NDAAと防犯カメラの関係性
NDAA第889条では通信・セキュティ機器・サービスの導入に関して一部、特定の商品の使用を制限しています。
特に、防犯カメラ業界においては、一部のカメラや関連機器がNDAAの範囲内に入ることがあるため無関係とは言えません。
防犯カメラの他、ドローンなども情報収集が可能な機器として一部制限されています。
このページではNDAAと防犯カメラの関連性についてご紹介します。
NDAAによる制限について
NDAAに登録されている国
アメリカがNDAAで登録した国は、中国、ロシア、ベネズエラなど数カ国ありますが、どの国もアメリカとの貿易をしていないわけではありません。これらの国の一部の製品に対して規制されています。(NDAAの更新によって対象となる国や地域は変わることがあります。)
NDAAに登録されている製品
防犯カメラも一部、例えばドローンなんかも軍事転用できる電子機器としてアメリカから排除されていることもあります。
例えば、中国のDJIは、日本国内のドローンのシェアの70%を締めていますが、アメリカ国内への輸入はアメリカの法律で禁止されています。
NDAA以外の規制の動きは?
NDAA以外でもアメリカでは国外のものを規制する動きがあります。
例えば日本でも人気のSNS「TikTok」ですが、中国共産党への情報漏洩が起きることを懸念し、TikTokの利用を全面的に禁止する法案がアメリカ西部モンタナ州で成立しました。
NDAAと防犯カメラ まとめ
NDAAとはアメリカの国防に対する方針を決める、アメリカの法律です。
弊社では日本の法律に則って機器の選定、販売をしております。アメリカのNDAAに準拠した防犯カメラシステムに関しては、2019年以降のNDAAで指定された特定企業の製品、部品を提供しておりません。弊社の取扱商品や提供可能なサービスについては、弊社スタッフへお気軽にご質問ください。