IRカットフィルターの故障修理
弊社では、そのメーカーによって、壊れた防犯カメラの修理もしております。
今回はIRカットフィルターの交換修理です。
IRカットフィルターの故障修理の様子
防犯カメラの故障の一つで、画像がムラサキやピンクになってしまう現象があります。これはIRカットフィルターという部品の故障です。
IRカットフィルターとは、簡単にいうと赤外線を取り込まないようにするためのフィルターで、赤外線照射機能付きの防犯カメラにはなくてはならない部品です。
日中の赤外線が出ていない時はカットしないように設定し、夜間赤外線が出ているときには機能するように仕組まれています。
この部分が故障すると日中でもフィルターがかかっている状態になり、画像がピンク色になることがあります。
この場合は、IRカットフィルターの交換が必要になります。
壊れた部分や、使用期間によっては交換が妥当な場合も
現在の電子機器の故障は昔と違い、ほとんどパーツ交換で行います。その部品自体を直すこともありますが、ここで大きく問題になるのが『費用』です。
防犯カメラの場合、【原因調査】、【取り外し】、修理、また【設置】する必要があるので、原因調査が必要ない場合でも、最低2回は現場にお伺いしなくてはなりません。多いと3,4回の出動が必要になります。
特に国内メーカーのカメラは勝手に修理ができないためメーカーへのセンドバックが必要になるケースが高く、送料などでさらに割高な修理料金になる可能性もあります。
弊社では、状況に応じて出動回数が増える可能性がある場合や、設置から長い年月が経過しており修理してもまた別の部品が壊れる可能性が高い場合など、交換修理のほうが安くなる可能性が高いと判断した場合、交換をおススメする場合があります。
修理について
弊社でも修理できる防犯カメラと修理できない防犯カメラがあります。耐用年数の過ぎた防犯カメラや、ネット通販で買った海外製の激安防犯カメラなどはまずお断りしなくてはなりません。
また、メーカーによっても対応できる場合、出来ない場合がありますので一度ご相談ください。