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オートロックの弱点とは?
共連れ防止対策を解説します

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オートロックは意味ない?
共連れ防止に重要なエントランスの防犯対策

オートロックの意味がないと言われる理由には、入居者が建物に入る時に一緒に入ってくる「共連れ」や、オートロックの暗証番号の漏洩などが挙げられます。
とはいえ、セキュリティ設備の有無はマンションの空室問題を大きく左右するのも事実です。

この記事では、共連れの違法性や、共連れ防止効果の高い、エントランスの防犯対策についてご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

  • これからマンションの防犯対策を考えたい方
  • オートロックが意味がないと言われる理由を知りたい
  • マンションの防犯にかかる費用を知りたい方

オートロックが意味ないと言われる理由は?

「オートロックは意味ない」と言われる一番大きな理由が、「共連れ」でしょう。
共連れとは、入居者などマンション内に入る人がオートロックを解錠したタイミングで便乗して侵入することをいいます。
共連れと似た言葉で、人がマンションから出るタイミングで侵入することは、「入れ違い」と呼ばれます。

まずは、オートロックが意味ないという意見がある3つの理由を解説します。

オートロックの意味がないと言われる理由1.
共連れ侵入の可能性がある

共連れ防止が重要

オートロックだけがあっても、共連れ・入れ違いなど、偶然を装って侵入する不審者は、オートロックだけでは防ぐのが難しいというのが、オートロックに意味がないと言われる大きな理由です。

オートロックの共連れ侵入のパターン

  • 鍵を忘れた入居者が、オートロックが開くのを待って共連れ
  • マンションに出入りする業者が共連れ
  • 入居者の知人が訪問時にたまたまオートロックが開いたため共連れ

共連れ防止には、ダブルオートロックの導入や、エントランスの防犯カメラ設置、風除室へのカメラモニター設置などの対策があります。

マンションの共連れ防止対策について

オートロックの共連れは違法?不法侵入にはならないの?

共連れ行為が違法になるかどうかは、状況にもよります。
たとえば、マンションに住む入居者が鍵を忘れて、たまたま帰宅した別の入居者がオートロックを解錠した時に共連れで入るケースであれば違法とはいえません。

ただし、マンションとは無関係の人物が共連れで中に入った場合は違法となる可能性があります。

オートロックの意味がないと言われる理由2.
暗証番号の漏洩・鍵の複製をされると意味がない

暗証番号が漏洩するとオートロックの意味がない

オートロックの中には、入居者の部屋の鍵がそのままオートロックの鍵にもなるタイプのものや、暗証番号で解錠できるものもあります。
部外者に暗証番号を知られたり、鍵が複製されてしまうと侵入される危険性があります。

暗証番号の漏洩や鍵の複製防止対策には、暗証番号を定期的に変更する、簡単に複製されない鍵を使うなどが挙げられます。

オートロックの意味がないと言われる理由3.
入口以外の防犯対策ができていない

入口以外の防犯対策ができていないとオートロックの意味がない

1階のベランダや裏口など、表の入口以外に侵入しやすい場所があるとオートロックの意味がありません。
エントランス近辺だけでなく、敷地内をしっかりと防犯できるよう、防犯カメラやセンサーライト・常夜灯の設置がおすすめです。

また、マンションの裏口を後付けでオートロック化することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

オートロックの意味がないと言われる理由4.
オートロックが開けっ放しになっていると意味がない

オートロックの開けっ放しはオートロックの意味がまったくない

中にはオートロックが故障したまま放置しているというケースも稀にあります。
故障したまま、とりあえず自動ドアが開きっぱなしになっている状況もあり、これではオートロックの意味は全くないと言えるでしょう。

状況によっては、入居者と管理者間での契約に違反することとなり、家賃交渉に応じなければいけないことにもなりえます。
オートロックは、適切な期間で更新をして、常時問題なく稼働するようにしておいてこそ意味があります。

マンションのインターホン更新について

「オートロックは意味ない」ではなく、効果的に使う

マンションのオートロックの、意味がないといわれる理由についてご紹介しましたが、では、オートロックは意味がないのかと、そうではありません。
オートロックは、建物内に入るための第一関門として部外者の侵入を抑止することができます。

大切なのは、マンションの防犯対策をオートロックのみにするのではなく、物件に合わせて適切な防犯設備を整えることです。

マンションにオートロックを設置するメリット

  • 部外者の侵入を防ぐことができる
  • エントランスのインターホン機器(集合玄関機)のカメラで訪問者を録画できる
  • セキュリティ対応物件として空室対策になる
  • スマホ連動や宅配ボックスとの連動で、入居者の住みやすさをアップする
  • 機種により火災報知器との連動や、マンション内へお知らせを周知する掲示板機能があるものがある

マンションやアパートなどの集合住宅は、複数の世帯が共同して住むので、面識のない人物がいても疑問に思わないことが多い環境です。
オートロックがなければ、誰でも簡単に侵入ができてしまい、犯罪やいたずらのリスクが上がります。

オートロックと合わせて防犯カメラやセンサーライトなどを設置することで、マンションの防犯性を向上することができます。

マンションのオートロック交換もおまかせください!

