玄関に防犯カメラを設置するなら?選び方と設置ポイントを解説
玄関は、不審者の侵入や訪問トラブルが起こりやすい場所のひとつです。
そのため、個人宅の防犯対策として玄関への防犯カメラ設置は非常に重要です。
とはいえ、設置方法には「ドアに挟むだけの簡易タイプ」や「専門業者による本格的な設置」などさまざま選択肢があり、「どれを選べばよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、家庭用防犯カメラを玄関に設置するメリットから、簡易タイプの特徴と注意点、プライバシーに配慮した設置方法のポイントをわかりやすく解説します。
ご自宅の環境や目的に合わせた防犯カメラ選びの参考に、ぜひご活用ください。
なぜ玄関は狙われやすいのか?

戸建て住宅において、玄関は非常に狙われやすい侵入口の一つです。
警視庁の「住まいる防犯110番」によると、一戸建て住宅への侵入経路で最も多いのは「窓で55.9%」、次に多いのが「表出入口(玄関)で22.0%」となっており、玄関からの侵入は常に上位を占めています。
特に戸建て住宅では、無施錠による被害が多数を占めており、手口としてはピッキングなどで鍵をこじ開ける侵入や、宅配業者・訪問営業を装っての押し込み強盗など、さまざまな種類があります。
日頃から玄関ドアや窓、勝手口の施錠を徹底することはもちろん大切ですが、それに加えて防犯カメラの設置などによって「見られている」という環境をつくることも非常に重要です。
玄関に家庭用防犯カメラを設置するメリット
玄関に防犯カメラを設置することで得られる主なメリットは、次の3点です。
- 1.犯罪の抑止効果
- 防犯カメラが設置されていることで、不審者や空き巣は「見られている」と感じ、犯行を思いとどまる効果が期待できます。
「この家は対策されている」と思わせることが、防犯において非常に有効です。 - 2.トラブル発生時の映像記録
- 万が一、不審者の侵入や車両盗難、ポスト荒らしなどのいたずらが合った場合でも、映像を録画しておけることで証拠として活用できます。被害の再発防止や警察への相談時にも役立ちます。
- 3.家族の見守りにも活用できる
- スマホから映像を確認できる遠隔監視を活用すれば、お子さまの帰宅確認や高齢のご家族が無事に帰宅したかなど、「見守り」の役割も果たします。
玄関に設置した防犯カメラは、空き巣や強盗といった侵入対策だけでなく、不審な訪問販売や勧誘、詐欺行為への抑止効果も期待できます。
特に高齢者が一人で暮らすご家庭では被害リスクが高く、実際に弊社にも「実家に一人で住んでいる親のもとに、不審な訪問販売が頻繁に来るようで心配」といったご相談をいただくこともあります。
このようなケースでは、玄関に防犯カメラを設置することで安心して生活できる環境を整えることにつながります。
玄関ドアに挟むだけで防犯できる?簡易カメラのメリット・デメリット

