HDD(ハードディスク)エラーとは?
映像を録画している記憶媒体をHDD(ハードディスクドライブ)と言います。HDDは消耗品であるため、長期間の使用による経年劣化などによりHDD(ハードディスク)エラーが起こる場合があります。エラーが起きた場合、モニター画面上に下記のようなメッセージが表示されます。
エラーメッセージの例
- HDDエラー(HDD error)
- HDD異常(HDD故障)
- HDDにアクセスできません
- HDDを交換してください
- HDD稼働時間警告
- ストレージエラー
メーカーによってエラー表示の内容は異なりますが、このようなエラー表示が出た場合、ハードディスクの交換が必要となります。
HDDの交換時期の目安について
パソコンと比較した場合の、防犯カメラHDDの交換時期の目安についてご紹介します。パソコンは1日8時間稼働で、交換時期の目安は約6年です。
一方、防犯カメラは24時間稼働する場合が多く、パソコンと比較すると約3倍の負担がかかります。このため、防犯カメラのHDDは2~3年が交換時期の目安となります。
弊社でHDD交換修理が可能なメーカー
- トリニティー
- パナソニック
- JVC
- TOA
- ハンファテックウィン
- ハイクビジョン
- ダーファ
取り扱いメーカー多数
など
これらのメーカーでHDDが故障した場合は購入した会社に連絡をするか、弊社にご連絡ください。
修理費用のお見積りをさせていただきます。
(トリニティーで導入した際に、保守サービスに加入していただいたお客様は無償修理となります。)
HDDが故障する原因
防犯カメラのHDD故障の主な原因は、長期間の使用による経年劣化です。持ち運ぶこともなく、通電や外部要因によるエラーは少ないものの、極端に暑い場所に設置されると熱がこもり、故障につながる場合があります。
故障が発生すると、レコーダで録画を再生した際にモニター画面上にエラーメッセージが表示され、HDD交換時期の合図となります。
防犯カメラに利用されるHDD
防犯カメラに利用されるHDDは、主に2社の製品を使用しているケースが多いです。
耐久性にはランクがあるため、耐久性に優れたHDDを採用する以下のメーカーを選ぶことをおすすめします。
シーゲイト
シーゲイトは、米国のストレージ製造企業です。
防犯カメラ向けのHDDは、SkyHawk(スカイホーク)というクラスのHDDを使用しているレコーダーをお選びください。
ウエスタンデジタル
ウエスタンデジタルは、米国のストレージ製造企業です。
防犯カメラシステムでは、長時間の録画映像を保存する必要があるため、「パープル」という監視機器用クラスのHDDをお選びください。