ビニールハウスの盗難対策に最適!防犯カメラ導入ガイド
ビニールハウスの防犯カメラ設置は、日本防犯カメラセンターにお任せください。
農業現場では以前から盗難被害が報告されてきましたが、近年は高騰する高級フルーツや野菜を狙った窃盗事件が急増しています。1件あたりの被害額も増加傾向にあり、収穫物だけでなく、大型トラクターが盗まれるといった大胆な事件も発生しています。
中でもビニールハウスは、外部から内部の様子が見えにくく、侵入もしやすい構造であるため、窃盗犯にとって狙いやすい場所とされています。こうした背景から、防犯カメラの設置は、盗難を未然に防ぎ、安心して農作業に取り組める環境を整えるための非常に有効な手段です。
このページでは、ビニールハウスに防犯カメラを導入するメリットや設置時に気をつけるポイント、導入事例などをわかりやすくご紹介します。ビニールハウスの盗難対策をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
ビニールハウスにおける盗難の現状
近年、全国各地で農作物を狙った盗難事件が相次いで発生しています。
特に狙われやすいのが、出荷直前の高級フルーツや野菜です。価格が高騰している農産物は転売しやすく、収穫直前には商品価値が最も高まるため、窃盗犯にとっては効率よく利益を得られるターゲットとなっています。
茨城県筑西市で計300キロのニラが盗まれる
2025年3月、茨城県筑西市内の農業用ハウスで栽培されていたニラが、合計約300キロ盗まれる事件が複数発生しました。被害に遭った2箇所の農業用ハウスは、およそ2キロ離れており、警察が連続窃盗事件として捜査を進めています。
茨城県で収穫直前の約200玉のメロンが盗難被害に
2025年5月9日、全国一のメロン生産量を誇る茨城県において、茨城町の農業用ハウスで収穫直前のメロン約200玉が盗まれる事件が発生しました。
被害額はおよそ16万円にのぼると見られています。県内の鉾田市でも、同月4日に約30玉のメロンが盗まれる被害が確認されており、収穫直前の農作物を狙った盗難が相次いでいます。
【参考】
NHKニュース「茨城 筑西 計300キロ超 大量のニラの盗難被害が相次ぐ」
NHKニュース「茨城 収穫直前のメロンなくなる被害相次ぐ 警察が窃盗で捜査」
盗まれてるのは農作物だけではありません。大型トラクターや農業機械、農業用ポンプ、ハウスの銅線や電熱線などが盗難に遭うケースも報告されています。
また、犯人が侵入する際にビニールハウスの一部を破壊することも多く、その修繕費や復旧作業の手間が農家にとって大きな負担となっています。こうした被害を防ぐためには、防犯カメラやセンサーライトの設置に加え、地域全体での見守り体制の強化が重要な対策となります。
ビニールハウスに防犯カメラ導入のメリット
ビニールハウスに防犯カメラを設置することで、農作物の盗難対策だけでなく、農業経営の効率化や安心感の向上にもつながるさまざまなメリットがあります。以下に主な効果をご紹介します。
- 犯罪の抑止効果
- 防犯カメラの存在自体が強い抑止力となり、侵入を試みる者に「この場所は監視されている」という心理的なプレッシャーを与えることで、犯行を未然に防ぐ効果が期待できます。
- 証拠の記録
- 万が一、盗難や不審者の侵入などの被害が発生した場合でも、録画映像が決定的な証拠となります。
夜間撮影に対応しているカメラを設置し、映像をしっかり記録できるようにしましょう。 - 遠隔監視による安心感
- スマホやタブレットを使えば、どこにいてもビニールハウス内や周辺のカメラ映像をリアルタイムで確認できます。
旅行中や深夜でも状況を把握できるため、精神的な安心感につながります。
また、複数のハウスを運営している場合でも、各拠点の映像を一括で確認・管理でき、作業状況やトラブルの有無なども離れた場所から把握できます。
人が近づくと光と音で警告!頼れる防犯センサー
防犯カメラに加えて、人の動きを感知する「人感センサー」と連動した警報機や警戒灯を設置することで、不審者が近づいた瞬間に「光」と「音」で威嚇することができます。突然の警告に驚いた侵入者を、その場から退去させる効果が期待できます。
こうした防犯機器とカメラを組み合わせれば、24時間いつでも異変に対応できる防犯体制が整います。人が常駐していない夜間や早朝でも安心でき、農作物やハウスを守る対策として役立ちます。
人感センサー×アラーム音の詳細はこちら
現地調査・お見積り無料!
