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電磁錠とは何か?
仕組み・メリット・活用法をご紹介します。

  • 導入実績
    9,200件
  • 顧客満足度
    97.8%

電磁錠とは?その仕組みや活用法をご紹介!

電磁錠は、電磁石の吸着力で扉を施錠・解錠するセキュリティシステムの一つです。
セキュリティ性や利便性の高さから、学校や保育園、工場、介護施設などさまざまな場所で活用されています。
このページでは、電磁錠の仕組みや電気錠との違い導入メリットや活用シーンについて詳しく解説します。

このような方におすすめ

  • 電磁錠の仕組みや電気錠との違いを知りたい方
  • 学校・保育園の門扉にセキュリティ対策を検討している方
  • コストを抑えつつ防犯性能を高めたいと考えている方
  • 工場・介護施設などで出入り制限や入退室管理を強化したい方

電磁錠とはなにか?

電磁錠とは、電力を使って電磁石の吸着力で扉をロック・解錠するセキュリティシステムです。
ICカードやテンキーなどを使用することで、鍵を使わずに扉の開閉が可能になり、鍵の紛失リスクを軽減しながら、スマートで安全な入退室管理が実現できます。

また、入退室管理システムと連携させることで、「誰が・いつ」出入りしたかといった従業員や利用者の動きを記録・可視化できるため、企業や施設のセキュリティ強化にも貢献します。

弊社では、電磁錠とカードキー認証を組み合わせて導入されるお客様が多くいらっしゃいますが、他にもテンキーや顔認証、指紋認証など、さまざまな認証方法に対応可能です。まずはお気軽にご相談ください。

電磁錠の導入メリット

電磁錠は、シンプルな構造で後付けにも対応できるため、既存の防犯設備をそのまま活用しながら、補助錠として低コストで導入できるセキュリティシステムです。
その利便性と安全性から、病院や介護施設内の出入り口や、保育園・幼稚園・学校の門扉など、屋外の出入り口にも幅広く活用されています。ここでは、電磁錠の主な導入メリットと設置時に注意すべきポイントをいくつかご紹介します。 

後付け可能で導入もスムーズ
後付けできる製品も多く、導入しやすいのが特徴。
扉の交換や大がかりな工事は基本的に不要で、簡単な扉の加工工事のみで設置できます。
簡易的な施工で、かつ低コストで導入できる製品が多いため、既存の施設にもスムーズに対応可能です。
防水性・耐久性に優れ、屋外設置もOK
屋内用・屋外用の機種があり、学校や保育園の門扉にも安心してご利用いただけます。
長期間使用できる製品も多く、コストパフォーマンスに優れているのも特長です。
さまざまなタイプの扉に対応可能
開き戸・引き戸・屋外門扉など、さまざまな扉に設置できます。
設置環境に応じて柔軟に対応できるため、幅広いシーンでの活用が可能です。

電磁錠の設置例

  • 病院・介護施設内の出入り口
  • 保育園・幼稚園・学校などの屋外門扉
  • 工場や倉庫の出入り口・クリーンルーム・駐車場の門扉
  • マンション・オフィスビルの共用エントランス

電磁錠の仕組みについて

電磁錠は、電磁石の吸着力によって施錠します。電気が流れている間は磁力で吸着してロックされ、電気の供給が止まると吸着が解除され解錠される仕組みです。
「磁力だけで本当に施錠できるのか?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、電磁錠に使用される磁石の吸着力は非常に強力です。一般的に、吸着力が200kg以上ある製品も多く、強い力でしっかり扉を固定します。そのため、手で簡単にこじ開けることはできません。
機種ごとに吸着力には違いがあるため、用途や設置場所に適したモデルを選ぶことが重要です。