マンションのオートロック設備の不具合を放っておくと、オートロックが使えずエントランスが開けっ放しになってしまうこともあります。
弊社では、防犯カメラだけでなく、マンションのオートロック・インターホン設備の交換工事も行っております。

なるべく費用を抑え、オーナー様や管理組合の方の手間なくオートロック更新ができます。

共連れ防止に効果がある対策は?マンションの入口の防犯強化

オートロックはマンションの入口となるエントランスに設置することで部外者の侵入を防ぐ、いわば門番のような存在です。
最近はマンション用インターホン設備も様々な機能ができ、スマホと連動させて外出中に訪問者の確認ができるものや、広い視野角で訪問者を撮影するカメラ付の機種もあります。

それでも、オートロックだけでは対処が難しいのが共連れです。
2025年8月、兵庫県神戸市のマンションでマンションへの共連れ侵入によって女性が刺殺された事件が起こりました。
共連れの防止には、防犯設備の設置の他、入居者が「後ろに不審者がついてきていないか」気付ける仕組みが重要です。
参考:産経新聞「神戸刺殺 オートロック「共連れ」で突破 被害女性はエレベーターまで気づかなかったか」

共連れ防止対策①
ダブルオートロックとは?二重ゲートで内部までの侵入を防ぐ

ダブルオートロックとは、その名の通り二重でオートロック扉を設置する方法です。
エントランスの防犯を強化できるのがメリットですが、建物の構造によっては、大規模な工事が必要となる可能性があるというのがデメリットです。

ダブルオートロックを想定した建物であれば別ですが、後からダブルオートロックにする場合、たとえば通常はオートロックの外側にある集合ポストがオートロックの中に入ってしまい、郵便物を届けることができないというトラブルも起こりえます。
そのため、後からダブルオートロック式にしようと思うと外構工事から行う必要があり、期間も費用も膨大になってしまうケースが多いというのが難点です。

共連れ防止対策②
【おすすめ】防犯カメラモニターを風除室へ壁付けする

マンションでは、防犯カメラの映像を入居者が見ることができる壁付けモニターが好評です。
モニターがあれば、入居者が不審者がついて来ていないか、周囲に異常がないかリアルタイムで確認ができ、安心感につながります。

マンションでは、エレベーター前通路などで設置することも多いですが、共連れの対策におすすめなのが、風除室へのモニター設置です。
風除室とは、マンションの入口からロビーの間にある、集合ポストやオートロックなどが設置されている空間をさします。

エントランス近辺の防犯カメラ映像が風除室で常時映し出されれば、入居者は振り返らずに背後にいる不審者を察知し避難することもできます。
エレベーターのような逃げようのない密室に入る前に、しっかりと周囲を確認できる状況を作ることが、入居者の安全を守る上で大切です。

共連れ以外の侵入経路も確認し、防犯を強化する

警察の調査によると、マンションなどの共同住宅へ泥棒が入る時に使われる侵入経路について、以下のように結果が出ています。

  • 1位.表出入り口
  • 2位.窓
  • 3位.その他出入り口

参考:住まいる防犯110番「手口で見る侵入犯罪の脅威」

エントランスのある表出入り口が1番多い侵入口となっていますが、ベランダの窓や裏口など、表側の入口以外から不審者が侵入することもあります。
場所別に、どんな防犯対策が効果的か解説します。

マンションの表入口からの侵入防止

マンションの表入口から不審者が侵入するリスク

表入口からの侵入手口の例

  • 共連れや入れ違いで侵入する
  • 鍵を忘れた入居者のふりをしてインターホンを鳴らし、開けてもらう
  • 鍵や暗証番号を入手して侵入する

複数世帯が住むマンションは、入居者同士の面識がなく、堂々と表入口から不審者が侵入することも多いです。
防犯カメラやオートロックなどの防犯設備を設置することで、入居者が安心でき、不審者を牽制することもできます。

表入口の防犯対策例

  • エントランスや風除室周辺への防犯カメラ設置
  • 風除室にモニターを設置し、不審者がついてきていないか確認できるようにする
  • オートロックが老朽化している場合、更新工事をする
  • 夜間の防犯対策にセンサーライトや常夜灯を設置する
  • 「防犯カメラ作動中」「遠隔監視システム」ばどの防犯ステッカーを目立つ位置に配置する

