100均のガラス飛散防止フィルム、本当に効果ある?
使える場所・使えない場所を徹底解説!
ガラス飛散防止フィルムは、地震や台風などの災害時に窓ガラスの破片が飛び散るのを防ぎ、ケガのリスクを軽減するためのアイテムです。
最近では、100円ショップでも手軽に購入できるようになり、ご自身で窓に貼る方も増えています。
「100均のガラス飛散防止フィルムって本当に安全対策として効果があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、100均のガラス飛散防止フィルムは本当に効果があるのか、適した使用場所や注意点などをわかりやすく解説します。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ガラス飛散防止フィルムの効果とは?
ガラス飛散防止フィルムには、ガラスが割れた際に破片の飛び散りを防ぐことで、安全性を向上させる効果があります。
地震や台風などの災害時、または予期せぬ事故の際に、家族や周囲の人を守る大切な役割を果たします。
ガラス飛散防止フィルムの3つの効果
- 災害時の二次被害を防ぐ
- 地震が発生すると、窓ガラスが割れて鋭い破片が飛び散ることがあります。
ガラス飛散防止フィルムを貼っておけば、破片がバラバラにならず、ケガや二次被害のリスクを大幅に減らすことができます。 - 飛来物によるガラス飛散の防止
- 台風や強風で飛来物が窓に衝突することがあります。
その際、ガラス飛散防止フィルムを貼ることで、万が一ガラスが割れても飛び散るのを防ぎ、室内の安全を守ることができます。 - UVカット効果
- 商品によっては、UVカット機能が付いているものもあります。
紫外線が室内に入り込むのを防ぎ、家具や壁紙、フローリングの劣化を抑える効果が期待できます。
弊社で取り扱っているガラス飛散防止フィルムはUVカット機能付きなので、紫外線対策にもおすすめです。
ガラス飛散防止フィルムでガラスが割れにくくなる?
ガラス飛散防止フィルムは、万が一ガラスが割れたときに、破片が飛び散るのを防ぐためのアイテムです。
とくに地震や台風などの災害時には、割れたガラスの破片が飛び散ることでケガをするリスクがあるため、多くの家庭や施設で使用されています。
「割れにくくする」フィルムではない?
ガラス飛散防止フィルムは、あくまで「破片の飛散を防ぐ」ことが目的であり、ガラス自体を強化するわけではありません。
そのため、「ガラスが割れにくくなる」と誤解しないようにしましょう。
もしガラスそのものの強度を上げたい場合は、防犯フィルムなどのより強度の高いフィルムを選ぶのがおすすめです。
目的に合わせて最適な対策を選び、大切な家族や空間をしっかり守りましょう。
100均のガラス飛散防止フィルムは本当に効果があるのか?
結論から言うと、窓の安全対策に100均のガラス飛散防止フィルムでは不十分です。
窓の安全対策や災害時の備えとしてガラス飛散防止フィルムを使用する際、100均で販売されているフィルムでは十分な効果が得られない場合があります。
ここでは、なぜ100均のガラス飛散防止フィルムが効果がないかを詳しく解説します。
①サイズが小さく、窓全体をカバーできない
100均のガラス飛散防止フィルムは、一般的にサイズが小さいため、大きな掃き出し窓や腰高窓全体を覆うことができません。
また、複数枚を貼り合わせることもできますが、つなぎ目の部分が弱くなり、衝撃を受けた際にそこから割れてしまう可能性があります。
ガラスが割れたときに飛び散る破片をしっかり防ぐためには、窓全体を覆える適切なサイズのフィルムを選ぶことが大切です。
安全性をしっかり確保するためにも、窓の大きさに合ったフィルムを選び、継ぎ目のない状態で貼ることをおすすめします。
②フィルムの厚みが足りず、効果が不安定
100均のフィルムは厚みが薄いものが多く、本来の飛散防止効果を十分に発揮できるか疑問が残ります。
