FA(ファクトリーオートメーション)と防犯カメラ
FA(ファクトリーオートメーション)とは工場の生産・製造過程を自動化することです。
生産過程に必要な材料の運搬や加工、組み立て、管理などをオートメーション化することで生産性アップ、人件費の削減、品質管理など様々なメリットが得られます。
防犯カメラはファクトリーオートメーションにおいても非常に役立つツールです。
防犯カメラセンターグループを運営するトリニティーでは、個人・法人・公共問わずあらゆる現場で防犯カメラ・監視カメラの導入をご依頼頂いていますが、実は工場での防犯カメラの導入割合が最も高く、受注する防犯カメラ設置のご依頼のうち約20%を占めています。
多くの工場運営では防犯カメラが必需品となっており、小規模な工場から大規模な工場まで規模や従業員数関係なく、現場の安全対策、社員管理、品質管理、在庫管理、企業DXなど、防犯以外でも様々なことで役立てられています。
このページでは防犯カメラとファクトリーオートメーションの関連性について紹介します。
ファクトリーオートメーションを行う現場には防犯カメラを
ファクトリーオートメーションの代表的な例としては、製造や運搬の工程にロボットを導入して人件費を削減するようなことが挙げられます。人が行う作業をロボットにやってもらえば人員数を減らすことができ、更には作業員によって製品仕上がりの差も減り、安定した生産が可能となります。
ただし、ファクトリーオートメーションにはFA機器の誤作動リスクもあり、また現場を管理する人員は減らせません。FA機器と共に防犯カメラを利用することで、離れた場所にある複数の工場状況を一人のスタッフが容易に把握でき、ファクトリーオートメーションの効果がより高くなります。
特に広い工場内の各設備の状況を確認するために現場を行き来する時間が無駄だとお困りの方は多くいます。工場内に防犯カメラを設置することでどこにいてもパソコンやスマホがあれば複数現場の状況が一括管理できるので、こうした現場の管理に防犯カメラを活用している工場は非常に多いです。
ファクトリーオートメーションで防犯カメラを活用する時の注意
弊社は2006年の創業以降、これまで多数の工場に防犯カメラ・監視カメラを設置させて頂いております。
工場に防犯カメラを取り付ける際、防犯が目的なのかファクトリーオートメーションを目的としているかによってカメラを設置するべき場所や必要な性能が異なります。
ここではファクトリーオートメーションを行うためにどんな防犯カメラが最適で、またどんなカメラだと効果が得られないのか解説します。
広い工場の屋外にネットワークカメラは厳禁
最近はネットワークカメラを好んで付ける方もいますが、ネットワークカメラにも同軸カメラにもそれぞれメリットとデメリットはあります。
敷地が広い工場の屋外に防犯カメラを設置すると、落雷の影響を受ける可能性が高く、地域によっては屋外でネットワークカメラを使うと毎年夏になるたびにメンテナンスが必要となってしまうような地域もあります。
広い工場では、カメラの配線距離が長くなるので配線方法次第でカメラの寿命が変わってきます。
弊社では防犯カメラのプロが長期間安心して使うことができる防犯カメラシステムを提案し、設置工事まで行っています。修理メンテナンスも自社で行うため、設置後も安心です。
ノイズが入りやすいFA現場では工夫して設置
大規模な工場では高電圧のケーブルが配線されていることもあり、建物自体が微量の漏電の影響を受けている場合があります。このような現場はカメラにノイズが入りやすく、ケーブルラックを普通に使っていてノイズが入ったり、プレス機が駆動するタイミングでノイズが入ったり、工場内の環境の影響が防犯カメラに影響する場合があります。弊社では現場環境に合わせてノイズの受けにくい施工を行っていますが、万が一ノイズが入ってしまった場合はノイズ除去対策を行うこともできます。
防犯カメラの映像にノイズが入ってしまった時は、ほとんどの場合アースを取り付けや配線ルートを変更することで改善できます。
ファクトリーオートメーションと防犯カメラ まとめ
ファクトリーオートメーションにより自動化された工場でも、その管理は人の手が必要なことが多いです。少ない人数で生産性を上げるのがFA設備だとすると、防犯カメラは、FAを少人数で簡単に管理するためのツールと言えるでしょう。
FA設備で生産性を向上することは企業にとって大きなメリットとなりますが、どれだけ技術が進歩しても機械には故障リスクもあります。FA設備と合わせて防犯カメラを利用することで、生産性の向上と現場管理の簡易化が叶います。
また、ファクトリーオートメーションを導入していない工場でも、防犯カメラなら低コストで現場の一括管理ができ、人件費の削減に一役買います。
トリニティーでは防犯カメラシステムを初期費用0円、月額数千円の費用で手軽にご利用いただくことができるので、工作機械の導入とは比べ物にならないほど安く業務の効率化を実施することができます。
「これからファクトリーオートメーションを考えている」「工場のDX化を検討している」という方も、まずは防犯カメラの導入がおすすめです。
工場の安全対策、業務改善に初期費用0円の防犯カメラ
トリニティーは、防犯カメラ・監視カメラの販売・設置を専門とするセキュリティ会社です。
防犯カメラの性能は年々上がり、工場では製造現場の監視記録だけでなく、ファクトリーオートメーションを補助する目的や従業員管理、製造設備の稼働状況の管理など様々なことを目的とし、業務改善に役立てられる場面が増えています。
弊社では防犯カメラをレンタル・一括買取・リースにて提供しており、中でもレンタルは初期費用0円・月額数千円の低コストで高性能な業務用防犯カメラを利用できると多くのお客様に喜んで頂いています。
AIによる侵入検知機能やお客様のパソコン、スマートフォンを使ってどこからでも簡単に遠隔監視ができるシステムも好評です。
豊富な品揃えと多彩なサービスで、お客様のご希望に合わせた防犯カメラシステムをご提案させて頂きます。
防犯カメラの新規導入から更新工事、移設、増設についてまで、トリニティーへお任せください。