窓からの侵入防止

マンションの窓からの侵入を防止

窓からの侵入手口の例

  • 1階や低層階のベランダからガラスを割って侵入
  • 窓の鍵を開け忘れている部屋に侵入
  • 植木や塀を足場にしてベランダへよじ登る

とくに1階の部屋は高さがなく、ベランダへの侵入が難しくない物件もあります。
万が一、入居者が部屋にいる間に泥棒がベランダから侵入すると鉢合わせしてしまい、怪我をさせられる危険もあります。

窓からの侵入対策に、CPマーク付きの防犯フィルムを施工しておくのもおすすめです。

窓の防犯対策例

  • 防犯フィルムを窓ガラスに貼って破られにくくする
  • 補助錠を追加する
  • 入居者へ窓閉め徹底を周知する掲示を行う
  • ベランダへの侵入が確認できるような位置へ防犯カメラを設置し死角を防ぐ(※入居者のプライバシーを侵害しないよう注意)

その他出入り口(裏口など)

マンションの裏口から不審者侵入の危険がある

その他出入り口からの侵入手口の例

  • 裏口から侵入する
  • 通用口を利用する
  • 非常階段から侵入する

表入口以外にも出入り口がある場合、まず施錠は徹底しましょう。
裏口から簡単に侵入できてしまっては表入口にオートロックがあっても意味がありません。

裏口もしっかりと出入りの制限をしたい場合、裏口をオートロック化することもできます。
お気軽にご相談ください。

その他入口の防犯対策例

  • 裏口や通用口にも防犯カメラを設置
  • ゴミ置き場や非常階段の扉は必ず施錠し、ルール徹底を周知する
  • 裏口をオートロック化し、関係者以外の出入りを制限する

マンションの防犯カメラを初期費用0円で!月額制のレンタルが人気

弊社では、防犯カメラをレンタル・リース・一括買取にて提供ができます。
一番人気なのが、初期費用0円・月々定額料金のみでご利用いただける防犯カメラのレンタルプランです。

防犯カメラの新規導入はもちろん、リニューアルも対応しています。

防犯カメラに不具合がないか自動でチェックできる死活監視システムや、夜間の防犯を強化するセンサーライト・常夜灯の設置など、マンションの防犯強化に役立つ様々な設備が一緒にご利用いただけます。

その他、防犯カメラ以外にもマンションの防犯対策に効果的な設備を多数お取り扱いしています。
まずは無料の現地調査・お見積りにてご相談ください。

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共連れ防止対策・マンションの入口防犯に対するよくある質問

オートロックは意味がないのでしょうか。
オートロックは、関係者以外が簡単に建物に出入りできないようにする意味があります。
ただし、オートロックが古くて開きっぱなしになっていたり、暗証番号がずっと変わらないまま放置されていると漏洩し、意味がなくなる懸念があります。
共連れ防止で効果的な対策は?
ダブルオートロックや防犯カメラモニターを風除室に設置することがおすすめです。
費用感や手間を考えるなら、防犯カメラモニターの設置から始めましょう。
防犯カメラの画質はどれぐらい必要ですか?
200万画素以上の防犯カメラを設置しましょう。
古くなったアナログカメラが設置されたままの場合、画質が粗く、万が一の時の証拠能力が担保できない可能性があります。
オートロックの更新時期はどれぐらいですか?
集合住宅向けのオートロックは、約15年が更新時期とされています。
更新時期を過ぎたオートロック・インターホン設備は不具合や故障が起こりやすく、「ある日突然使えなくなってしまった」というトラブルが発生する危険があります。

まとめ オートロックを「意味がないもの」にしないために

このページでは「オートロックは意味がないのか?」という疑問にお答えするため、オートロックの意味がない使い方や、オートロックの弱点でもある「共連れ」「入れ違い」を防止する対策についてご紹介しました。
オートロックは意味がないのではなく、意味がない使い方をしない・効果を相乗する設備を利用するなど、マンション全体のセキュリティ性をアップする工夫をすることで不審者に狙われる穴をなくし、犯罪のターゲットにされにくいマンション環境をつくることができます。

  • オートロックは適宜更新し、常に正常に稼働するようにする
  • 防犯カメラを設置し、証拠を残せるようにする
  • 風除室に防犯カメラモニターを設置し、入居者が周囲を確認できるようにする
  • 裏口など、表入口以外の侵入経路もオートロック化する

このような方法で、オートロックの効果を高め、マンションの防犯対策を強化することができます。

弊社では、防犯カメラやオートロック更新工事など、幅広いセキュリティをお取り扱いしており、マンションの防犯を総合的にサポートすることができます。
費用感の相談や、どんな機器が良いか、立地環境に合わせてご提案します。

現地調査・お見積り無料となります。マンションの防犯対策は、専門業者のトリニティーへお任せください。

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