犬のフンを家の前に放置された！
警察に相談できる？5つの効果的な対策

マナーを守らない飼い主の存在

「少しだから大丈夫」と考えたり、片付けを面倒がったりする飼い主は少なくありません。
しかし、犬のフンを放置することは飼い主の責任であり、多くの自治体では条例違反にあたります。

さらに、フンを片付けないことで近隣とのトラブルに発展したり、子どもが踏んでしまうなど衛生面のリスクも高まります。
飼い主のわずかな怠慢が、周囲に大きな迷惑を与えてしまうのです。

犬の習性

犬は本能的に、同じ場所でフンを繰り返す習性があります。

• 縄張り意識（マーキング）
  犬は縄張りを示すために、同じ場所で繰り返し排泄します。
• 磁場の影響
  研究によると犬は排泄時に地球の磁場の影響で南北を向き、同じ場所にしやすいといわれています。

こうした犬の本能的な習性が重なり、飼い主が片付けなければ、同じ場所でのフン被害が繰り返されやすいのです。

犬ではなく他の野生動物の仕業

フンの中には、犬ではなくノラ猫やタヌキ、イタチ、ハクビシンなどの野生動物によるものもあります。
この場合は飼い主への注意では解決せず、忌避剤や防犯カメラといった対策が被害を減らすのに役立ちます。

また、動物のフンには寄生虫や病原菌が含まれる可能性があるため、素手で触らず手袋やスコップを使って処理することが大切です。

犬用忌避剤で寄せ付けない

犬や猫は、特有の香りや刺激を嫌う習性があります。
これを利用したのが「忌避剤」です。

成分にはシトロネラ・柑橘系・酢・ペパーミント・ペッパーオイルなどがあり、天然由来で環境に優しい設計の商品も多く販売されています。

ペットや人にも配慮されているため、安心して使いやすいのも特徴です。

ネットやホームセンターで手軽に購入でき、価格は1,000円〜3,000円程度とリーズナブルで、まず取り入れやすいフン対策のひとつです。

酢・重曹・コーヒーかすなど自作のフン対策

市販の忌避剤を使わなくても、酢や重曹、コーヒーかすといった身近なものを利用して、フン対策を行うこともできます。

• 酢：犬にとって強烈な不快臭となり、接近やマーキングを防ぎやすい
• 重曹：環境を清潔に保ち、結果的に犬が寄り付きにくくなる
• コーヒーかす：強いにおいで通り道や被害場所を避けさせやすい

こうした自作の方法はコストを抑えて手軽に試せる一方、効果の持続時間が短いのがデメリットです。
状況に応じて市販品と併用するのがおすすめです。

張り紙・注意書きでフンの放置を抑止

玄関や塀に「犬のフンは持ち帰りましょう」と書いた張り紙を出しましょう。

飼い主は見られていると感じて、フンを放置しにくくなります。
とくに人通りが多い場所では、効果が出やすい方法です。

ただし、飼い主の写真を貼ることや強い言葉で注意することはやめましょう。
トラブルになりやすいため、やさしい言葉でシンプルに伝えることが大切です。

フェンスや防犯砂利で物理的に侵入を防ぐ

敷地の境界にフェンスを設置すると、犬が入りにくくなります。
防犯砂利を敷けば歩くたびに音がするので、飼い主も犬も近寄りづらくなります。

見た目に合ったものを選べば、防犯と景観の両方に役立ちます。

ただし、設置にはある程度の費用やスペースが必要です。
他の方法とあわせて使うと、より安心してフン被害を防げます。

防犯カメラで繰り返すマナー違反を防ぐ

防犯カメラを設置しておくと、フンを放置した人の映像を証拠として残せます。

カメラがあるだけでも「見られている」と感じるため、マナー違反をためらわせる効果があります。

最近はスマホで映像を確認できるタイプや、レンタルで安く使えるプランも増えています。

「確実に防ぎたい」「何度も被害にあって困っている」という場合に、とても頼りになる方法です。

弊社では、初期費用0円の防犯カメラレンタルをご用意しています。
専門スタッフがお客様のご予算や設置環境に合わせて、最適なプランをご提案しますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。

役所に相談する

まずは、お住まいの市区町村の担当部署に相談してみましょう。
多くの自治体では、犬や猫の飼い主に向けたマナー啓発を広報やホームページで行っています。

また、自治体によっては、「犬のフンは持ち帰りましょう」といった啓発看板を無料で配布している場合もあります。

たとえば愛知県清須市では、犬や猫のフン害で困っている方に向けて啓発看板を配布しています

参考：清須市　犬・猫のフンによる迷惑でお困りの方へ

家の前にフンをされたら警察は対応してくれるの？

家の前に犬のフンが放置された場合、警察に相談できることもありますが、対応はケースバイケースです。

悪質な嫌がらせや繰り返し被害の場合

証拠（防犯カメラ映像、写真、記録など）があれば、軽犯罪法や地域の条例違反として対応してもらえる可能性があります。

軽い被害の場合

道路や公共の場所にフンが放置されただけでは、「マナーの問題」とされ、警察が動かないケースも多いです。

相談するときは、日時や場所をメモし、写真などの証拠を残しておくと話がしやすくなります。

繰り返しの被害や悪質なケースでは、「迷惑行為」「不法侵入」「器物損壊」などとして相談できることもありますが、実際に処罰につながるかどうかは証拠と状況次第です。

犬のフン被害を確認・証拠に残すなら防犯カメラ

防犯カメラがあれば、フンを放置した瞬間をしっかり記録できます。
さらに「本当に犬なのか？それとも野生動物なのか？」という疑問もはっきりさせられます。

また、カメラがあるだけで「見られている」と意識させるため、フンの放置そのものを減らす効果も期待できます。

「繰り返しの被害に困っている」「原因をはっきりさせたい」「しっかり証拠を残したい」
そんな方には、防犯カメラは思った以上に頼れる味方になります。

家の前の様子をスマホで確認できるから安心

防犯カメラの「遠隔監視機能」を使えば、外出先からでもご自宅の様子をリアルタイムで確認できます。

「またフンが放置されていないか」「どんな人や動物が通ったのか」もスマートフォンから手軽にチェックできるため、被害の早期発見と安心につながります。

• 旅行や仕事で家を空けていても、状況を把握できる安心感
• フンの放置や不審な人物・動物を早めに発見できる
• 異常があった場合、役所や警察への相談・掃除対応がスムーズ

遠隔監視機能について

防犯カメラは高い？レンタルなら初期費用0円で安心導入

「防犯カメラは高そう」「メンテナンスが大変そう」と思う方も多いですが、弊社なら初期費用0円・月額制のレンタルプランで手軽に始められます。

機器の提供や設置工事はもちろん、修理メンテナンスや消耗品交換までコミコミなので、余計な負担はありません。

「できるだけ費用を抑えて安心して使いたい」という方にぴったりのプランです。