定点カメラとは？

定点カメラについて解説

定点カメラとは、特定の場所に取り付けられ、一定方向を継続して撮影するカメラを指します。
基本的に固定された状態で24時間撮影を行う定点カメラが多いですが、カメラや利用用途の多様化に伴い、「ライブカメラ」「ライブビューイング」「定点観測カメラ」などさまざまな名称で呼ばれることもあります。また、観測や観察を目的として使用されるケースも多く見られます。

この記事では、定点カメラと防犯カメラの違いや弊社のYouTube配信型の定点カメラについて解説します。

定点カメラと防犯カメラの違い

防犯カメラも、特定の場所で一定方向を撮影し続けるという点では「定点カメラ」と言えます。しかし、一般的には防犯カメラを「定点カメラ」と呼ぶことはほどんどありません。「定点カメラ」という言葉は近年、特定の用途で使用されることが多くなっています。

定点カメラとは

定点カメラは特定の場所に固定して設置し、同じ角度から撮影を継続的に行うカメラを指します。主な用途として以下が挙げられます。

道路の渋滞状況を確認する映像配信: 高速道路や主要道路での交通状況をリアルタイムで配信する際に使用。
観光地やイベント会場のライブ映像配信: 人気の観光地や大規模イベントの様子をオンラインで視聴できるようにするために活用
工事現場や建設現場の進捗管理: 作業の進行状況を記録・共有する目的で設置されるケースが多い。
河川の水位や流れの観測: 災害防止や水害対策のため、河川の状況を定点観測するカメラとして利用。
野生動物の生態研究: 自然環境に設置し、動物の行動や生態を記録する目的で使用。

一方で、防犯カメラと定点カメラが同じ設備を使用する場合もあります。たとえば、どちらも固定されたカメラで24時間録画を行うケースがあります。
ただし、防犯カメラは主に犯罪の抑止や監視を目的として使用されるのに対し、定点カメラは観察や記録を主な目的として使用するケースが多いです。目的や用途に応じて名称が区別されるのが一般的です。