AI警備システムの導入【人手不足・人件費や設備コストの削減に】
警備会社からのご依頼は、一般的な防犯カメラの導入と、もう一つは常駐警備の人件費削減のための「AI警備システム」です。
AIの開発を行い始めてからというもの、人手不足の現場にAIを導入することが増えてきました。
弊社は、提携の警備会社からも一般的な防犯カメラ設置について相談を多く受けます。それとは別に、警備員の人手不足と採用コストの高騰についての相談も多く頂きます。
労働人口の減少、警備員となる人材の不足が深刻な問題となっていることを、改めて認識します。
AI警備システムを必要とした状況
ある常駐警備を必要とする施設で、増床の話が持ち上がり常駐の警備員の数を増やさなくてならないという局面でご相談をいただきました。
もともと、5名の警備員がローテーションで担当する施設でした。施設を増床すると同時に、警備員を増員する必要が出てきたそうです。
増床のために既存の設備を増強しようと思うとシステム全体をすべて変える必要があり、コストがかさんでしまいます。
更に、今まで通りの人数で常駐警備をして欲しい、とクライアントからの打診があったそうです。
そこで、AI警備システムを使って助けてくれないかとトリニティーへご相談して頂きました。
お客様のご要望・解決したい課題
警備員を増員してコストを増やすのではなく、システムを使って低コストかつ効率良く警備を強化したい
利用サービス
「AI×警備システム」のメリット
24時間365日の監視
人間の警備員では、同じ人物が24時間体制で監視することは難しいです。
しかし、AIは休みません。24時間、一貫した能力で監視を続けます。AI警備システムを設置することで、監視体制の無人化、警備員の出勤管理に関するトラブルも解決します。
さらに、AIの時間に関係なく一定の品質の業務を実行することはアドバンテージと言えるでしょう。人間の集中力は一定でなく、長時間勤務ではヒューマンエラーや慣れからくる見逃しのリスクが高まります。
しかし、AIは常に一定の性能を発揮するため、安定した高品質な防犯活動が可能となります。
高速かつ精度の高い識別
AIはビッグデータから情報を集めて高速に処理し、顔認識や異常行動の検出など、人間では難しい今まで人間がやっていたタスクを高い精度で実行することが可能です。
この機能があることで、怪しい動きをする人物や危険な状況を早期に発見し、自動的にシステムの管理者や警察へ直ちに報告します。迅速な対応が可能となり、犯罪を未然に防ぐことが可能性を高めることができます。
また、AIは誤報を減らすことが可能であり、それによる時間やリソースの無駄を減らすことができます。
データ収集と分析
AIが過去のデータを収集することで、「通常から逸脱した行動」を精密に検知することが可能です。
さらに、AIはデータ量が増えるほど予測の精度を向上させるという特性を持っています。
そのため、絶えず映像を記録し続ける防犯カメラは、データ収集という観点からもAIに最適なツールです。
リモート監視
AI警備システムは、リモートからでも監視と管理を可能にします。これにより、物理的な距離や地理的な制約を越えて、いつでもどこでも安全状況を把握できます。
また、異常が発生した際にリアルタイムで情報を得ることができ、早急な対応をとることが可能になります。
AI警備システム導入のために行った工事
トリニティーのAIはカメラに組み込まれているものと、カメラとは別にAIを後付けできるものと2種類あります。
どちらも警備をする場所の状況に合わせて選んでいただくことができます。
今回はカメラのない施設だったため、カメラをどこに導入するか、守衛室でどのようにモニターするのか、どのような侵入者を検知の対象とするのか、それができる仕組みを作ることから考えました。
もともとあるシステムを流用したため、とても簡単にシステムへの導入を行うことができました。
AI警備システムにかかる費用
弊社のAI警備システムは、お客様のご要望に応えられるように、既存のAI人検知システムをカスタマイズします。これはシステムを0から構築することに比べて効率的なので、低コストでの導入を実現させることができます。
防犯カメラのレンタル費用に月々2,000円のAI警備オプションで、人検知、車両検知を得意とするAI警備システムのご利用が可能です。
AI警備システムは労働人口減少の助け舟
今回は、工場や病院、ショッピングモールなど常駐警備員を必要とする施設警備の現場でのAI警備でしたが、トリニティーのAI警備は場所を選ばないため、巡回警備業務にも利用することができます。
AIを警備に活用することは、現代社会が直面している労働人口の減少という問題に対する有効な解決策となり得ます。警備業界は警備員のなり手不足が深刻化しており、多くの警備会社の経営者が頭を抱える大きな要因となっています。
上記に挙げたメリット以外にも、人員配置の効率化や新規雇用の創出に繋がります。
AI警備システムは施設内全体の監視を抜け目なく行うことができます。細かいルートや人の出入りが少ない場所(非常口等)の巡回漏れがなくなり、ヒューマンエラーによるトラブルを防止できるようになります。
以上の理由から、AIを警備に活用することは、労働人口減少の解決策となり得ると言えます。
悩みを持つ多くの方々に、トリニティーAIを使ったAI警備システムを活用していただけると嬉しいです。
トリニティーのAI警備システム
弊社ではすでに様々な業種のお客様にAI警備システムをご利用いただいております。AI警備システムはカメラの設置位置と運用方法がカギのシステムです。施工から運用まで実績豊富なトリニティーにご相談ください。
人検知システム
トリニティーAI人検知システムは、設定した「警戒エリア」に人が侵入したら、スマホに即時通報するシステムです。発電所や工場、夜間のオフィスなど様々な場所で活躍します。
AI人検知システム詳細異常検知AIシステム
お客様の環境にとって「正常な状態」「異常な状態」の機械学習を行い、あるはずのものがなくなる、無いはずのものがある、少ないはずのものが多い、多いはずのものが少ない、など異常値を人に知らせることで生産物の品質管理や事故を防ぐことに役立つカメラシステムです。
異変を即通知しトラブルを回避する
人、モノ、場所など、あらゆるものを対象に異変を察知。
犯罪被害の回避、トラブルへのスムーズなど、お客様のご要望に合わせて通知するシステムです。