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エレベーター内部の防犯カメラって本当に必要?

エレベーターの防犯カメラの必要性や費用対効果を解説

マンションやビル等、高い建物では必須のエレベーター。
防犯カメラの設置を専門とする弊社では、エレベーター内部へ防犯カメラを設置する機会も多くあります。

とはいえ、エレベーターのついている建物のお客様すべてがエレベーター内部に防犯カメラを取り付けるかというと、そうでもありません。
もちろんエレベーターに防犯カメラを設置することを最初から希望されているお客様もいますが、殆どの場合「エレベーター内部には防犯カメラは要らない」というお客様が多いです。
特に、昔からエレベーターに防犯カメラがついているマンションでは管理組合などでエレベーター内部の防犯カメラは必要かどうかについて議題に上がることが多いです。
ではなぜ、エレベーター内部の防犯カメラについて、「要る?」「要らない?」論争がおこるのでしょうか?
防犯カメラの専門家としての見解やエレベーター内部に防犯カメラを設置する費用対効果などをご紹介したいと思います。

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エレベーター会社が防犯カメラ設置をしていた名残?

エレベーターと防犯カメラの関係性

なぜ、エレベーターに防犯カメラを設置するのか?それは、ずっと昔にあった習慣に原因の一つがあると思います。
弊社が創業した2006年頃、集合住宅の防犯カメラの見積りの競合の多くはエレベーター会社でした。

実は、昔は駐車場の防犯カメラもゴミステーションの防犯カメラも東芝や三菱といったエレベーターを作っているメーカーが見積もりを建設会社に出していました。
そして、その見積もりはやはり私達のような専門業者がお客様に提出する金額より遥かに高い金額だったのですが、最近ではエレベーター会社が集合住宅全体の防犯カメラの見積もりを出していること自体、あまり見かけなくなりました。
その理由はわかりませんが、カメラ自体が普及し、価格が安くなっていったことが理由の一つにあると思います。

昔はエレベーター会社がエレベーターに防犯カメラをつけるついでに建物全体に防犯カメラの設置工事を行っていました。ですので、当然エレベーター内部にも防犯カメラを設置するという流れになっていたと思います。
では現在はどうかというと、弊社のような防犯カメラの専門店が防犯カメラを販売~設置を行うので、防犯カメラ設置の優先順位の低いエレベーター内には予算の関係上、防犯カメラを設置しないことが多いのです。

ちなみに弊社の集合住宅での防犯カメラ設置場所ランキングは以下のとおりです。

  • 1位 エントランス
  • 2位 エレベーターホール
  • 3位 ゴミ捨て場
  • 4位 駐車場・駐輪場
  • 5位 郵便受け・メールコーナー(宅配ボックス前)

実は、集合住宅でエレベーター内部に防犯カメラをつけるケースは少ないのです。その理由は、費用とその効果が見合わないからです。

エレベーター内の防犯カメラの費用対効果

エレベーターでの防犯カメラ取付作業

エレベーター内に防犯カメラの設置を行う工事費用は、とても高額です。
「かご内配線」といってかなり長いケーブルを準備したり、工事のためにエレベーターを止めておくために、エレベーターの管理会社を呼ばないといけないからです。
こちらの画像はエレベーター天井上での作業の様子です。
当然、設置作業は防犯カメラの設置業者が行うのですが、エレベーターでの作業を行う場合はエレベーター管理会社のスタッフの方に立会ってもらって行うのが決まりとなっています。
メーカー系が直接エレベーターの管理をしているマンションでは、エレベーターの停止と立会いのためだけに20万円の請求をされたことがあったそうです(多くの場合は10万円前後)。
それぐらいエレベーター内に防犯カメラを設置するのは他の場所に設置するより高くなるのです。
かかる費用が高いとはいっても、エレベーターに防犯カメラを設置することで高い効果が得られるのであれば問題ありません。エレベーター内の設置にはあまり効果を感じられないので、弊社は殆どの集合住宅で防犯カメラをエレベーターの中に設置することが少ないのです。
特にオートロックの集合住宅では、その必要性や効果は更に下がります。
オートロックで外部からに不審者を入れないようにしましょう。更に、盗難の危険がある駐輪場、不法投棄やゴミ捨てマナーを改善するためにゴミステーション等、別の場所にカメラを取り付けたほうが高い費用対効果が期待できることが多いかと思います。

なぜエレベーターに防犯カメラをつける費用は高いのか?

エレベーター内部につけた防犯カメラの費用対効果

エレベーター内部への防犯カメラを設置する工事費用がなぜ高くなるのかというと、主に以下のようなポイントが挙げられます。

エレベーターに防犯カメラをつけることで費用が高くなるポイント

  • エレベーターカゴ内配線費用
  • エレベーター会社立会い費用
  • エレベーター内防犯カメラのメンテナンス費用
  • エレベーターに防犯カメラを1台設置することで選べる選択肢が減る。(安いシステムを選べない可能性)

エレベーター内に防犯カメラを設置することでこんなにも費用が高くなるポイントが出てきます。
もちろん、マンションの理事会で予算をかけてでもエレベーターにも防犯カメラは必要だという声が多いのであれば、エレベーターに設置する意味は大いにあるでしょう。

エレベーター内部にカメラが必要な場合ってどんな状況?

