ゲームセンターでの防犯カメラ活用法

集約化が進み、ひとつひとつの店舗が大型化しているゲームセンター。
ゲームセンターは、性別・年代を問わず不特定多数の方にとってのエンターテイメント施設となったことで、店内での犯罪・トラブルが深刻な問題になっています。
例えば、高齢な女性に1人の少年が話しかけ、そのすきに、他の少年が女性のバッグを奪う、といった、複数の少年による窃盗。
その他にも、女子高生が集まるエリアでの盗撮、込み合った店内ゆえの接触を原因とする対人トラブルetc…。
大型店舗で従業員の目が行き届かない、多くの人が利用するため死角が生まれやすい、ゲームに熱中するために個人におけるセキュリティ感覚が鈍くなる、など、犯罪やトラブルの発生するリスクが高いゲームセンターでは、これまで以上に防犯カメラの活用が期待されています。
このページでは、ゲームセンターにおける防犯カメラの活用事例、また、ゲームセンターに防犯カメラを設置する際（リニューアルする際）のモニター監視の事例についてご紹介します。

ゲームセンター内防犯カメラの活用事例

ゲームセンターの防犯カメラ

両替機に残ったメダルの窃盗対策に、防犯カメラ

昼間にご高齢の方が多く利用されるゲームセンター様での事例です。

防犯カメラ導入の背景

こちらのゲームセンターでは、大人に人気のあるメダルゲームの機械を徐々に増やして行ったそうです。
すると、メダルゲームの機械が増えることと比例するように、両替機付近でのトラブルも増加していったそうなのです。
もちろん、以前から両替機付近でのトラブルはあったとのこと。
「両替したお金を取り忘れた」「取りに戻ったら既になかった」「両替していたメダルをよこどりされた」etc…。
しかし、気にするほどの頻度ではなかったそうです。
ところがメダルゲームの機械を増加した直後には、お店全体の評判にも傷がつきそうなほどしょっちゅうトラブルが発生したとのこと。
このままではまずいとオーナー様が取られた対策が、防犯カメラの導入でした。

設置した防犯カメラ

詳しくお話をうかがった後、ゲームセンター内でもトラブルが発生しそうな場所をカバーするように防犯カメラを設置させていただきました。
頻繁に窃盗が起こるということだったので、威嚇力のあるバレット型を採用。
不審人物の侵入をそもそも防ぐ目的から、出入り口付近にも目立つように防犯カメラを設置しました。

防犯カメラを設置した結果

ゲームセンターに防犯カメラを設置した後は、両替機付近でのトラブルは大幅に減少したというお話をいただいています。
防犯カメラ設置の抑止効果によりそもそもの犯罪件数が減ったこと、また、「メダルを取り忘れた！」と認識しているお客様に対して、防犯カメラが録画した映像を巻き戻しして確認すると、きちんとメダルを取られていたケースも何度かあったそうです。
お客様ご自身による勘違いを失礼なく説明できるという点で、映像証拠は圧倒的に役に立つという、あらたな活用法も教えていただけた案件です。

持ち去り・置き引きへの対策に、防犯カメラ

ゲームセンターの防犯カメラ２

ゲームセンターでの景品の不当な持ち去りや、ゲームに夢中になっている間の頻発する置き引きへの対策に防犯カメラを導入された事例です。

防犯カメラ導入の背景

ゲームセンターの中は人であふれかえっていることも少なくありません。
ただ、施設の性質上、ゲームに夢中になっている方が多いのも事実。
目の前のゲームに熱中するあまり、自分の所持品や他の人の所持品、また、周囲の様子への関心は薄くなってしまっています。
このため、従業員の目を盗んで景品を不当に持ち去る人がいたり、また、自分の所持品や近くにいる人の所持品がコッソリ盗まれても、普段よりも気づきにくくなっているのは否めません。
そんな状況を利用してか、景品の不当な持ち去りや、置き引きが多発した時期があり、防犯カメラの導入を決意されました。

ゲームセンター内に設置した防犯カメラ

ゲームセンター内の景品が積んである付近を重点的に、また、店舗全体を見渡せる位置と、不審者を防止する威嚇効果も込めて出入り口付近には目立つように設置しました。
威嚇効果を出した居場所には存在感のあるバレット型のカメラを、休憩室などお客様が安らぐ場所にはドーム型のカメラを採用しました。

防犯カメラを設置した結果

ゲームセンターに防犯カメラを設置した後にも景品の不当な持ち去りは発生したものの、録画映像をさかのぼることで犯人の画像を警察に提出したり、犯人自体を突き止めることができたとのことです。
置き引きについても、発生件数は激減。防犯カメラを導入したことで安心できるゲームセンターになったと、お客様からの満足の声も聞こえているそうです。