最近注目されているのが「玄関に挟むタイプ」の簡易的な防犯カメラです。
これは、ドアの上部の隙間にカメラを差し込むだけで設置できるタイプで、配線工事が不要なため、簡単に取り付けられるのが特徴です。
特に、工事が難しい賃貸住宅やマンション、また手軽に防犯対策を始めたい方に選ばれています。
ここでは、玄関ドアに取り付ける防犯カメラのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
メリット
- 手頃な価格帯で導入できる
- 配線工事不要で設置が簡単
- 玄関ドアや壁に穴を開けずに取り付け可能
- 賃貸マンションでも設置しやすい※
※管理規約によっては設置できない場合があります。事前に大家・管理会社への確認が必要です。
デメリット
- ドアの厚み・形状・上部の隙間によっては設置不可
- Wi-Fi接続が不安定だと映像が途切れることがある
- バッテリー式は定期的な充電が必要
- 録画容量や画質、防犯性には限界がある
「とりあえず防犯したい」「賃貸物件でも簡単に導入したい」といったニーズには十分応えられますが、本格的な防犯効果や長期利用にはあまり向かないのが現状です。
玄関ドアに挟む防犯カメラは手軽さが魅力ですが、確実な防犯対策を望む方には、専門業者によるカメラ設置がおすすめです。
玄関の防犯カメラはどこに設置する?設置場所例を紹介
玄関に防犯カメラを設置する際は、出入りする人物がしっかり映る位置を基本的に考えます。
また、車の盗難防止として駐車場まで映るように設置したり、庭先の様子もカバーできる位置に設置することで、侵入・盗難・いたずら防止に効果的です。
ここでは、弊社で実際に施工した事例写真をもとに、おすすめの設置位置をご紹介します。
設置例:左開きの玄関ドア右上の軒下に設置
- ドアの開閉する様子や来客時のやり取りをしっかり撮影
- ドーム型カメラで外観になじみやすく、目立ちにくい設置が可能
設置例:玄関ドア横の外壁に設置
- 玄関への出入りと、門扉までのアプローチ全体を撮影
- 不審者が敷地に入ってくる様子もしっかり記録できる
設置例:右開きの玄関ドア右上の軒下に設置
- 玄関全体だけでなく、横にある駐車場も同時にカバー
- 車の盗難・いたずら対策として設置されるケース多数
設置例:玄関ドア左上の軒下にカメラとセンサーライト
- 玄関の出入りを撮影するだけでなく、人感センサーライトで明るく照らし抑止力アップ
- 帰宅時や宅配受け取りなどの夜間の安全対策にも有効
防犯カメラの設置位置は、「玄関の出入りを記録したい」「車の盗難を防ぎたい」「庭も通路もカバーしたい」など、目的によって最適な設置場所が異なります。
また、設置環境や建物の構造によっては、カメラの台数や種類を組み合わせることで、防犯効果をさらに高めることができます。
家庭用防犯カメラ設置はプロにお任せください
弊社では、無料の現地調査を実施し、実際の建物の構造やご要望に応じて、最適な設置位置・機種・オプションをご提案しています。
- 「どこにカメラを付ければ効果的?」
- 「うちの玄関でも取り付けられる?」
- 「駐車場と玄関を1台でカバーしたい」
といったお悩みをお持ちの方も、ぜひお気軽にご相談ください。
ご家庭ごとに最適な防犯プランを、専門スタッフがご提案いたします。
玄関の防犯カメラ設置は法律上問題ない?
「自宅の玄関に防犯カメラをつけても法律的に大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
結論として、自宅の敷地内に防犯カメラを設置することは、法律で禁止されていません。自宅を守る目的であれば、多くの場合は問題なく設置できます。
ただし、撮影範囲や映像の扱い方によってはプライバシーを侵害になる可能性があるため、設置時には十分な配慮が必要です。
設置時に注意したいポイント
- 撮影範囲の調整
- 隣家の敷地・庭・室内が映らないように設置場所や画角を調整しましょう。
また、公道や通行人が頻繁に通る場所を必要以上に映さないような位置に設置することも重要です。 - ステッカーなどでの周知
- 防犯カメラの設置を示すステッカーを掲示することで、周囲に撮影していることを知らせると同時に、防犯の抑止効果も高まります。
- 映像データの取り扱い
- 録画映像は適切に管理し、「目的外の利用」「長期間の保存」「SNSなどへの無断投稿」は避けましょう。
不要になったデータは削除し、トラブルを未然に防ぐことが重要です。 - プライバシーマスク機能の活用
- カメラが自宅の敷地内に設置されていても、撮影範囲に公道などが含まれる場合は、プライバシーマスク機能(撮影範囲の一部にモザイク処理をかける機能)を活用する方法もあります。
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防犯カメラは専門家のアドバイスで安心
たとえ自宅の敷地内であっても、防犯カメラの設置にはプライバシーへの配慮が欠かせません。
隣家や公道を映し込まないよう、設置場所やカメラの画角を適切に調整する必要があります。
- 「どこに設置すればいいかわからない」
- 「法律に違反しないか心配」
- 「近所とのトラブルが避けたい」
このような不安を感じる方には、専門業者による無料相談・現地調査がおすすめです。
プライバシーへの配慮を含め、設置場所やカメラの機種選びをプロがしっかりサポートします。
さらに、トリニティーの家庭用防犯カメラレンタルサービスなら、初期費用0円で導入可能。
機器選びから設置工事、修理・メンテナンスまですべてお任せいただけるため、安心して防犯対策を始められます。
まずはお気軽にご相談ください
家庭用防犯カメラは初期費用0円のレンタルがおすすめ
弊社では、家庭用防犯カメラを初期費用0円・月額4,840円(税込)~ご利用いただけるレンタルプラン(ファミリープラン)をご用意しています。
防犯カメラ設置のご相談から、設置工事、修理・メンテナンスまで自社ですべて行うので、高機能な防犯カメラをお手頃な価格でお使いいただくことができます。
ファミリープランが選ばれる理由
初期費用0円・月々定額制
機器料金・設置工事・保証すべてコミコミで月額料金のみでお使いいただけます。
ご利用期間中ずっと保証
HDDなど消耗品交換も無償対応。設置後もしっかりサポートさせていただきます。
柔軟なカスタマイズが可能
防犯フィルムやセンサーライトなど、ご希望に合わせて設置できます。
「玄関の防犯カメラはどんなのがいいの?」「費用はどのくらい?」といったご相談も大歓迎です。
現地調査・お見積りは無料で承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積り無料!
玄関におすすめの家庭用防犯カメラ
定番のスタンダード防犯カメラ