ビニールハウスの防犯カメラ設置する際のポイント
目的や環境に合ったカメラの種類を選ぼう
ビニールハウスに防犯カメラを設置する際は、「何を守りたいか」「どこに設置するか」といった目的や環境に合わせて、適したカメラを選ぶことが大切です。
たとえば、ハウスの外に設置する場合は、雨風やほこりにも強いタイプを選ぶ必要があります。
また、夜間の盗難を防ぐには、暗闇でも映像をしっかり記録できるカメラが安心です。以下では防犯カメラを選ぶ際のポイントをご紹介します。
防犯カメラ選びの主なポイント
- 防水・防塵性能(IP65以上推奨)
- ビニールハウスに設置する場合は、雨風やほこりに耐えられる「IP65」以上の性能を備えた屋外対応カメラがおすすめです。
- 夜間撮影に対応しているか
- 赤外線機能搭載のカメラで、夜間や暗い場所でも鮮明な映像を記録できると夜間の盗難対策に効果的です。
- カメラの形状(バレット型・ドーム型)
- バレット型は見た目の威圧感があり、抑止力を高めたい場合に適しています。
一方、ドーム型はコンパクトで目立ちにくく、カメラの向きが分かりにくいため、屋内や入口付近の設置に向いています。
効果的な設置場所は「出入口」や「死角」
せっかく防犯カメラを設置しても、撮影位置がずれていたり、死角ができていたりすると、防犯効果を十分に発揮できません。
カメラの効果を最大限に引き出すには、「人が出入りする場所」や「外部から見えにくい場所」に設置することが重要です。
ビニールハウスでよく使われる設置場所は、以下のとおりです。
- ハウスの出入口
- ハウス内の天井や作物付近
- ハウス近くにポールを建てて設置
- 建物の死角となる場所
また、ビニールハウスのすぐ横に直売所がある場合には、そこにも防犯カメラを設置するケースが増えています。
無人直売所や現金の取り扱いがある場所、商品を陳列しているスペースは特に狙われやすく、防犯対策がより重要です。
スマホで映像を見たいならネット環境をチェック!
「自宅にいてもハウスの様子をスマホで確認したい」
そんな方には、防犯カメラの映像をスマホやタブレットで確認できる遠隔監視がおすすめです。
遠隔監視を利用するには、ハウス周辺にインタネット環境があるかどうかを事前に確認しておく必要があります。Wi-Fiが届かない場所やインターネット回線が引けないケースも多いため、そうした場合の対策も重要です。
弊社では、「防犯カメラ専用SIM」をレンタルでご提供しています。このSIMを使えば、インタネットやWi-Fi環境がなくても遠隔監視が可能になります。
スマホからいつでも映像を確認できるので、外出先や深夜でも安心してハウスの様子を見守ることができます。
ネットも工事も不要!自分で設置できる屋外用カメラ
「自分で設置できる屋外用カメラを探している」「できるだけコストを抑えて導入したい」
そんな方には、弊社が提供する防犯カメラのレンタルキット「みはるっくコネクト」がおすすめです。
このカメラは、工事不要・インターネット不要の屋外用防犯カメラで、コンセントに挿すだけですぐ使える手軽さが魅力です。
ポールや壁に簡単に取り付けられるため、業者に依頼せず自分で設置することができます。また、SIM付きプランを選べば、遠隔監視も可能です。
みはるっくコネクトの詳細はこちら
侵入者の存在をすぐに把握したいなら「AI人検知」
「夜間や人がいない時間帯に、ハウス内へ不審者が入ったらすぐに知りたい」
そんな方におすすめなのが、侵入を検知して即時にスマホへ通知できる「AI人検知」です。
弊社が独自に開発したAI人検知システムは、防犯カメラの撮影範囲内に警戒エリアを設定し、そのエリア内に人や車が侵入した際にスマホへ画像付きで通知します。
リアルタイムで状況を把握できるため、被害の早期対応や現場確認が可能になります。また、複数のスマホに通知することもできるため、ご家族や従業員など複数人での管理にも対応しています。
【導入事例】防犯カメラで実現したビニールハウスの盗難対策
プチトマト農家のオーナー様の場合
- 防犯カメラ導入の経緯
- プチトマトを栽培しているビニールハウスに泥棒が侵入。被害は収穫間近のトマトだけでなく、破られたビニールハウスの補修費も大きな負担となりました。再発防止と抑止効果を期待し、防犯カメラ設置をご依頼いただきました。
- ご提案内容
-
- 出入口やハウス周辺に、存在感のあるバレット型の防犯カメラを設置
- ハウス内にもカメラを設置し、夜間の監視を強化
- 導入後の効果
- カメラ設置後は、盗難被害は発生していないとのことです。
また、スマホを使った遠隔監視中に獣害が発生している様子を発見し、これまで気づいていなかった動物被害の実態を把握できました。その結果、新たに獣害対策も講じることができたとご報告いただいています。
スイカ農家のオーナー様の場合
- 防犯カメラ導入の経緯
- 所有する15棟のビニールハウスのうち、3棟に泥棒が侵入。小玉スイカが約400個盗まれるという大規模な被害に見舞われました。
ビニールハウスの裏側のビニールが刃物で切られており、複数人による犯行と推測されているとのことです。
今後の再発防止に加え、「次に何かあれば必ず犯人を特定したい」というご要望から、高画質なカメラの導入をご希望されました。 - ご提案内容
