ホワイトバランスとは?
防犯カメラの機能にホワイトバランスというものがあります。
この記事ではホワイトバランスがどのような場面で活用されるのかを解説します。
ホワイトバランスとは?
ホワイトバランスとは、映像の色合いを調整する機能です。
光源によって被写体の色が実際に目で見えている色と異なる場合があり、その場合ホワイトバランスを調整することで目に見える色合いに近付けることができます。
ただ映像の鮮明度には限りがあるため、見えないものを見えるようにすることはできません。
24時間撮影する屋外での利用シーンでは、ホワイトバランスを設定せず、初期値のまま使用するケースが多いです。
ホワイトバランスを活用する場面
ホワイトバランスは実際に目で見える色味に撮影する映像の色彩を調整して近付ける機能ですが、どういった場面で活用されるのでしょうか?
実際にこの機能が役立つ場面をご紹介します。
ホワイトバランス活用シーン
屋内の照明下での撮影
蛍光灯やLEDライトなど、異なる種類の照明下での撮影の際に色のずれを防ぎます。
異なる気象条件下での撮影
雨や曇りなど、天候による光の変化に対応することができます。
夜間の照明下での撮影
街灯や建物の照明の影響を受ける夜間の撮影でも、正確な色彩を維持する為に活用される場合があります。
ホワイトバランスの種類
ホワイトバランスには自動で色味を調整するものから手動で色味の調整が必要なものがあります。
防犯カメラに搭載されることの多いのはオートホワイトバランスで、自動でカメラが色味を補正してくれます。
オートホワイトバランス
オートホワイトバランスは、防犯カメラが自動的にホワイトバランスを調整する機能で、防犯カメラに標準的に搭載されることがほとんどです。
トリニティーのオートホワイトバランス搭載機種の一例
TR-IP8510はオートホワイトバランス搭載で、自動で色味を補正します。
500万画素の高画質なカメラで、人の特徴などを詳細に確認することができます。
また音声の記録やAI機能を使った人検知も可能な高性能な防犯カメラです。
マニュアルホワイトバランス
マニュアルホワイトバランスはオートホワイトバランスと対照的に、手動でホワイトバランスを調整する機能です。
必要に応じて色味を調整する場合に活用します。
近頃の防犯カメラで採用されることはほとんどありません。
オートトラッキングホワイトバランス
オートトラッキングホワイトバランスは照明条件に応じてホワイトバランスを自動で追尾させるものです。
光源が変化しやすい場所に適しています。
防犯カメラの設置は専門店へ
この記事では防犯カメラのホワイトバランスについて解説しました。
屋外や屋内など様々な環境下に設置されるので、この機能は正確な色味を撮影するのに必要な機能と言えます。
ホワイトバランスの他にも、防犯カメラには様々な映像の補正機能が搭載されています。カメラの使用シーンや設置場所によって、最適なスペックの防犯カメラを選びましょう。
弊社は防犯カメラの専門店ですので、お客様のニーズに合わせたプランをご提案いたします。
セキュリティでお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。