
| 浜松市天竜区 | 10件 | 水窪・春野・龍山など山深い集落周辺 |
| 川根本町 | 9件 | 東藤川・奥泉・梅地など大井川上流域 |
| 御殿場市 | 4件 | 中畑・印野など富士山東麓 |
| 裾野市 | 3件 | 須山地区(富士山南東斜面) |
| 小山町 | 3件 | 須走・湯船など富士山東口方面 |
| 富士市 | 2件 | 岩本・大淵(富士山南麓) |
| 浜松市浜名区 | 2件 | 引佐町周辺の丘陵地帯 |
| 森町 | 1件 | 橘(町民の森付近) |
民家や学校の近くでも…生活圏にクマが出没する理由

最近は山だけでなく、民家のすぐそばや学校の近くでもクマの姿が確認されるケースが増えています。
静岡県でも、住宅街で柿を食べていたり、小学校付近で見かけられたりと、生活に近い場所での出没が報告されています。
富士宮市ではこの秋、内房や長貫地区を中心に目撃が相次ぎ、市が箱わなを設置して警戒を強めた時期もありました。
クマはエサを求めて広く移動するため、麓や住宅地に近づくことがあります。
「山だけの話」と油断せず、自分の周りでも起こり得ることとして注意しておくことが大切です。
熊検知AIについて詳しく知りたい方はこちら
静岡県でツキノワグマが増えているのはなぜ?

静岡県には、
- 南アルプス地域個体群
- 富士地域個体群
という2つのツキノワグマの集団が生息しています。
一時は数が減ったものの、保護活動の効果もあり現在は少しずつ回復してきています。
とくに富士地域個体群は、道路や市街地によって生息地が分断されてしまい、静岡県レッドデータブックでは「絶滅のおそれのある地域個体群」に分類されています。
出典「静岡県のツキノワグマ」では、なぜ目撃が増えているのでしょうか。
山の木の実が不足し、麓まで下りてくるため
どんぐりなどの木の実が不作になると、クマはエサを探して麓や集落の近くまで移動します。
食糧不足が起きた年は、住宅地や農地付近での目撃が増えやすい傾向があります。
生息地が分断され、行動できる範囲が狭い
富士山周辺のクマは、道路や開発によって生息域が細かく区切られています。
その結果、
- 同じエリアにクマが多く集まりやすい
- 集落と森の境界を行き来しやすい
といった状況が生まれ、人と遭遇するリスクも高くなります。
人の生活圏がクマの生息地に近づいている
山林伐採や住宅地の拡大によって、人の暮らしとクマの生活圏が近づいていることも大きな要因です。
民家の果樹や畑の作物がクマを引き寄せてしまうケースも増えています。
ツキノワグマはいつ出やすい?季節ごとの行動と注意点
ツキノワグマは、季節によって行動が大きく変わります。
どの時期にどんな特徴があるのかを知っておくと、山に出かけるときや散策をするときの安全対策にも役立ちます。
ここでは、季節ごとの行動パターンと注意点をわかりやすくまとめました。
冬眠・出産期(11月下旬〜5月ごろ)
主な行動・特徴
- 11月下旬から冬眠に入る
- メスは冬眠中の1〜2月に赤ちゃんを出産
- 3〜5月ごろにゆっくり目を覚ます
補足・注意点

冬の間はほとんど活動しないため、人との遭遇リスクは一年で最も低い時期です。
ただし、近年は「冬眠が遅れる」「冬眠に入らない個体がいる」といった報道もあり、いつも以上に注意が必要とされています。
繁殖期・分散期(6月〜7月ごろ)
主な行動・特徴
- この時期に繁殖が行われる
- 子グマが母グマから離れ始める
- 若いオスが新しい縄張りを探して広く移動する
補足・注意点

行動範囲が大きく広がるため、登山道や集落付近で目撃が増えやすい時期です。
とくに、母グマと別れたばかりの若いオスが人里に現れるケースもあり注意が必要です。
飽食期(10月〜11月ごろ)
主な行動・特徴
- 冬眠に向けてエサをたくさん食べる
- 昼夜問わず活動が非常に活発になる
- どんぐりなどの木の実が不足した年は、麓の集落まで下りてくることがある
補足・注意点

もっとも目撃が増える時期で、人里に近づくリスクも高まります。
秋はとくに注意し、山に近い地域では最新の出没情報の確認が欠かせません。
ツキノワグマの行動には季節ごとの特徴があり、とくに「繁殖期(初夏)」と「飽食期(秋)」は目撃が増えやすい傾向があります。
外出や登山の前に時期を意識しておくと、より安全に過ごすことができます。
ツキノワグマは本当はおとなしい?襲うのはどんなとき?

