AHD防犯カメラの性能や設置方法について
AHD防犯カメラは、初代のAHD1.0から始まり、AHD2.0、AHD3.0と年々バージョンアップしてきております。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
発売時期 | 解像度 | 画素数 | |
AHD1.0 | 2015年頃~ | 1280×720 | 約100万画素 |
AHD2.0 | 2017年頃~ | 1920×1080 | 約200万画素 |
AHD3.0 | 2019年頃~ | 2592×1944 | 400万画素もしくは500万画素 |
弊社でAHD防犯カメラは、現在200万画素(AHD2.0)、400万画素(AHD3.0)のタイプを販売しております。
AHDカメラは弊社で製造から手掛けておりますのでよりリーズナブルに導入することが出来ます。
購入はもちろん、それぞれレンタルとリースが可能です。
200万画素 AHDカメラ
220万画素赤外線AHDカメラ
「TR-402VQ」
フルハイビジョン画質のクリアな映像で撮影可能な屋外用AHD防犯カメラ(バレットタイプ)です。
バリフォーカルレンズ内蔵で、立地・画角に応じて望遠・広角撮影を可変して撮影することができます。
夜間は赤外線照射で暗闇でもきれいに撮影することができます。
220万画素赤外線AHDドームカメラ
「TR-302VQ」
フルハイビジョン画質のクリアな映像で撮影可能なドーム型カメラです。
220万画素で撮影したAHD・TVI・CVI画像信号をレコーダーに送信。非常にきれいな映像を記録することができます。
コマンド操作がケーブルではなくドームの中に内蔵されました。
圧迫感の少ないドームカメラは犯罪の抑止力は小さいですが、来客のあるような店舗ではその外観が喜ばれるデザインとなっています。弊社のロゴデザインがプリントされました。
400万画素 AHDカメラ
400万画素屋外赤外線AHDカメラ
「TR-451VQ」
フルハイビジョンの約倍である2Kレベル400万画素の超高画質な映像で撮影可能なバレット型の屋外用赤外線カメラです。
約30~90度の範囲で撮影を調整することができます。
夜間はソニー製イメージセンサ「スターヴィス」で白黒ながらもクリアな映像を撮影することができます。
400万画素赤外線AHDドームカメラ
「TR-351VQ」
400万画素(2K画質)で撮影したAHD画像信号をレコーダーに送信。
非常にきれいな映像を記録することができます。
暗い場所でも明るく撮影ができるソニー製イメージセンサ「スターヴィス」内蔵、赤外線と合わせて0ルクスで利用できます。
圧迫感の少ないドームカメラは犯罪の抑止力は小さいですが、来客のあるような店舗ではその外観が喜ばれるデザインとなっています。
AHDカメラの互換性
AHD防犯カメラをアナログ品質に落としてアナログレコーダに接続したり、アナログカメラをAHDレコーダに接続できるばかりでなく、アナログカメラとAHDカメラの混在も可能になります。
従来のアナログカメラをハイビジョンで録画、再生することはできませんが様々な方法で今後販売ができます。
最近、アナログのシステムを導入してしまったという方もぜひ、ご相談ください。
AHDをとりまくこれからの防犯カメラ業界
セキュリティカメラが一般に普及するようになってから2010年代半ばまで、技術革新はほとんど行われてきませんでした。
ほとんどのシステムは、価格が高く大企業でしか実用化されていませんでした。
インターネットの普及、インフラの整備、大量生産による低価格化によってこの10年でめざましい発展を遂げました。
世界中どこにいても遠方の様子を観ることができるようになったのはつい最近の話です。
そして液晶テレビの普及によるモニターの巨大化によりハイビジョン、フルハイビジョンでの再生が不可欠となりました。
一部のネットワークカメラ、HD-SDIカメラによってそれらの技術も一般のものとなりました。
そんな時代の流れの中、ローテク技術だったアナログシステムの規格に【AHD】という新しい進化が訪れました。
低価格とメンテナンス性の高さを残したまま、ハイビジョン撮影が可能になったのです。
これからはどんどんAHDカメラが市場でシェアを取るでしょう。
AHD防犯カメラの性能と料金比較
近年の傾向は、【LANケーブルで繋げるIPカメラ】と【同軸ケーブルで繋げるAHDカメラ】を比較することが主流になってきました。
現在日本で最も流通しているタイプの防犯カメラは200万画素防犯カメラです。
これは、IPカメラもAHDカメラも同様です。(弊社では400万画素のAHDカメラも販売しています。)
これは、まだまだ4Kテレビが高価なため、一般的なフルHD(200万画素)レベルの防犯カメラで十分だという一般的な考えからです。
種類 | 価格 | 映像品質 | ランニングコスト |
---|---|---|---|
IPカメラ | 高い | 高い | 高い |
AHD | 安い | 高い | 安い |
従来のアナログカメラは最大でも1280×480という画像サイズがやっとでした。
しかも多くのシステムでは52万画素を使っていても33万画素レベルまで画質を落として撮影する事がほとんどで、もっとも品質の高いものでも60万画素が限界でした。
AHDの技術が生まれて、現在では400万画素まで画質が向上しました。しかも価格は今までのアナログカメラと変わりません。
AHDカメラであれば、映像に映り込んだ犯人の人相などの特徴、車のナンバーがよりはっきりと判別できるようになるでしょう。
海外の分り易い動画を見つけたので紹介します。
AHD防犯カメラ設置時の動画