電磁錠と電気錠の違い

セキュリティ対策の一環として注目されている「電気錠」と「電磁錠」。名称は似ていますが、それぞれの施解錠の仕組みや特徴には明確な違いがあります。
電磁錠は、電気錠の一種であり「電磁式電気錠」とも呼ばれます。通電時に電磁石の磁力によって扉を吸着・固定する構造です。
一方、電気錠は、内部に搭載されたモーターを電気で稼働させ、かんぬき(デッドボルト)を動かすことで、施錠・解錠を行う仕組みです。両者の違いを以下の表にまとめましたので、導入を検討している方は、目的や設置環境に応じて適切なタイプを選ぶ参考にしてください。

  電磁錠 電気錠
施解錠の仕組み 電磁石の吸着力で扉をロック
※通電中に施錠
モーターでかんぬきを制御
※通電により施解錠
静音性 非常に静か
※磁力による吸着のため動作音が少ない
モーター作動音が発生
※製品により異なる
停電時 基本的に解錠される 種類により異なる
工事の手軽さ 比較的簡単、後付け可能な製品が多い 専門工事が必要な場合が多い
導入コスト 工事費を抑えやすく、比較的低コスト 工事費用が高くなる傾向

個人でも手軽に導入できる電子錠とは?

電子錠は、電池で作動し、解錠・施錠を行う仕組みです。配線工事が不要で、誰でも簡単に取り付け可能です。
業者に依頼せずに設置できるため、費用を抑えて防犯対策を始めたい個人の方や、大がかりな工事が難しい賃貸物件への設置を検討している方にもおすすめです。
ただし、電池が消耗すると施錠・解錠ができなくなるため、定期的な電池交換や、電池切れ時に解錠できる物理的な鍵を準備しておくなど事前の対策が必要です。
また、軽量・簡易タイプの製品は衝撃に弱く、扉から外れやすい場合もあるため、製品選びの際は注意が必要です。

電磁錠の活用シーンは?こんなお悩み、解決できます!

保育園・幼稚園 | 子どもを守るセキュリティ強化

保育園・幼稚園での活用例

【よくあるお悩み】

  • 不審者の侵入を未然に防ぎたい
  • 園児が一人で外に出てしまうリスクを減らしたい

【解決策】

保育園や幼稚園では、門扉や通用口に電磁錠を設置することで、不審者の侵入リスクを大幅に軽減できます。
カード認証やテンキー認証により、職員や保護者以外は入れない仕組みを作ることが可能です。
さらに、入退室管理により、万が一のトラブル時にも記録を確認でき、保護者にも安心感を提供できます。

こんなセキュリティサービスもおすすめ

  • 窓ガラスを強化する防犯フィルムで、侵入対策や災害時のガラス飛散防止に効果的
  • 110番通報装置で、緊急時も安心!ボタンを押すだけで警察へ通報ができる防犯設備

工場 | 入退室管理とエリアごとのセキュリティ強化

工場での活用例

【よくあるお悩み】

  • 工場への無断侵入を防ぎたい
  • エリアごとに出入りできる人物を制限し、セキュリティを強化したい

【解決策】

工場や倉庫では、各エリアの出入口に電磁錠を導入することで、従業員の入退室管理を制限することができます。
カードキーや顔認証を使った認証方式で、誰がいつどの扉を通過したかをログで管理
これにより、セキュリティレベルが高まるだけでなく、万が一の事故や不正行為の抑止にもつながります。

こんなセキュリティサービスもおすすめ

  • 低コストで導入できるAI警備システムで、侵入者検知とスマホ通知を実現
  • AI人検知で立ち入り禁止エリアへの侵入防止や夜間・休日のセキュリティを強化

介護・障害者施設 | 入居者の安全と職員の負担軽減

介護・障害者施設での活用例

【よくあるお悩み】

  • 調理場や職員専用エリアに入居者が誤って入ってしまう
  • 職員が少なく、すべての入居者を常時見守るのが難しい

【解決策】

介護施設や障害者施設では、立ち入り禁止の場所に電磁錠を設置することで、入居者の誤侵入を防止できます。
夜間や特定の時間帯に自動でロックをかけることも可能で、認知症の方の徘徊対策にも効果的です。
さらに、防犯カメラと遠隔監視を併用すれば、モニターで施設全体を一括管理でき、職員の負担軽減にも貢献します。

こんなセキュリティサービスもおすすめ

導入前に確認!注意すべきポイントとは?

