顔認証で使われるブラックリストとホワイトリスト
AIを使った顔認証システムは店舗などでは顔認証を使って特定の人物の来店をリアルタイムで通知したり、介護施設では利用者の離設(エスケープ)防止に導入されることが増えてきました。
顔認証システムは、ブラックリストとホワイトリストという概念を使って、出禁客や入室可能客を判別していきます。
このページでは、顔認証のブラックリスト、ホワイトリストという概念を詳しく解説します。
AI顔認証システムとは
弊社のAI顔認証システム「フェイスアラート」は、店舗に来店した顧客の顔をAIが識別し、ブラックリストの顧客、VIP顧客など特定の人物の来店を検知し、ブザーやサイレンを鳴らすシステムです。
オプションでスマホにリアルタイムで画像通知させることもできます。
店舗の業務改善やマーケティング、従業員の接客応対の向上によるサービスの品質アップなどに活用されています。
店舗の他にも、介護施設などでは利用者の顔を登録し、施設を出ると警告音を鳴らすなど離設防止に導入されることもあります。
監視カメラとしての録画機能もそのまま利用することができ、セキュリティ強化もできるAIシステムです。
ブラックリストとホワイトリスト
店舗や施設で来店顧客の属性は、迷惑行為をはたらく「不良客」か、通常の「利用客か」、そもそも「利用客ではない人物か」で分けられます。
ブラックリストというと悪い人だけを登録するイメージがあるかと思いますが、店舗や施設にとっての不良客だけを登録するわけではありません。
ブラックリスト・ホワイトリストには以下のような人物を登録します。
ブラックリストに迷惑客を登録することで、来店した時点で入店を拒否するなど迅速な対応をすることができます。
ブラックリストとホワイトリストの活用方法
ブラックリストに登録する顧客の例
- 万引き常習者
- 暴力行為を行った人物
- パチンコ店で不正行為を行った来店客
- クレジットカードの不正利用者
- 飲食禁止エリアでの飲食者
- 迷惑行為の常習者(叫ぶ、壊す、暴言を吐く)
通常とは違ったブラックリストの使い方
「迷惑客」ではなく、通常とは違う対応が必要な顧客を登録して運用する場合もあります。
例えば保育園や幼稚園では、迎えにくる親の顔を登録して連れ去り防止に活用することもできます。
このようにブラックリストは「特定の人物」を登録して運用します。
- 特別な対応が必要なVIP客
- 介護施設の利用者を登録し、離接防止のためのブラックリスト利用
- 幼稚園、保育園でのお迎え人物の登録
ホワイトリストの活用方法
ブラックリストとは異なり、「特定の人物以外」を検知するのがホワイトリストです。
例えば会員制の施設やサーバールームの管理者などを登録して、登録した人物以外の出入りを管理する使い方をするケースもあります。
ホワイトリストに登録する人物の例
- スポーツクラブの会員
- 社員食堂など出入りする社員のみのリスト
- データセンターやサーバールームの管理者
低価格で導入できる
顔認証システム「フェイスアラート」
トリニティーでは、AIを使った顔認証システム「フェイスアラート」を取り扱っています。
店舗の業務改善、マーケティングや介護施設での離設防止に導入させていただきご好評いただいています。
1箇所あたり8,000円前後~から導入可能で、顧客をブラックリストに登録するだけで、すぐに運用いただけます。
複数拠点での顔認証システム利用もご相談ください。
顔認証システム「フェイスアラート」はこんな方におすすめ
- 店舗のサービスの質を上げたい方
- 介護施設で利用者の離設を防ぎたい
- 他社の顔認証システムが高額だった
- 迷惑客の入店を防ぎたい
顔認証とプライバシー
個人を特定する事ができる「顔」は、個人情報です。
収集した顔認証データをむやみに第三者に渡すと個人情報保護法の観点から罰せられます。
管理者を決め、データを外に持ち出せないようにルールをきちんと定め運用する必要があります。
このルール策定に関してもご相談ください。
顔認証のブラックリスト・ホワイトリストまとめ
店舗や施設の顔認証システムは、ブラックリスト、もしくはホワイトリストに顧客の「顔」を登録して運用するAIソリューションです。
不良客もVIP客もこれらのファイルを作り込んでいくことで精度が上がり、利用価値が上がっていきます。
最初は弊社のスタッフが伴走し、最終的には運用を独自でしていただくことになります。
日々、利用するシステムだからこそ自主運用が重要となります。
今起きている問題や課題を解決したい、顔認証のソリューションを導入したいというお客様がいらっしゃればぜひ、弊社にご相談ください。