ゲームセンターに防犯カメラを設置する際におすすめのモニター監視の方法

ゲームセンターに防犯カメラを設置した多くのお客様が、ゲームセンターのバックヤードにモニターを置かれながら、スマホやタブレットを使った遠隔でのモニター監視を併用されています。
ゲームセンターにおける防犯カメラ映像の確認方法についてご説明します。

バックヤード・管理部門の大画面と、スマホを使った監視の併用

スタッフさんが休憩するためのゲームセンターのバックヤードに大画面で防犯カメラ映像を映し出しながら、管理部門でも防犯カメラ映像を確認、さらに、店舗を不在にすることが多いオーナー様はスマホで遠隔監視されているお客様がいらっしゃいます。複数の防犯カメラの映像を複数のモニターで確認するということです。

臨機応変な人員配置に防犯カメラのリアル映像を活用

バックヤードにいる従業員が何気なく防犯や店内の雰囲気を確認し続けるとともに、管理部門ではゲームセンターの混み具合や従業員作業風景を確認することで、防犯と業務の効率化が実現できているそうです。
お客様が混み合っていて従業員が配置されていないエリアには、管理部門から現場の従業員へ、モニターを見ながらイヤホンを通して従業員に配置の指示を出すことができたり、お客様同士のトラブルが発生しそうな様子の場所に従業員を向かわせることができるとのこと。
刻一刻と変化する店内の状況にあわせて臨機応変に従業員をゲームセンター内を移動させるには、防犯カメラの映像が非常に役に立つという事例です。

固定ディスプレイ・タブレット・スマホを使った監視の併用

大型店舗のゲームセンターで、バックヤードと管理部門に設置した固定ディスプレイ、現場スタッフが持つタブレット、オーナーのスマホ、の3種類で防犯カメラの映像を確認しているお客様がいらっしゃいます。

現場スタッフさんがタブレットで常に店内の様子を確認

現場スタッフさんの中には、タブレットを持ち歩いている方もいらっしゃるとのこと。
そのタブレットでも防犯カメラ映像を確認出来るようにしたことで、ゲームセンター内の別のフロアにいるスタッフさん同士で防犯カメラ映像を活用したコミュニケーションをとり、円滑な店舗運営に役立てられているそうです。
例えば、あるエリアでトラブルを起こされたお客様がいらっしゃり、そのまま別のエリアに移動される場合。
スタッフ同士のイヤホンを通したやり取りで、映像をもとにお客様の特定をしながら、注意を促しあうことがあると教えていただきました。

業務内容の指示に防犯カメラ映像を活用

また、こちらのゲームセンターでは、接客サービスの向上に防犯カメラの映像を活用されているそうです。
トラブルをうまく解決した事例などについては、そのときの様子を映した録画映像を活用して社員教育を実践したり、ルーティーンで行わなければいけない基本的な作業の流れについても、録画映像を活用されているとのことです。
また、遠隔で確認するオーナー様は、スタッフの服装の乱れなども、リアルタイムで注意の連絡をすることがあるそうです。

防犯カメラセンターが選ばれる
３つの理由

豊富な防犯カメラ工事実績

2006年創業以来着実に工事エリアを広げ、2019年現在、年間800件を超える防犯カメラ設置工事を致しております。
もちろんゲームセンターにも設置実績があります。
住宅から商業用まで、また、屋内から屋外まで、幅広いケースへの工事実績を持つからこそ、お客様のご希望に沿ったご提案が可能です。

多彩な契約内容

弊社が採用している契約内容をご紹介します。
ゲームセンターでは現金購入のほか、レンタルやリースもおすすめです。

防犯カメラ3つの契約方法

ご購入時の費用目安

防犯カメラご購入時のお見積もりには“防犯カメラ”“レコーダー”“モニター””設置工事”の費用が含まれます。
個別のお見積もりでは、カメラ単体が低価格でも、レコーダーや工事代金が高額であったりと、想定外の金額になることもしばしば。
弊社では一括お見積もりにて、わかりやすくご提案いたします。

お見積もりの流れ

防犯カメラは、設置する場所やご希望の質により、１件１件ご提案内容が異なります。
営業担当が下見をすることで、よりよいシステムのご提案・正確なお見積もりの提示を致します。
また、防犯カメラ設置をご検討された初期段階であれば、お電話にてお問い合わせをいただいた段階で概算費用のお見積もりをお伝えすることも可能です。
設置場所・目的・必要なカメラの台数・モニターの有無についてお教えください。