電磁錠は、防犯性や利便性に優れている一方で、導入時にはいくつかの注意点があります。
特に、電源の確保や停電時の対応、設置する扉の素材などは、運用面で大きな影響を与える重要な要素です。
設置してから「想定外だった...」と後悔しないためにも、あらかじめ確認しておきたいポイントを整理しておきましょう。

電源確保と配線工事が必須
電磁錠は常時通電が必要なため、電源の確保や配線工事が前提となります。
防犯機器用のバッテリーを併用することで、停電時でも一時的な運用が可能です。
停電時のセキュリティリスクと対策
電磁錠は、通電時に施錠される機種が多く、停電時には解錠されることがあります。
この場合、不審者や侵入者のリスクが高まるため、非常時の運用体制を事前に検討しておくことが重要です。
扉の強度に制限がある
アルミ製や木製の軽量な扉では、磁力の吸着力に耐えられず、扉が曲がったり変形したりする場合があります。
木製扉に設置する場合は、強度のある構造であることが望ましく、鉄扉など、ある程度の強度を持つ扉が推奨されます。

電磁錠だけで安心?組み合わせて強化する防犯対策

電磁錠は、セキュリティ対策として有効ですが、「これだけでは万全」とは言い切れません。補助錠の役割を持つ電磁錠に、防犯カメラ・AIカメラシステムなどを組み合わせることで、施設全体の防犯レベルを向上させることができ、より確実で安心なセキュリティ環境が構築できます。以下では、電磁錠以外のおすすめのセキュリティ対策をご紹介します。

防犯カメラで映像記録・トラブルの証拠確保

防犯カメラで映像記録・トラブルの証拠確保

防犯カメラを設置することで、施設内外の状況を鮮明に記録でき、トラブル発生時には証拠映像として活用することが可能です。

電磁錠で不審者の侵入を防ぎながら、防犯カメラによる記録で万が一の事態にも迅速かつ的確な対応がとれます。
導入する際は、設置場環境や目的に応じた最適な機器選定と設置場所の検討が重要です。

弊社は防犯カメラ・セキュリティの専門業者として、効果的なカメラの選定から設置工事、修理・メンテナンスまでトータルサポートいたします。
防犯カメラの導入をご検討の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

防犯カメラの導入費用はこちら

AI顔認証で高度な入退室管理を実現

弊社のAI顔認証システムは、監視カメラによる常時撮影・録画に加え、特定の人物をリアルタイムで検知するシステムです。
登録済みの人物がカメラの前を通過すると、アラート音でお知らせ。関係者以外の出入りをリアルタイムで通知することで不審者の侵入を未然に防ぎます。また、回転灯やスマホ通知も可能で、お客様のニーズに応じたカスタマイズも柔軟に対応可能です。

特に、介護施設や障害者施設などでは、電磁錠による立入禁止エリアの制限と併用することで、入居者の徘徊防止や不審者の侵入防止のリスクを軽減できます。 複数の防犯設備を連携させることで、施設のセキュリティをより強固かつ確実なものにしましょう。

電磁錠でコストを抑えてセキュリティ強化

電磁錠でコストを抑えてセキュリティ強化

電磁錠は、後付け可能な製品も多く、既存の設備を活かしてコストを抑えながらセキュリティを強化できる、実用的な防犯システムです。

ただし、電磁錠だけでは万全とは言い切れないため、施設の規模や目的に応じて、防犯カメラやAI顔認証などと組み合わせた運用が効果的です。

「導入費用は抑えたいけど、しっかり防犯対策はしたい」「保育園や学校の門扉にすぐ使えるセキュリティを探している」など、導入をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積りは無料です。お電話、メール、LINEにて、お問い合わせをお待ちしております。

入退室管理(電気錠・電磁錠)