玄関の防犯カメラで自宅の防犯を強化
個人宅の防犯対策として、玄関への防犯カメラ設置はとても有効です。
玄関は家族や訪問者が出入りする場所でもありますが、泥棒の侵入経路となってしまうケースもとても多いのです。
このページでは玄関ドアの前の防犯カメラの有効性や便利な活用方法についてご紹介します。
玄関に防犯カメラ設置はマスト
泥棒が玄関ドアから堂々と侵入するケースはかなり多く、個人宅への侵入経路としては窓からの侵入に次いで2番目に表出入り口が入ります。
手口としては工具を使って玄関の鍵を開ける「ピッキング」や宅配業者や訪問営業を装って玄関から入ってくる「押し込み強盗」など、様々な手口があります。
(参考:住まいる110番「侵入窃盗の侵入口」)
宅配業者や訪問営業を装った犯罪は、居住者の視野や信用を利用します。
また、玄関で起こりうる危険は泥棒の侵入だけに限りません。
訪問販売による押し売りやしつこい勧誘など、居座りともとれる犯罪が玄関で起こることがあり、特に高齢者がターゲットとなるケースが多く起こっています。
弊社でも「実家に一人で住む親のところに訪問販売がよく来るようで心配だ」というご相談をいただくことがあり、個人宅に防犯カメラを設置する際は多くの場合玄関にも設置を行います。
玄関周りに防犯カメラを設置することは、下記のような危険を防ぐことに繋がります。
玄関周りに潜む危険
- ドアの鍵穴ピッキングやサムターン回しなど、泥棒の侵入
- 宅配業者・訪問営業を装った押し込み強盗
- 押し売り・執拗な勧誘
- 自宅へのいたずら
玄関の防犯カメラ どこに付けるのがおすすめ?
玄関に防犯カメラをつける時は、基本的に出入りする人物が映るようにつけます。
また、家の前の駐車場や公道まで映るように設置することも多く、自宅周りの事故防止、いたずら防止に役立ちます。
玄関ドアと防犯カメラの位置関係
右開きの玄関ドアの右側に防犯カメラ
玄関ドアが開いたタイミングで人の出入りが玄関ドアに遮られて撮影できませんが、普段は玄関周りから玄関アプローチ、駐車場まで映るよう配置しています。
右開きの玄関ドアの左側に防犯カメラ
右開きの玄関ドアの左側に防犯カメラを設置することは王道です。玄関ドアの開閉がしっかり確認できるので、訪問者とのやり取りが確認しやすい位置です。正面の駐車場も常時撮影しています。
両開きの玄関ドアに横方向から防犯カメラ
両開きの玄関ドアに横方向から防犯カメラを設置しています。アプローチ全体も捉えています。防犯カメラと併せてセンサーライトも設置させていただきました。
広い玄関アプローチ全体を撮影
こちらのお宅は広い庭とその間のアプローチ全体を防犯カメラで撮影しています。玄関扉の前がひらけているので玄関扉自体を撮影する必要がありません。
玄関の防犯カメラ 法律上どうなの?
自分の敷地といえど、公道や、撮影範囲内に隣の家が写るのは違法にならないのか?とご心配される方もいるかと思いますので、プライバシーについて少し触れます。
まず、防犯対策を目的として自宅に防犯カメラを設置することは法律上問題なく、むしろお客様の中には「自宅がいたずら被害に遭い警察に相談した結果、証拠がないので対応してもらえず、防犯カメラの設置を勧められた」と防犯カメラの設置をご相談いただくこともあります。
「玄関に防犯カメラを設置することで訪問者の顔が写ってしまうのは法律上問題ないの?」と思うかもしれませんが、防犯対策として設置する分には特に問題ありません。
公道が写る分に関しても、自宅の敷地への出入りがわかる程度であれば問題ないでしょう。
とはいえ、撮影によって隣の家のプライバシーが侵害されるような画角の設定や、公道が広く入ってしまうのもトラブルの原因になりかねません。
トラブルを避けるための配慮
- 撮影した録画データは適切な日数保管後削除するよう設定する
- 人命に関わるような特別な事情が無い限りは他人に開示しない
- できるだけ隣の家の敷地は入らないよう考慮する
- 防犯カメラを設置していることをステッカーなどで周知する
カメラの設置場所が自宅の敷地であっても、撮影範囲内のうち広範囲が隣の家の敷地になってしまうような設置方法は隣人のプライバシーを侵害する行為にあたります。
防犯カメラの中にはプライバシーマスク機能(撮影範囲の一部に敢えてモザイク処理をかける機能)があるものもありますので、どうしても撮影範囲のうち一部隣の敷地まで入ってしまうような場合、このような機能を利用しても良いかもしれません。
トラブルを避けるためにも、防犯カメラの設置はプロの業者へ一度ご相談ください。
過去に起きた玄関でのトラブル事例
違法な訪問販売
2019年、訪問販売業者が女性宅を訪れしつこく商品を勧め、更に暴力をふるった事件がありました。
