災害に備える防犯カメラシステムとは
防犯カメラ・監視カメラは大規模な災害が起きた時にも重要な役割を担います。災害時は現地の状況をできる限り詳細に把握し、迅速に判断・行動することが人命を守るために大切です。
災害が発生すると災害時の状況ばかりに目が行きがちですが、被災地では犯罪件数が上がる傾向にあり、過去には留守になった住宅から窃盗を行う盗難や避難所での性被害、暴力事件が起きた事例があり、災害時にも備えることが出来るセキュリティは、一つの課題でもあります。
防犯カメラは現地の状況把握や避難所での事件防止など、被災地の治安維持に役立ちます。
また、災害対策を考えるにあたり、災害時の停電についても考慮するべきでしょう。
無停電電源装置があれば停電時にも機器に電源を供給することができ、停電が原因となるセキュリティシステムの停止を阻止することができます。
このページでは、万が一災害が起きた場合、どんな危険があり、防犯カメラがどのように活用されるか紹介させて頂きます。
災害時に防犯カメラができること
地震や洪水など、災害はいつ起きるかわかりません。だからこそ、普段から出来る限りの対策を考えておくことが大切です。
地震が発生した時、災害当時の状況を報道するために防犯カメラが撮影した映像が活用されることはよくあります。防犯カメラは常時稼働し撮影・録画を続け、正確な情報を残すことができます。
弊社では防犯カメラ・監視カメラの他、いつでも室内をスマホで見守ることができる見守りカメラや、YouTubeで24時間365日ライブ配信ができる定点ライブカメラシステムも取り扱っています。
災害時の危険や、起こり得る犯罪についてとカメラシステムを使った対策について紹介します。
遠隔監視システムで被災地の状況確認
災害時、防犯カメラがあれば遠隔からでも現地の状況を把握することができます。
自然災害では二次災害が起こることもあり、現地の状況確認のために人が向かうことは危険です。
弊社で防犯カメラの設置をご依頼いただく際も、多くのお客様が遠隔監視を希望され、パソコンやタブレット、スマートフォンを使ってカメラの映像を見ることができるように設定しています。
インターネット環境がない場所の遠隔監視も、弊社なら防犯カメラ専用のSIMを使うことで遠隔監視が可能です。
災害時の盗難被害対策に
災害時は多くの人が避難所で待機となり、住宅や店舗が無人となるため、居住者が避難中であることを利用した空き巣被害の危険があります。
2011年に日本を襲った東日本大震災発生では食料、燃料を盗むコンビニやガソリンスタンドでの盗難被害の他、高級品の盗難も数々起こりました。
こうした盗難被害を防止するために防犯カメラは役立ちます。
弊社では、設置した防犯カメラが侵入者の存在を検知しスマホに通知するAI防犯カメラシステムをご利用いただくこともできます。
侵入者の画像がスマホに送られてくるため、リアルタイムで自宅や店舗への侵入者の存在を確認することができます。
避難所の安全対策
災害時には、地域ごとで指定された公民館や体育館に人が集まります。大規模な災害では長期間避難所で過ごすこともありえます。
多くの人が集団生活をする避難所では盗難、性暴力といった事件が起きた例があります。
避難所として指定されている施設の出入り口に防犯カメラを設置しておくことで、災害時でなくとも不審者の侵入を防ぐ防犯対策になります。
災害時は、ただでさえ不安になる状況です。避難した地域住民が少しでも安心して過ごすことができるよう、安全対策を講じることは非常に大切です。
避難所では防犯カメラや防犯フィルムの導入に補助金・助成金が出ることも多く、弊社でも補助金精度を利用したセキュリティの設置をお手伝いさせて頂いています。
河川の状況監視
最近、街中の様子を定点カメラで撮影しライブ配信をする団体も多く、弊社でも24時間365日常時ライブ配信ができるカメラシステムを提供しています。
大雨で河川の水位が上昇すると氾濫して洪水になる危険がありますが、雨がひどいからと人が見に行くことは危険なことです。
防塵・防水の屋外対応の定点カメラを設置して遠隔で水位を監視できるようにしておくことで、災害時に危険を冒して人が河川まで見に行かなくても、カメラの映像を確認することで状況が把握できます。
また、ライブ配信を行うことで、周辺に住まう近隣住民の安全確保も期待できます。
家族の安否確認には見守りカメラを
ライフスタイルの多様化の影響もあり現代の日本では一人暮らしの高齢者も増加傾向にあります。
遠くに住む両親、祖父母が安全に過ごせているか不安な方のために生まれたのがインターネット不要の見守りカメラ「ユーコとヨーコ」です。
工事不要で、コンセントに挿すだけで簡単に設置できる見守りカメラは、離れて住む家族の見守りにおすすめです。
災害時に一人暮らしの方と連絡がとれないと、家族はとても不安になります。見守りカメラはスマホで映像の確認の他、会話も可能なのでこうした災害時に家族の安否を確認することにも活用できます。
災害時の停電に備える無停電電源装置
災害時には断線や電柱が倒れてしまって急に停電するというケースも想定されます。
人が使う道具の中には電気を使うものが多く、防犯カメラも例外ではありません。
災害時をはじめとした予期しない停電への対策としておすすめなのが、無停電電源装置(UPS)です。
停電によって防犯カメラが停止してしまうと、防犯としての効果が大幅に低減されてしまいます。
防犯
カメラと無停電電源装置を合わせて設置することで、災害で停電が起きた時も防犯カメラに電力を給電することができます。
SIMの内蔵ソーラー防犯カメラなら電気がなくても稼働
トリニティーでは、電源不要、SIM内蔵のソーラー防犯カメラの設置が可能です。
電源がなくても、インターネットの環境がなくてもスマホを使って遠隔で監視をすることができます。
SIM内蔵のため、災害によって基地局がダウンしない限り遠隔監視が可能です。
災害時の安全をサポートする防犯カメラ
地震や津波、大規模な水害などの災害直後の被災地では、一時的に犯罪率が上がりやすいとされています。
24時間365日常時撮影、録画を続ける防犯カメラは災害時の犯罪リスクを回避し、万が一犯罪が起きた時の証拠能力としても利用できます。
ただし、電気やインターネットなどインフラまで遮断されてしまうといざという時に機能しません。災害時の近隣住民の安全を守るためには、非常時にも防犯カメラを稼働させるためにはSIMや無停電装置、ソーラーパネルが組み込まれたカメラシステムが必要です。
弊社では、設置環境やお客様のご希望に合わせた機器構成のご提案、設置工事が可能です。
まずは無料の現地調査・お見積りをお試しください。