ツキノワグマは、とても臆病な性格をしています。
ふだんは人の気配を感じると、自分から静かにその場を離れていきます。
しかし、次のような場面ではクマが攻撃的になることがあります。
- 人と近距離で鉢合わせしたとき
- 母グマが子グマを守ろうとするとき
- 人の多い場所に迷い込んでパニックになったとき
こちらが落ち着いて行動し、遭遇しない工夫をすることで、多くのトラブルは防ぐことができます。
参考:「静岡県のツキノワグマ」クマを引き寄せる匂いにも注意

ツキノワグマは甘い匂いや強い匂いに引き寄せられやすい動物です。
自宅や畑、キャンプ場では以下の対策が大切です。
- 残飯や食べ物を外に置いたままにしない
- 生ごみをきちんと管理する
- 庭の柿や果樹の「取り残し」を放置しない(クマの大好物)
これらを徹底するだけでも、人里への出没を減らすことにつながります。
静岡県のクマ対策に役立つ!出没を知らせるAIカメラ「熊検知AI」
クマの被害を防ぐには、出没を早く察知し、周囲に知らせる仕組みがとても重要です。
その課題を解決するために開発されたのが、AIカメラでクマを自動検知し、スマートフォンへ通知する「熊検知AI」です。
このカメラは電源さえあれば使えるネット不要タイプで、山間部や集落の入り口など、インターネット環境がない場所でも簡単に導入できます。
「熊検知AI」が便利なポイント
出没をリアルタイムで把握できる
クマを検知すると、スマホアプリにすぐ通知。
現場へ行かなくても、状況をその場で確認できます。
複数人で共有できる
自治体や防災担当者、地域の見守りチームなど、関係者全員で同じ情報を共有できます。
設置や移動が簡単
電源があれば設置可能。出没が多い場所や季節ごとの動きに合わせて柔軟に移動・再配置できます。
「熊検知AI」は、クマの早期発見に役立つ頼もしいツールです。
静岡県の安全を守る新しいクマ対策として活用してみてはいかがでしょうか。
静岡県でクマの目撃情報を確認する方法とは?
静岡県「令和7年度クマ出没マップ」で最新情報をチェック

静岡県では、県内で確認されたクマの目撃場所や日時をまとめた「令和7年度クマ出没マップ」を公開しています。
このマップでは、地図上で出没ポイントを簡単に確認できるため、
- 自宅周辺に出没がないか
- 通勤・通学ルートが安全か
- 山歩きや農作業の前に注意点はないか
といったことを事前にチェックできます。
出典「静岡県のツキノワグマ パンフレット・目撃情報」静岡でクマに遭遇したら?身を守るための正しい行動とは

クマは「逃げるものを追う習性」があるため、もし出会っても走って逃げるのは絶対に避けてください。
驚いたとしても背を向けず、クマから目を離さないようにしながら、ゆっくりと後ずさりして距離を取ることが大切です。
次のような行動はクマを刺激してしまうため、避けましょう。
- 大声を出す
- 石を投げる
- 無理に追い払おうとする
まずは落ち着き、静かにその場から離れるのが最も安全です。
子グマを見かけたら特に危険!絶対に近づかない理由
近年は住宅地付近でもクマの親子が目撃されています。
子グマの近くには、ほぼ確実に母グマが隠れて見守っています。
かわいらしく見えても、近づいたり写真を撮ろうとすると、母グマが「子どもを守ろう」として攻撃的になるおそれがあります。
子グマを見つけたら絶対に近づかず、静かにその場を離れてください。
まとめ クマ被害を防ぐには早期発見と情報共有が重要
クマの出没を防ぐためには、「できるだけ早く気づくこと」と「地域で情報を共有すること」がとても大切です。
とはいえ、山間部の見回りは負担が大きく、クマと突然出会ってしまう危険もあります。
そんな場面で頼りになるのが、AIカメラがクマを自動で検知して通知してくれる「熊検知AI」です。
電源があればすぐに設置でき、インターネット環境がない山間部でも利用できます。
静岡の地域の安全を守るための“早期発見の仕組み”として、ぜひ導入を検討してみてください。
熊検知AIについて詳しく知りたい方はこちら