業者の売り込みがしつこいため女性が「もう買わない」と言ったところ、業者が「買わないと法律違反だ」と脅した上に女性の腕をつかんで商品を押し付けるなどの暴行を加えた事件がありました。
訪問販売には法律で定められた規制や禁止行為がありますが、違法な勧誘方法をしてくる販売員も後を絶ちません。
宗教勧誘の事件
個人宅へ訪れ、長話をして執拗な勧誘をするという迷惑行為も玄関周りのトラブルの一つです。
2019年には、東京都内のマンションで、男性が自宅に訪れた宗教団体の信者によって殺害される事件がありました。
宗教勧誘に関するトラブルは多く、弊社へも「一人で留守番をする家族が入信してしまわないか心配」とご相談いただくことも多いです。
宅配業者とのトラブル
ネットショッピングの需要が増加し、購入した商品を郵送・宅配で受け取る人も増えました。
こうした流れの中、「時間指定をしていたのに時間に来ず、連絡したら「インターホンを鳴らしたのに出なかった」と嘘をつかれた」「留守中に宅配業者が来て雑に物をおいて破損していた」というようなトラブルも起きています。
玄関へ設置した防犯カメラはこうしたトラブルの防止・証拠としても利用できます。
玄関の防犯カメラで家族の安全を守る
玄関に設置した防犯カメラは、外部の人間によるトラブルだけでなく、家族が起こすトラブルの防止にも有効です。
認知症患者の方の外出やペットの脱走など、家族が知らない間に出て言ってしまって事件に巻き込まれてしまうケースを防ぎます。
家族の深夜外出を確認
認知症の方の在宅介護を行う家族の方にとっての不安要素の中に「徘徊」があります。
深夜に認知症患者が外出してしまって行方不明になってしまったという事件は過去にもありました。
また高齢の方がいる家族に多いご相談として「訪問販売を断りきれず、高額な商品を買ってしまう」というような心配もあります。
玄関に設置した防犯カメラの映像で家族の不審な行動を確認することができます。
こうした確認を目的とする場合、防犯カメラの映像をスマートフォンを使ってリアルタイムで見ている方が多いです。
その他、「ペットの脱走」「家の敷地内で遊ぶ子供の安全確認」というようなことにも使われています。
鍵をかけ忘れた時の自宅の状況確認にも
外出中に「玄関の鍵をかけ忘れたかもしれない」と急に心配になるかもしれません。
鍵のかけ忘れで泥棒に入られるかもしれないという考えが頭をよぎると、気が気ではありませんよね。
そんなとき、玄関に設置した防犯カメラを確認して「誰も来ていない」ということを確認できれば安心できるのではないでしょうか。
もちろんスマホ上で映像の巻き戻しも可能なので、家を出てから気がつくまでの間の時間を早送りで確認する、ということもできます。
プロの泥棒は、痕跡を残さないように住宅に侵入して、貴重品だけを盗んでいくこともあるようです。
「誰も来ていない」という事実を確認ができることも立派なセキュリティシステムの一つです。
防犯カメラは購入またはレンタルで
レンタル費用
料金目安
※ プランや規模によっては費用がかかります。
※ 故障時・不具合時の修理メンテナンス込。
初期費用0円のレンタルプランも
防犯カメラセンターでは個人のお客様に向けて防犯カメラをレンタルまたは一括買取で提供可能です。
料金は設置台数やオプションの有無により変わりますが、初期費用0円で月額のみのプランもあり、豊富な機種と多彩なプランでお客様にマッチした防犯カメラをプランニングさせていただきます。
なぜ弊社が安く、高品質な防犯カメラを提供できるかというと、弊社が防犯カメラのメーカーであり、設置業者でもある防犯カメラの専門企業だからです。
防犯カメラの設置相談~設置工事、修理メンテナンスまで自社で全て行うので、高機能な防犯カメラを安く使っていただくことが可能なのです。
更に、レンタルプランなら故障時も安心の無償修理保証付。
機器の故障だけでなく、ハードディスクなど消耗品の消耗品の出張交換までも無料で対応させていただくので、、設置した防犯カメラを長く使っていただくことができます。
(一括買取を選択した方もオプションで選んでいただくことができます)
まずは無料の現地調査で自宅の防犯をチェック
弊社は防犯カメラを始めとしたセキュリティの設置を専門としています。
個人宅での設置実績も多く、防犯カメラと合わせてセンサーライトの設置や、窓からの泥棒侵入を防ぐ防犯フィルムなど、お客様の安全を守る様々なセキュリティ用品の設置工事が可能です。
無料の現地調査ではお客様のご自宅の立地環境やお悩みに合わせた機種、設置場所をアドバイスさせて頂いております。
まずはお気軽にお問い合わせください。