実家に住む家族を守るための防犯対策をご紹介
実家で離れて暮らす親の安全を案じるお客様から、実家の防犯対策をご相談いただくことがあります。
特に近年は一人暮らしの高齢者が住む家を狙った強盗事件が多数発生しており、一人ひとりがしっかりと防犯意識を持って対策を講じることが大切です。
実家で暮らすご両親を守るために、どんなことができるのでしょうか。
今回は「実家に住む家族を守るための防犯対策」をテーマに防犯対策・強盗対策をご紹介します。
一人暮らしの高齢者が狙われやすい理由
「闇バイト」「闇名簿」などの存在が報道され、被害に遭わないための対策が重要視されています。
最近では関東圏で強盗事件が相次いだことから、政府は高齢・単身者に向けて防犯を支援すると発表しています。
参考:日本経済新聞「首相、高齢・単身者に防犯支援 連続強盗事件受け」
個人宅を狙う泥棒というと、留守中に侵入する空き巣が多いイメージを持つ方が多いかもしれませんが、最近では住人が在宅でもお構いなしに侵入する強盗被害も多数発生し、警戒が必要です。
泥棒・強盗は、犯行を行う前に下見をしてターゲットを決めるケースが多く、孤立しやすい一人暮らしの高齢者は、犯人にとってリスクが低く狙いやすい対象の一つでもあります。「闇名簿」と呼ばれるリストには家族構成や貯蓄額など様々な情報が載っているとされ、こうした名簿からも単身の高齢者はターゲットになるリスクが高いと考えられます。
防犯カメラの専門業者として、実家で暮らすご両親を守るために弊社ができることをいくつか挙げさせていただきます。
防犯対策・強盗対策
玄関に防犯カメラ
防犯カメラは家の外周を死角なく監視できるよう4台程度の設置がおすすめではありますが、「まずは1台から設置したい」という方は多くの場合、玄関前に設置します。実家への人の出入りを撮影・録画することができるので不法な訪問販売を含む不審者の接近を防ぎ、万が一の時には事件を早期解決する証拠映像も確保できます。
また、玄関に防犯カメラを設置するメリットとして、外出する家族を確認できることも挙げられます。外出先でトラブルがあって行方不明になってしまうような事態が起きた時、外出時間や、外出時にどんな服装で出掛けたかがわかるため、事件を解決するヒントにもなります。トラブルを事前に防止し、万が一の時には証拠映像を残すことができる防犯カメラは、戸建ての防犯対策として非常に人気が高いです。
初期費用0円のサブスク家庭用防犯カメラ
防犯カメラを設置する際は、建物の立地状況や目的に合わせた設置を行うことが重要です。
弊社では、手軽な料金できちんと効果のある防犯対策を行いたいという個人のお客様に向けて、
家庭用防犯カメラのレンタルサービス「ファミリープラン」をご用意しています。
初期費用0円、月額4,840円(税込)~で高画質・高性能な防犯カメラをプロが設置するので、面倒な設定や電源の取り方を考えなくても簡単に自宅の防犯対策を強化できます。人気のAIカメラやネットワークカメラの設置も可能です。
防犯フィルムで窓の防犯対策
戸建て住宅を狙う泥棒・強盗は窓から侵入するケースが多いということはご存じでしょうか。令和5年に発生した戸建てを狙った侵入盗のうち55.8%が窓を侵入経路としています。つまり、半分以上の泥棒が窓からの侵入を図ったということです。
窓の防犯対策には、防犯フィルムがおすすめです。弊社では、泥棒に侵入を諦めさせ盗難被害を防ぐCPマーク取得の防犯フィルムをフィルムの施工資格者が施工させていただきます。
センサーライトで不審者を威嚇
周りをうろつく不審者にはセンサーライトもおすすめです。人が近づくと点灯するセンサーライトは、「防犯対策をしっかりと行っている家だ」ということを印象づけることができ、不審者を威嚇することができます。また防犯カメラの撮影を補助する役割も担うため、不審者が来た時には犯人をより特定しやすくする効果も期待できます。
室内用見守りカメラで在宅か留守かのチェックにも
最近では、一人暮らしの高齢者を見守るために、室内設置用の見守りカメラが人気を集めています。
多くのお客様は実家のリビングなどに設置し、ご両親の様子を見守る用途で利用されていますが、玄関に見守りカメラを設置し、靴を常時撮影するようにしておけば、家族が外出先でトラブルに見舞われ帰れない状況になっても、遠くから実家の異変に早く気付くことができます。
弊社の見守りカメラ「ユーコとヨーコ」は、インターネット・Wi-Fiがない場所もスマホから遠隔で映像の確認ができるインターネット不要の見守りカメラです。実家にインターネット環境がなく、遠隔での見守りを諦めていた方にもおすすめです。
AIカメラが不審者を検知しスマホへ通知
従来の防犯カメラは、防犯カメラの存在自体が不審者を遠ざけ、万が一事件が起きてしまった場合は犯行の証拠映像が録画できるというものでした。最近ではAI機能を搭載したAI防犯カメラが多数開発されています。
一人暮らしの高齢者が住む実家におすすめしたいのが、AI人検知システムです。
AIカメラの撮影範囲に写った人物を検知し、いち早くスマホへ通知を送ります。
実家に住む本人のスマホへ送るのはもちろんのこと、遠くに住む家族のスマホにも通知ができます。「事件が起きてから映像を確認」ではなく、「事件の予兆を通知で確認」ができるので、事件前に不審者の存在に気付くことができ、すぐに警察へ通報すれば被害に遭うリスクを軽減できます。
AIカメラも月々定額料金のサブスクでご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
普段から心がけておきたいこと
近隣住民に気にかけてもらう
一人暮らしの世帯は、日頃から近所の方とコミュニケーションをとっていなければ何かあっても気付かれにくく、トラブルがあっても発覚が遅くなってしまう可能性があります。なるべく近所の方とコミュニケーションを取り、ご両親を気にかけてもらうようにしておくと良いでしょう。
戸締りをしっかりとする
玄関ドアはもちろん、勝手口や吐き出し窓の施錠を忘れないようにしましょう。2階だから大丈夫と油断せず、不審者の侵入経路となるリスクはできる限り防ぐことが大切です。もちろん、実家がマンションだという方も、オートロックがあってもしっかりと施錠するようご両親にお伝えしましょう。
実家に住む両親を守る防犯対策 まとめ
このページでは、一人暮らしの高齢者を狙う強盗から、皆様の実家に住むご両親を守るための防犯対策についてご紹介しました。
防犯対策グッズはネット通販で買えるものから専門業者に依頼して取り付けるものまで様々ありますが、固定で設置するセキュリティについてはできる限り専門業者に依頼して取り付けてもらうようにすることがおすすめです。
セキュリティは専門性が高く、プロが現地の状況に合わせて設置することで効果がかなり変わってくるからです。
また、依頼する業者は、現地調査を行った上で設置を行う業者を選びましょう。
電話だけで打合せを済ませ、工事を迎えてしまうと工事後に思わぬトラブルが発生する可能性があります。
防犯カメラセンターでは、必ず無料の現地調査を行い、お客様に合ったオリジナルのセキュリティを提案させていただきます。
中部、関東、関西を中心に幅広いエリアでの施工が可能です。まずはお電話、メール、LINEにてご希望をご相談ください。