防犯カメラは壊される?
防犯カメラセンターを運営するトリニティーでは、防犯カメラ専門店として防犯カメラの新規設置やリニューアル工事、修理のご相談など様々な防犯カメラに関するお問い合わせを頂きます。
防犯カメラは24時間365日稼働し撮影・常時録画ができるセキュリティですが、泥棒や不審者によって防犯カメラが壊されてしまったという事例もあります。
当然、弊社でも防犯カメラの専門家として壊されないよう、考えられるリスクを想定して工事を行いますが、100%壊されないとは言えません。
防犯カメラを設置する目的には、トラブルを防止するリスクマネジメントとしての用途と、万が一事件が起きた場合に被害を最小限に防ぐクライシスマネジメントとしての用途があります。
そして、リスクマネジメントとして防犯カメラを設置するケースとクライシスマネジメントとして防犯カメラを設置するケースではカメラを取り付ける位置や設定が異なります。
このページでは、リスクマネジメントを行うための防犯カメラ、クライシスマネジメントを行うための防犯カメラについてと実際に防犯カメラが壊されてしまった事例をご紹介します。
リスクマネジメントとクライシスマネジメント
防犯カメラの設置をご相談頂くタイミングはお客様によりそれぞれですが、大きく分けてまだ何も起きていない状態、いわゆる「防犯」目的で防犯カメラを設置する場合と、もうすでにトラブルが起きていて証拠を撮影するために「監視」目的で防犯カメラを設置する場合があります。
想定される犯罪やトラブルを防ぐリスクマネジメントと、既に泥棒に入られた、盗難が起きたなど起きてしまった犯罪やトラブルの被害を最小限に抑え解決するためのクライシスマネジメントという考え方に分けられます。
これらをもう少し詳しく解説します。
トラブルを予測し回避するリスクマネジメント
リスクマネジメントで防犯カメラを設置するというのは、特に事件が起きてなくても未来に起こりえる犯罪やトラブルを予測して防犯カメラを設置する場合を指します。
この場合、壊されにくいカメラを選ぶ、届かない場所にカメラを設置するなど、防犯カメラが壊されないように予め検討して設置します。
具体例を揚げると下記のようなケースがあります。
- 近所で泥棒が発生したので防犯のため防犯カメラを設置する
- 高価な車を購入したのでいたずらなどの被害に遭わないよう設置をする
- 店舗での商品盗難防止で防犯カメラを設置する
このように、まだ起こっていない問題を先回りして予測し、防犯カメラを設置することが重要です。
よって、防犯カメラを設置する場所は不審者の侵入経路となるような場所や人がよく通る導線となる場所、金銭・貴重品の付近など、防犯対策として適した場所に設置を行います。
被害の拡大防止・事件解決のためのクライシスマネジメント
すでに事件・トラブルが起きていて、被害の拡大を防ぎ解決するための防犯カメラ設置する状況がこれにあたります。
この場合、既に犯人である人物がいるということになるので、犯人による防犯カメラの破壊が考えられます。
具体的には下記のようなものがクライシスマネジメントとして防犯カメラを設置する例になります。
- 隣人とトラブルになっており嫌がらせを受けている
- 辞めた社員が時々侵入し顧客情報を持ち出している
- 同じようなごみが何度も捨てられる不法投棄の被害を受けている
特に何度もこうした問題が起きていて常習化している場合は最も防犯カメラを壊されるリスクが高いため注意が必要です。
ですが、実際に防犯カメラが壊されることは弊社の場合ではありますが何万台も販売して、年に1件程度です。
予兆があれば別ですがそこまで不安に思う必要はありません。後述しますが壊されたときの保証を付けることもできますのでご不安な方はご相談ください。
防犯カメラが壊されたら録画映像はどうなるの?