-
- ハウスの裏手や死角となる箇所にカメラを設置し、侵入経路をカバー
- 400万画素の高画質・夜間撮影対応カメラを採用
- スマホやタブレットによる遠隔監視を設定し、常時確認できる環境を提供
- 導入後の効果
- 防犯カメラを設置後は、新たな盗難被害は発生していないとのことです。
事件後は夜間も気が休まらなかったというオーナ様も、自宅からタブレットでハウス内の様子を確認できるようになり、安心して日常を過ごせるようになったとお話しくださいました。
イチゴ農家のオーナー様の場合
- 防犯カメラ導入の経緯
- 夜間にハウス内へ何かが侵入した形跡がありましたが、人間によるものか動物によるものか判断がつかず、防犯カメラを設置して映像で確認したいとのご相談をいただきました。
また、ハウスが複数あり、かつ自宅からハウスまで距離があることから、スマホで映像を確認したいというご要望もあり、以下のご提案をさせていただきました。 - ご提案内容
-
- ハウス内の天井と出入口に防犯カメラを配置
- 暗闇でも鮮明に映る赤外線対応のカメラを採用
- 複数あるハウスに設置したカメラの映像をスマホで一括管理できるよう設定
- 導入後の効果
- カメラ映像を確認した結果、侵入していたのはタヌキだったことが判明。
これにより、被害が獣害であることが明確になり、対策の方向性を動物対策へと切り替えることができました。
さらに、防犯カメラの存在そのものが人による侵入を未然に防ぐ抑止力になっていると、オーナー様から喜びのお声をいただきました。
家庭菜園で盗まれた!?農家以外でも対策が必要です
「楽しみに育てていたトマトが、収穫前になくなっていた」「庭を見たらビーマンがもぎ取られていた」
そんな家庭菜園の盗難被害が、実は全国各地で発生しています。農家に限らず、個人宅の庭や小さな畑を狙った窃盗も少なくありません。こうしたトラブルを未然に防ぐには、防犯カメラの設置が効果的です。
大切に育てた野菜や果物を守るためにも、防犯カメラは心強い味方になります。
「どんなカメラを選べばいいの?」「家庭菜園でも設置できるの?」といったお悩みがある方は、ぜひ一度弊社へお気軽にご相談ください。無料の現地調査を行い、設置場所の環境やご予算に合わせて、最適な防犯プランをご提案いたします。
現地調査・お見積り無料!
防犯カメラセンターが選ばれる理由とは?
専門業者ならではの3つの強み

自社製造の防犯カメラに加え、パナソニックやハンファテックウィンなど、人気メーカーの防犯カメラも取り扱っております。
お客様のご予算やご要望に応じて、最適な機種をご提案いたします。

設置後も安心して長くご利用いただけるよう、3つのオリジナル保証プランをご用意しています。
さらに、HDDなどの消耗品交換にも対応可能なため、トラブル時も安心です。

「インターネット環境がない場所で遠隔監視をしたい」「防犯カメラの移設・増設工事を依頼したい」など、幅広いご要望にも柔軟に対応し、お客様の安心な導入をしっかりサポートいたします。
豊富な防犯カメラ工事実績
防犯カメラセンターでは、2006年創業以来、着実に工事対応エリアを拡大し、中部・関東・関西を中心に、全国各地で防犯カメラの設置に対応しております。
もちろん、ビニールハウスへの設置実績も多数ございます。ハウスへの直接設置が難しい場合でも、専用のポールを設置してカメラを取り付ける方法で柔軟に対応しており、多くの農家のお客様からご好評いただいています。
また、戸建て住宅から商業施設、屋内から屋外まで、あらゆるシーンへの豊富な施工実績があるからこそ、現場の条件やお客様のご希望に合わせた最適なプランをご提案することが可能です。
対応エリアはこちら初めての方も安心!初期費用0円のレンタルプラン
弊社では、防犯カメラをレンタル、リース、一括買取の3つの方法でご提供しており、お客様のご予算や運用スタイルに応じた最適なプランをお選びいただけます。
「防犯カメラを設置したいけど、費用が結構かかりそう...」「どんなカメラがいいのかわからない...」
防犯カメラの導入をご検討中の方の中には、こうした不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決するのが、弊社がご提供する「防犯カメラレンタルプラン」です。
このプランは、機器代・設置工事費がすべてコミコミで、初期費用0円・月額料金のみで防犯カメラをご利用いただけます。
機器の選定から設置工事、修理保証まで、すべてプロがサポートいたしますので、初めての方でも安心して導入いただけます
また、長期レンタル・短期レンタルのどちらにも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
レンタル・リース・一括買取の違い
弊社では、個人のお客様の場合は「レンタル」または「一括買取」、法人のお客様には、「レンタル」「リース」「一括買取」の3つの導入方法からお選びいただけます。それぞれの特徴や違いを以下にまとめましたので、導入をご検討の際にご覧ください。
レンタル |
|
---|---|
リース |
|
一括買取 |
|
現地調査・お見積り無料!