とくに、強い衝撃が加わった場合、薄いフィルムではガラスの破片をしっかり保持できない可能性があります。
窓ガラスの安全対策を目的とするなら、一定の厚みがあり、JIS規格などの基準を満たした製品を選ぶのがおすすめです。
また、100均のフィルムは家具のガラス部分には有効ですが、窓ガラスなど面積の広い場所には、厚みがしっかりしたフィルムの方が安心です。
③自分で貼ると効果が半減する可能性がある
ガラス飛散防止フィルムをはじめとしたガラスフィルムは、プロの専門業者が正確に施工することで本来の効果を発揮します。
自分で貼る場合、以下のようなトラブルが起こることがあります。
- 気泡やしわが入る → フィルムがガラスにしっかり密着せず、効果が低下
- 端が浮いてしまう → 衝撃時にフィルムが剥がれやすくなる
- 間違った貼り方で密着度が弱まる → 割れたガラスの破片を保持できず、飛散を防げない
誤った貼り方をしてしまうと、期待していた効果が十分に発揮されない可能性があるため、十分注意が必要です。
100均のガラス飛散防止フィルムが使える場所・使えない場所
窓の保護には不向き
100均のガラス飛散防止フィルムは、手軽に購入できる便利なアイテムですが、窓ガラスの安全対策としては不十分な場合が多いです。
- サイズが小さく、大きな窓を覆えない
- 厚みが薄く、割れたガラスの破片を十分に保持できない可能性がある
そのため、地震や台風などの災害時の安全対策として、窓ガラスに貼ることはあまりおすすめできません。
しっかりとした飛散防止効果を求めるなら、厚みのある飛散防止フィルムや防犯フィルムを選ぶのが安心です。
100均のガラス飛散防止フィルムは家具の保護に最適!
窓の安全対策には効果不十分な場合が多いですが、100均の飛散防止フィルムは、食器棚やガラスケースなどの小さな範囲を保護するのにぴったりです。
- サイズが小さく、取り扱いやすい
- 自分で簡単に貼ることができる
- 地震や衝撃による家具のガラスの飛散を防げる
とくに、地震の際は食器棚の扉が開き、中の食器が飛び出す可能性があります。
そのため、100均のフィルムと開閉防止ストッパーなどを併用すると、より安全対策が強化できます。
ガラス飛散防止フィルムを選ぶポイント
安全対策にガラス飛散防止フィルムを取り入れる場合に、とくに気を付けたいポイントをご紹介します。
正しいフィルムを選び、適切に施工することで、より高い安全性を確保できます。
①窓全体を覆えるサイズのフィルムを選ぶ
ガラス飛散防止フィルムは、窓全体をしっかり覆うことで本来の効果を発揮します。
部分的にしか貼られていないと、貼っていない部分から破片が飛び散る可能性があり、かえって危険です。
- 窓のサイズに合わせたフィルムを選ぶことが重要!
- 専門業者なら正確に採寸し、ぴったりのサイズで施工してくれるので安心
特に大きな窓や複雑な形状のガラスには、プロによる施工がおすすめです。
②厚みがあるフィルムを選ぶ
フィルムの厚みは、飛散防止効果に大きく影響します。
薄いフィルムでは、強い衝撃を受けた際に破片を抑える力が不十分になってしまうことがあります。
- JIS(日本工業規格)に準拠した製品を選ぶと安心!
- 一定の厚みが保証されているフィルムを選ぶのがポイント
とくに地震や台風などの災害対策として使用する場合は、一定の厚みが保証されている製品を選ぶことが大切です。
③施工は専門業者に依頼するのがおすすめ
ガラス飛散防止フィルムの効果を最大限に発揮するには、正確な施工が欠かせません。
自分で貼ることもできますが、以下のような失敗が起こる可能性があります。
- 気泡が入ってしまう → フィルムが浮き、効果が低下
- 隙間ができる → ガラスが割れたときに飛散を防ぎきれない
- ズレてしまう → フィルムの耐久性が落ちる
安全性や効果を優先するなら、信頼できる専門業者に依頼するのがおすすめです。正しい施工によって、フィルム本来の性能を十分に発揮できます。
JIS規格を満たしたフィルムがおすすめ!