AHD防犯カメラを設置した時に撮影した動画です。今までの一般的な防犯カメラと設置方法は何も変わりませんが、配線距離が少しシビアになるので、長い距離配線する場合は気をつけなくてはなりません。
AHD防犯カメラのお問い合わせは
AHDの規格はオープンソースですので各メーカーから発売されており、弊社が販売するAHDカメラは現在200万画素と400万画素がその2シリーズです。
事前に性能について知りたい場合は、弊社に試作機がございますのでお問い合わせの上、ご来社ください。
AHD防犯カメラ
中部防犯カメラセンターではアツミ電氣の防犯機器のすべてを取り扱っております。
AHDボックスカメラ
「SD-B2000W」
アツミ電氣の「SD-B2000W」は、防犯カメラです。
ワイドダイナミックレンジ機能のついた箱形防犯カメラです。コンビニやレンタルビデオショップなどショップセキュリティに適したモデルです。
AHD屋内ドームカメラ
「SD-D2000」
アツミ電氣の「SD-D2000」は、屋内用のドームカメラです。シンプルなドーム型防犯カメラは店舗の万引き防止などによく使われます。来店のお客様に圧迫感を与えないスリムなデザインになっています。
AHD耐衝撃形赤外線ドームカメラ
「SD-VR2000W」
アツミ電氣の「SD-VR2000W」は、耐衝撃の赤外線防犯カメラです。
赤外線付きのドームカメラでアンチバンダル機能が備わっておりイタズラされにくく、天井の低いエレベータールームなどで活躍します。
210万画素のフルハイビジョン防犯カメラです。ワイドダイナミックレンジ機能
AHD屋外用赤外線カメラ
「SD-IR3000W」
アツミ電氣の「SD-IR3000W」は、210万画素のフルハイビジョンAHD防犯カメラです。
屋外用の赤外線防犯カメラで、外壁や軒下、ポールなどに取付け撮影をします。
ワイドダイナミックレンジ機能で明暗の激しい場所でもキレイに撮影ができます。
ハンファ製のAHD防犯カメラには200万画素の防犯カメラと400万画素のものがあります。
サムスン AHDボックスカメラ
「SCB-6003KN」
「SCB-6003KN」は、ボックス型のAHD防犯カメラです。
サムスン AHDドームカメラ
「SCD-6083KRN」
「SCD-6083KRN」は、ドーム型のAHD防犯カメラです。
200万画素で撮影でき、AHDレコーダーと組み合わせることで200万画素フルハイビジョンをそのまま録画できます。
また、最長500mの配線が可能で、敷地の広い場所でも他の拡張機器を使わず容易に設置工事が可能です。
赤外線照射で夜間撮影録画も可能。
サムスン AHDバレットカメラ
「SCO-6083KRN」
「SCO-6083KRN」は、バレット型の200万画素フルハイビジョンAHD防犯カメラです。
屋外、屋内どちらも設置が可能で、赤外線照射のため夜間も白黒で明るく撮影が可能です。
見た目もすっきりとした外観でスマホアプリによる遠隔監視を可能にします。
AHDデジタルレコーダー
AHD方式の防犯カメラレコーダーです。
これらのレコーダーに従来の防犯カメラは接続できますが、従来の防犯カメラレコーダにAHD防犯カメラは接続できません。
また、従来の防犯カメラを接続してもそのカメラの画素数にあった録画をするだけで200万画素で録画できるわけではありません。
4CH AHDデジタルレコーダー
「FDS-401AHD」
「FDS-401AHD」は、フルハイビジョンAHD防犯カメラが4台接続できるデジタルビデオレコーダーです。
音声入力が1chあります。マウスで操作します。
8CH AHDデジタルレコーダー
「FDS-801AHD」
「FDS-801AHD」は、フルハイビジョンAHD防犯カメラが8台録画できるデジタルビデオレコーダーです。
音声入力が1chあります。
マウスで操作します。
16CH AHDデジタルレコーダー
「FDS-1601AHD」
「FDS-1601AHD」は、フルハイビジョンAHD防犯カメラが16台録画できるデジタルビデオレコーダーです。
音声入力が1chあります。マウスで操作します。
サムスン AHDデジタルレコーダー
「SRD-494KN」
「SRD-494KN」は、200万画素フルハイビジョン撮影のAHDカメラ4台を接続できるAHD専用DVRです。
AHD専用ですが今までのアナログカメラも接続、録画ができるハイブリッド仕様になっています。
スマホやパソコンを使った遠隔監視も可能です。
サムスン デジタルレコーダー
「SRD-894KN」
「SRD-894KN」は、AHDカメラ8台を接続できるネットワークビデオレコーダーです。
サムスン デジタルレコーダー
「SRD-1685KN」
「SRD-1685KN」は、AHDカメラ16台を接続できるネットワークビデオレコーダーです。
AHD-HDMI変換機
「SC-ADR01」
AHDカメラ周辺機器
AHD防犯カメラ周辺機器です。
今までのアナログカメラやモニターなどとの互換性を可能にする装置などもあります。
「SC-ADR01」は、AHD映像信号変換器です。
同軸で送信されるAHD信号をHDMI接続で出力できるようにします。AHDの映像をそのままモニターなどに出力したいときに使用します。
DC12V電源が別途必要です。
AHDカメラ信号補正装置
「SC-AHR01」
「SC-AHR01」は、AHDカメラの信号を補正するための装置です。
この装置を使えば、映像の伝送距離を2倍以上伸ばすことができます。ケーブルにもよりますが、最大1kmまでの延長が可能です。
DC12Vの電源供給が必要。
映像信号分配装置
「SC-MA1VDA」
「SC-MA1VDA」は、映像信号分配器です。
ひとつの防犯カメラから出た映像を4つに分けることができます。
AHDのみならず、TVIやCVI、CVBSなど複数のアナログHDシステムの入出力信号に利用できます。