【よくある質問】ビニールハウスに防犯カメラを導入するには?
こちらでは、ビニールハウスに防犯カメラを設置したいとお考えのお客様から、よく寄せられるご質問のとその回答をまとめて一部ご紹介いたします。
- Q1.費用はどの程度かかりますか?
- 屋外用防犯カメラの費用は、20万~25万円程度が目安となります。
ただし、設置環境によっては工事費用が変動する場合もございます。なお、弊社ではご購入のほかに、初期費用0円・月額料金でご利用いただける「レンタルプラン」もご用意しております。費用やプラン内容の詳細は、お気軽にお問い合わせください。 - Q2.真っ暗な夜間でも撮影できますか?
- はい、赤外線機能付きのカメラであれば、夜間撮影が可能です。
※ただし、農業現場ではクモの巣が赤外線を反射し、映像に影響を与える場合があります。
特に夜間は映像が白飛びすることもあるため、定期的なクモの巣除去などの簡単なメンテナンスをお願いしております。 - Q3.映像の保存期間はどれくらいですか?
- 標準仕様では、約1ヶ月分の映像保存が可能です。
それ以上の保存期間をご希望の場合は、レコーダーのハードディスク容量の増設によって対応いたします。 - Q4.撮影以外に、警報音などを鳴らすことはできますか?
- はい、可能です。侵入者を検知して警報ブザーを鳴らしたり、光で威嚇する防犯機器もご提供しております。
ご希望に応じて組み合わせが可能です。 - Q5.電気柵などを一緒に設置してもらえますか?
- はい、対応可能です。ご状況や設置場所に応じてご提案させていただきます。
防犯カメラ導入までの流れ
「問い合わせ後の流れを知りたい」という方のために、導入までの流れをわかりやすくご紹介します。
すべての工程を丁寧にサポートしていますので、ご安心ください。
STEP
01
日本防犯カメラセンターにお問い合わせ
まずはお電話、メール、LINEにてご相談ください。
「どこに設置すればよい?」「どんな機種がいい?」など、どんな小さなご相談でもOKです。
お困りごとやご希望を伺いながら、丁寧にアドバイスいたします。
STEP
02
現地調査・防犯診断(無料)
専門の防犯設備士がご訪問し、配線方法・死角・設置環境などを確認。
ご希望があればその場でデモカメラを使った撮影確認も可能です。
STEP
03
お見積もりのご提案
ご希望とご予算に応じて、複数パターンの見積もりもご用意可能です。
目的と機器のマッチングも一緒に確認いたします。
STEP
04
ご契約・工事日の調整
建物の構造に応じて穴あけ等の作業が発生する場合があります。
そのため、工事の初回と完了時にご在宅いただけるとご案内がスムーズです。
完了後は、操作方法や使用方法も丁寧にご説明いたします。
STEP
04
修理・メンテナンス
トラブルや不具合が発生した場合は、できる限り即日〜3営業日以内に対応。
ご希望に応じて、「あんしんメンテナンスパック」などの長期保証にも対応しています。
防犯カメラの導入は専門業者にお任せください
防犯カメラセンターを主宰する株式会社トリニティーでは、中部・関東・関西を中心に、全国各地で防犯カメラの設置に対応しております。さらに、AIカメラシステムや入退室管理システムなど、さまざまな防犯設備の導入もご提案しています。
効果的な防犯対策を実現するには、設置環境や目的に合わせた機器の選定・設置場所の検討・画角調整などが非常に重要です。
トリニティーでは、豊富な実績と専門ノウハウを活かし、経験豊富なスタッフが最適なプランをご提案いたします。
現地調査・お見積りは無料です。ビニールハウスへの防犯カメラ導入をご検討中の方は、ぜひお気軽に、お電話・メール・LINEにてお問い合わせください。