こちらはある場所に設置した防犯カメラのうちの1台が故障する瞬間のモニター映像です。
防犯カメラのが壊されてしまった場合に映像記録が残るかどうかは、設置するカメラや設定にもよりますが、別でレコーダーを設置して録画している場合やクラウド録画など、
カメラ本体に録画媒体が内蔵されているわけでなければ映像は残ります。
壊されたらそれまでの映像も見られなくなってしまう、というわけではありません。
実際に防犯カメラを壊された事件
ここでは実際に防犯カメラを壊された事件をいくつかご紹介します。
内容は、お客様のプライバシー保護のため少し編集させて頂いておりますので、予めご了承ください。
社員寮の防犯カメラケーブル切断事件
ある建設会社の社員寮では入り口の鍵がかかっておらず、玄関を入って廊下までは誰でも入れる状態でした。
居室の鍵を壊されて室内のゲーム機や換金できそうなものを盗んでいくという内容の盗難事件が時々起きており、防犯カメラ設置の依頼を受けました。
設置後しばらくして防犯カメラが壊されたと連絡が入り、お客様の元へ伺ったところ防犯カメラの根元でケーブルが切断されていました。
レコーダーは無事だったので過去の映像を確認し、ケーブルを切る犯人の姿がばっちりと映っていました。
昔そこに住んでいた従業員だったそうで、すぐに警察に通報。後から逮捕されたと聞きました。
マンションの防犯カメラ
あるマンションで他の住人に迷惑をかける住人がいるということで防犯カメラ設置の依頼がありました。
ある日、カメラが一台映像が映らないとご連絡をいただきメンテナンスに伺ったところ、ケーブルがカッターを使って切られたかのような鋭い切り口で断線していました。
過去の映像を確認すると、その問題の住人が切るところが撮影されていました。
こちらでは保険で修理をするということだったため、保険請求の申請に必要な書類作成のお手伝いをさせていただきました。
新聞配達店で壊された防犯カメラ
とある新聞配達店に設置した防犯カメラの修理依頼を受け、メンテナンスに伺ったところ防犯カメラがケーブルだけつながった状態で壁からつながった状態でぶら下がっていました。
映像を見ると目出し棒を被った男がバールで防犯カメラを小突いている映像が記録されていました。
お客様が警察に聞いたところ、その犯人はまだ捕まっていないということでした。
壊されても無償修理!安心のレンタルプラン
弊社では通常のメーカー保証とは別で、オリジナルの長期保証をご利用いただくことができます。
レンタルでのご利用なら機器の不具合・故障に対する無償修理対応の他、落雷など天候による故障に対する保証、消耗品保証交換など、第三者のいたずらなどでの故障など、様々なケースにおいての故障に対応しております。
万が一事件に巻き込まれてカメラが壊されてしまっても無料で修理を行いますので安心して防犯カメラを運用していただくことができます。
※第三者の故意により防犯カメラが故障した場合、警察へ被害届を出して頂く流れとなります。詳しくはお問い合わせください。
死活監視サービスで壊された時もすぐに対応
防犯カメラのお困りでありがちなことの一つに「故障したことに気づかず運用していて、トラブルがあった時に映像が確認できなかった」というケースであり、これを解決するのが設置後の防犯カメラの死活監視サービスです。
防犯カメラの死活監視とは、設置した防犯カメラに不具合・故障など対応の必要がある場合、システムにより通知が送られるシステムです。
通常、防犯カメラは設置後、お客様側でカメラを管理して頂くこととなりますが、あんしんメンテナンスパックリモートをお選び頂いた場合、設置したカメラに不具合がないか弊社のシステムが自動で確認を行います。
万が一不具合・故障があった場合、弊社よりご連絡の上修理など対応させて頂きます。
防犯カメラが壊されてしまった場合も素早く気づくことができるので、事件後すぐトラブルに気付かなくても、カメラの故障の原因を確認することで犯人の存在に気づくことができます。
防犯カメラの設置ならお任せください
このページでは防犯カメラが壊されるリスクについてや実際に防犯カメラが壊された事例についてご紹介させて頂きました。
弊社は防犯カメラの専門業者として個人宅からマンション、店舗、工場など様々な環境での防犯カメラ・監視カメラの設置に対応しております。
取り扱い製品も幅広く、あらゆる現場でのリスクに対応するカメラシステムをご提案可能です。
また、弊社では最適な機器選び、販売から設置工事、修理対応、リニューアルなど防犯カメラ設置の全ての工程を自社で行うので、高性能な製品を手間なく低コストでご利用いただくことができます。
防犯カメラは設置後、適切に運用してこそ効果を発揮します。
弊社では設置後もスムーズに防犯カメラをお使いいただくことができるようしっかりとサポートさせて頂きます。
防犯カメラの新規導入から更新、増設、移設までお気軽にご相談ください。