- 200万画素
- 赤外線カメラ
- 防水・防塵(IP67)
初めて防犯カメラを設置する方におすすめなのが、TR-8001(バレット型)/「TR-9001(ドーム型)です。
200万画素のフルハイビジョン画質で、日中はカラー、夜間は赤外線照射により白黒でもくっきり映像を記録できます。
屋外・屋内どちらにも対応できる汎用性の高いモデルで、あまり目立たせたくない場所には「ドーム型」、防犯効果を視覚的にアピールしたい場所には「バレット型」が選ばれることが多く、設置目的に応じて使い分けが可能です。
夜間もカラーで映す「AIスターライトカメラ」

- 400万画素
- 夜間カラー対応
- マイク内蔵
- 防水・防塵(IP67)
夜間の防犯効果を高めたい方、暗い場所でも確実な証拠を残したい方におすすめなのが、AIスターライトカメラ(TR-IP8520-AIS/TR-IP9520-AIS)です。
このカメラは、AIによる画像補正機能により、暗所や夜間でも鮮明なカラー映像を撮影・記録できます。
オプションの「トリニティーAIライト」と組み合わせることで、侵入者を検知してスマホに通知することも可能です。
夜でも犯人の服装や車両の色を正確に記録できる高性能カメラです。
【動画で体感】夜間映像を比較!カラーvs白黒の違いは?
「実際にどれくらい違うの?」そんな疑問にお応えするために、カラー映像と白黒映像の見え方を比較した動画をご用意しました。
夜間でも鮮明に映る「AIスターライトカメラ」と従来の低照度カメラの違いをぜひ動画でご確認ください。
玄関の防犯カメラにおすすめのオプション
センサーライトで「見られている」ことを可視化する

防犯カメラとあわせて設置すると高い防犯効果を発揮するのが「センサーライト」です。
人が近づくと自動で点灯し、不審者を照らして威嚇するため、侵入を思いとどまらせる抑止力が期待できます。
また、住人の帰宅時や宅配受け取り時など、足元や玄関先が明るく照らされることで夜間の安全対策としても役立ちます。
玄関ドア周辺はもちろん、駐車場や建物の死角・暗い場所への設置がおすすめです。
家庭用防犯カメラの導入事例-設置で安心を得た家庭の声
防犯カメラの設置で安心感が高まった(40代・ご夫婦)
近所で空き巣被害があったのをきっかけに、玄関に防犯カメラを設置しました。
カメラがあるだけで抑止効果を感じられ、家を空けるときの不安が減りました。
防犯カメラを使うのは初めてで最初は少し不安でしたが、設置前の相談から工事当日まで、ささいな疑問にも丁寧に答えてもらえたので、安心して導入できました。
ご利用サービス
ライトが点灯するから夜間も安心(30代・共働き家庭)
自宅周辺に街灯が少なく、玄関まわりが暗いため、防犯面が気になっていました。
玄関に防犯カメラと一緒にセンサーライトを取り付けたことで、不審者対策だけでなく、夜の帰宅時にも玄関まわりが明るくなり安心です。
カメラの映像も細かい部分まで綺麗に見えるので、満足しています。
ご利用サービス
夜の映像がカラーですごく綺麗(50代・親世帯のみのご家庭)
家の前で怪しい人を見かけることが多く、防犯対策をしっかり行いたいと考えていました。
夜間の映像は白黒になると思っていましたが、今回設置したカメラは夜でもカラーでハッキリ映ることに驚きました。
庭先で誰かがうろついていた映像もすぐに確認できて、本当に設置して良かったです。
ご利用サービス
まとめ 玄関の防犯カメラは専門業者への依頼が安心です

玄関は、自宅の中でも特に不審者の侵入や訪問トラブルが起こりやすい場所です。
そんな玄関に防犯カメラを設置することで、「見られている」という環境を作り出し、強い抑止効果が期待できます。
最近では、ドアに挟むだけの簡易タイプのカメラも普及していますが、本格的な防犯対策として導入するのであれば、専門業者による設置がおすすめです。
特にこんな点はプロに任せるのが安心!
- 適切な設置位置の判断(死角をつくらない・目的に応じた画角の調整)
- 外観に配慮した設置や安全性を保つ配線工事
- 近隣や通行人へのプライバシー配慮
弊社では、初期費用0円から始められる家庭用防犯カメラのレンタルプランをご用意しております。
「設置場所を見て提案してほしい」「費用が気になる」という方も、無料の現地調査・お見積りにて丁寧に対応いたします。
玄関の防犯カメラ設置を検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。