JIS A 5759:飛散防止フィルムの品質基準
ガラス飛散防止フィルムを選ぶ際は、「JIS規格を満たしているか」どうかは非常に重要なポイントです。
JIS(日本産業規格)は、日本国内で製造・販売される製品の品質基準を定めた規格です。
ガラス飛散防止フィルムの場合、建築用窓ガラス用としてJIS A 5759という規格が該当します。
この規格に適合したフィルムは、一定の品質と安全性が保証されているため、信頼できる製品を選ぶ目安となります。
JIS A 5759に適合したフィルムを選ぶメリット
- 高品質で安全性が保証されている
- 地震や台風などの災害時にも安心して使用できる
- 安全性が求められる施設や家庭にも適している
とくに、飛散防止をしっかり行いたい場合は、JIS A 5759適合の製品を選ぶことで、より安心して使用できます。
弊社で取り扱っているガラス飛散防止フィルムは、JIS A 5759に適合した製品です。
「安全対策をしっかりしたい!」という方に、安心してご利用いただけます。
飛散防止フィルムを選ぶ際は、JIS規格に適合しているかどうかをチェックし、安全性の高い製品を選びましょう。
防犯フィルムなら防犯+飛散防止効果
近頃、関東地方で強盗事件が相次ぎ、自宅の防犯対策としてガラスフィルムを導入したいとのご相談が増えています。
ただし、ガラス飛散防止フィルムと防犯フィルムでは役割が異なるため、それぞれの特性を理解して選ぶことが大切です。
ガラス飛散防止フィルムと防犯フィルムの違い
ガラス飛散防止フィルムは、ガラスが割れた際の破片の飛び散りを防ぐことを目的とした製品で、災害時の安全対策や、割れたガラスによる二次被害を防ぐために活用されます。
一方で、防犯フィルムは厚みと強度があるため、ガラスが割れにくくなります。
強い衝撃が加わっても簡単には割れず、侵入に時間がかかることで空き巣や強盗の抑止効果が期待できます。
さらに、防犯フィルムには飛散防止効果もあるため、防犯対策と安全対策の両方を叶えられるのが特徴です。
防犯+飛散防止の両方を求めるなら「防犯フィルム」がおすすめ!
「泥棒の侵入を防ぎながら、万が一ガラスが割れたときの飛散も防ぎたい」とお考えの方には、防犯フィルムが最適です。
防犯フィルムは、ガラスの強度を高めることで空き巣や強盗の侵入を防ぎつつ、割れた際の破片の飛び散りも抑えられるため、防犯対策と安全性の両方をしっかり確保できます。
ご家庭やオフィスの安全対策を万全にするためにも、目的に合ったフィルムを選び、大切な家族や住まいを守りましょう。
ガラスフィルムの施工はプロにおまかせ!
弊社では、JIS規格に適合した高品質なガラス飛散防止フィルムを、経験豊富なプロが丁寧に施工いたします。
飛散防止フィルムはじめとしたガラスフィルムの効果を発揮するためには、専門業者の知識と適切な施工技術が不可欠となります。
弊社では、以下のガラスフィルムの施工に対応しています。
- ガラス飛散防止フィルム
- 防犯フィルム
- プライバシー保護フィルム
- 遮熱フィルム
お見積りは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
100均のガラス飛散防止フィルム まとめ
このページでは、100均で販売されているガラス飛散防止フィルムの効果や用途について解説しました。
100均で販売されているフィルムは手軽に購入できる反面、サイズが小さく、窓全体をカバーするには不十分です。
しかし、食器棚やガラスケースなど、小さなガラス部分を保護する目的には十分な効果を発揮します。
地震や台風などの災害時に家庭や施設全体の安全性を確保するためには、品質の高いフィルムを使用することが重要です。
とくに、小さなお子さまが集まる保育園・幼稚園などの施設では安全対策は不可欠です。適切な製品を選ぶことで、窓ガラスが割れた際に破片の飛散を防ぎ、ケガのリスクを大幅に軽減できます。
どのフィルムを選べばいいか迷ったときは、専門業者に相談するのがおすすめです。
弊社では、ガラス飛散防止フィルムや防犯フィルムなど、さまざまなガラスフィルムの施工に対応しており、ご家庭や施設のニーズに合わせた最適なご提案を行います。
お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
ガラスフィルム施工エリア
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