エレベーターに防犯カメラを取り付けるのがおすすめな場所

前項までで、集合住宅でエレベーター内部に防犯カメラを取り付けるケースが少ない理由をご説明しました。では、エレベーターに防犯カメラをつけるべき建物はどういう場所なのでしょうか。
実は、商業施設ではエレベーター内部の防犯カメラがとても重要な役目を担うことがあります。
集合住宅と違って不特定多数が訪れる商業施設では、エレベーター内部でいたずらやトラブルがあることが多々あります。
例えば、飲み屋さんが入っているスナックビル。こうした場所ではエレベーター内部での嘔吐などが頻発します。清掃などの後処理も大変なので、防犯カメラをつけて監視の目を置いておくとリスクが軽減されます。

エレベーター内部のトラブルやいたずらには特徴があります。嘔吐物、放尿、ライターを使ってプラスチック部分を溶かす行為、ガラス部分を削る事による落書きなどです。
こういうトラブルは集合住宅ではほとんど見かけることがなく、多くは商業施設で見られます。

マンションを建てる時、防犯カメラはどうしたらいいの?

エレベーターが必要なマンションやアパートを建てる時、防犯カメラはどうするのが良いのでしょうか?弊社代表の見解は以下のとおりです。

  • これから建てるマンションでオートロックであればエレベーター内に防犯カメラは必要ない。
  • オートロックでない場合、一階エレベーターホールと階段部分に防犯カメラを設置できるのであればエレベーター内部に防犯カメラは必要がない。
  • 今エレベーターに防犯カメラがついている既存の集合住宅も、リニューアルのタイミングで外してしまうことを検討する。

エレベーター内部防犯カメラの防犯以外の利用価値

エレベーターに防犯カメラを取り付けるのがおすすめな場所

エレベーター内部の防犯カメラは必要ないとここまで述べてきましたが、タワーマンションのような集合住宅の場合、住人の方への付加価値としての「カメラ」は必要かと思います。
これは、防犯の枠を超えた部分となります。
例えば、エレベーターが開く前に、犬や猫が乗っている、などの状況が事前にわかれば、犬や猫の苦手な人はそのエレベーターに乗ることを避けることができるかもしれません。
また、引っ越しで大荷物が乗っていれば階段でいこうと気持ちを変える人もいます。
コロナ感染症を防ぐという意味でも、人が密集する空間を避けたいという人は多くいるでしょう。こういった状況に対応できるのも防犯カメラが設置されていることの良いところですが、これは防犯目的というよりも、カメラを利用した、より快適に建物を使う手段の一つとして防犯カメラを応用した、防犯以外での利用価値です。

エレベーターの防犯カメラ設置についてのまとめ

エレベーター内部には防犯カメラはあったほうが良いものの、他の場所に設置したほうが高い費用高い効果が得られることが多いので、予算が厳しい場合は削る対象になりやすいです。
特に、オートロックのマンションの場合は防犯カメラとしての意味合いが薄れるのでよく考えてから設置することをおすすめします。
なぜならエレベーター内部の防犯カメラ設置は、他のどの場所よりも高額になる可能性が高いからです。
マンション・アパートに防犯カメラを設置するときは優先順位を考えて設置しましょう。

集合住宅の防犯カメラはTRIGAITE(トライゲイト)

トリニティーでは、マンションやアパートなど集合住宅向けの防犯カメラとして、「TRIGAITE for MANTION (トライゲイトフォーマンション)」をお客様にご紹介しております。
たくさんの集合住宅に防犯カメラを設置してきた実績をノウハウとして蓄積し、お客様に費用対効果の高い集合住宅向け防犯カメラレンタルサービスを実現しました。
防犯カメラ専門店の高性能、高画質な防犯カメラを初期費用0円でご利用いただくことができます。
設置の相談から設置工事、修理メンテナンスまで一貫して弊社で行いますので、他業者を介さずスムーズかつ低予算での防犯カメラ設置が叶います。
詳しくは特設サイトにてご覧ください。

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マンションへの防犯カメラ設置動画

弊社ではお客様に撮影の許可を頂き一部の防犯カメラ施工の様子を動画にまとめ、YouTubeでアップしています。
こちらのマンションではマンションでの設置作業も動画で撮影させていただきました。
ご興味のある方はご覧ください。

防犯カメラのことならお任せください

防犯カメラの総合企業 トリニティーの運営する防犯カメラセンターグループでは、防犯カメラ・監視カメラの設置相談から購入、設置工事、修理メンテナンスなど防犯カメラに関するあらゆる工程をカバーしています。
このページではエレベーター内部への防犯カメラについての必要性や設置費用についてをご紹介しました。
弊社では防犯カメラの専門企業として、業種、環境問わず幅広い場所での防犯カメラ設置を行っています。
任意のエリアに人の侵入を検知するとLINEで通知を行うAI人検知システムや、防犯カメラの稼働状況をクラウド上で確認する死活監視システムなど、防犯カメラにAI・IoT技術をかけ合わせたシステムの開発にも力を入れ、より防犯カメラを効果的かつ便利に使っていただくことのできるサービスを多々展開しています。
他の記事でも防犯カメラの有効活用や弊社のサービス情報を掲載しています。

この記事の執筆者

兼松 拓也

2006年に、愛知県名古屋市で株式会社トリニティーを設立。
防犯カメラの設置は1000ヶ所以上に携わり、現在ではAI・IoTシステムの開発に従事する傍ら、セキュリティコンサルタントとして顧問業務も行う。

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