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ネットワークカメラ導入は簡単・ラクラク
ネットワークカメラメーカー3社の比較

  • 導入実績
    9,200件
  • 顧客満足度
    97.8%

ネットワークカメラの比較 おすすめメーカー3選

ネットワークカメラ比較プロがおすすめするメーカー3選

ネットワークカメラの選び方

ネットワークカメラとは、カメラ本体にIPアドレスが付与されている、カメラとパソコンが一体化したものです。
1996年に世界で初めてアクシスコミュニケーションズから発売されて以来、徐々に市場でのシェアを伸ばしていますが、 注目が集まっている一方、ネットワークカメラメーカーは一般の消費者にとってはまだまだ距離のあり、家電のようにメーカーごとの比較や製品の選択がしづらいという現実があるのではないでしょうか。
このページでは、品質の高いおすすめのメーカーを3社に絞ってご紹介し、ネットワークカメラを導入する際の選択基準をご説明します。

このページでご紹介するネットワークカメラについての注意点

このページでおすすめするネットワークカメラの選択基準は、事務所や工場、店舗などに複数台の防犯カメラを設置する方を対象としています。
ペットの見守り等を目的として、一般のご家庭(室内)にカメラを設置する方の場合は選択の基準が異なりますので、ご注意ください。

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ネットワークカメラはなぜメーカーにこだわる必要があるのか

ネットワークカメラとは、カメラとパソコンが一体化したもので、 インターネットにつながったパソコンのように、カメラ本体にIPアドレスが設定されていたり、ウェブブラウザで映像を確認できることから、IPカメラやWEBカメラと呼ばれることもあります。
ネットワークカメラは精密機器の一種ともいえるため、 外部からは分かりにくくても、品質は各メーカーによって大きな差があります。
ネット通販などで販売されるネットワークカメラにさまざまな価格が設定されているのもそのためです。

もちろん、 高額であれば安心だ、とは限りません。
しかし安価な製品は、 『壊れやすい』『スマホで映像を確認するためのアプリ提供がOSのアップグレードに対応しない』 など、いい加減であるケースが多いことが否めないため、安価な商品を弊社でおすすめすることはあまりありません。
安いなりの品質であることを覚悟して、「それでもいいから」と割り切って活用される場合にはいいかと思います。

おすすめ3メーカー
パナソニック
アクシス
ハンファテックウィン

プロの目から見て、2019年現在、品質・コストパフォーマンスに優れているおすすめの3メーカーを挙げるとすると、パナソニック、アクシスコミュニケーションズ、ハンファテックウィンです。
品質が飛びぬけている、商品のラインナップが豊富、品質とコストのバランスがいいなど、それぞれにおすすめする特徴があるのでまとめています。
また、お客様からお問い合わせをいただくことが多い4点(360°カメラのラインナップ、DDNSサービス(※1)の有無、専用レコーダーのラインナップ、Wi-Fi(ワイヤレス)タイプのラインナップ)も記載しました。

ネットワークカメラメーカー
パナソニック

パナソニックの防犯カメラ

国内において長年ダントツのシェアを誇るおすすめメーカーです(台数ベースで2015年は56.9%)。
パナソニックのセキュリティカメラ事業は、アナログ時代までさかのぼると1957年からはじまっており、半世紀以上の歴史を持ちます。
パナソニックは、蓄積された経験の上に、同社のAV機器や白物家電などのテクノロジーを組み合わせ、他社メーカーと比較しても圧倒的な高性能を維持し続けているメーカーで、他に類を見ないため比較が困難です。
弊社では、お客様から国内メーカーの防犯カメラをご所望いただいたときには真っ先におすすめするパナソニック製品でお見積もりを作成しています。
多くの国内メーカーがネットワークカメラの製造を縮小または撤退している中で、正直におすすめしたい国内メーカーは、パナソニック一択といえる状態です。
※パナソニックのネットワークカメラ製品はコンシューマー向けと業務用にラインナップが分かれており、弊社では業務用向け防犯カメラ「i-PRO」の販売をメインにしています。
ただパナソニック製品は、技術・品質の安定性で突出している一方、価格も高い製品がラインナップしている点に注意が必要です。
価格面の調整が難しい場合、ご予算に沿わない場合には、海外メーカーにも目を向けてみてください。
海外メーカーは種類も多く玉石混合な状態ではありますが、品質と価格のバランスがいい、コストパフォーマンスに優れたおすすめ製品も多くあります。

参考:パナソニックのネットワークカメラ公式ページ

ネットワークカメラメーカー
アクシスコミュニケーションズ

アクシスのネットワークカメラ

次におすすめするのがアクシスコミュニケーションズ(AXIS COMMUNICATIONS)はスウェーデンに本社を置き、日本を含め世界中に拠点を持つグローバル企業です。
2015年にキャノンに買収され、キャノンのグループ会社になりました。
1996年に世界で初めてネットワークカメラを発売してから(当時はアクシス(AXIS))、長きにわたり世界のネットワークカメラ市場を牽引してきたメーカーです。
アクシスコミュニケーションズの特徴は、ネットワークカメラメーカーというだけではなく、カメラ本体から監視サーバー、スイッチングハブ、カメラハウジング、映像解析ソフトウェアに至るまで、トータルに提供できるネットワークを構築していることです。
また、アクシスコミュニケーションズのカメラの独自性といえば、イメージ処理チップ「ARTPEC(アートペック)」といえるでしょう。
「ARTPEC(アートペック)」には、映像の圧縮技術や低消費電力化、高解像度対応ダイナミックレンジ補正などのコア技術が詰め込まれています。
「ONVIF」という標準通信規格の発起人であるアクシス製のカメラ、レコーダー、録画サーバーなどは、基本的には同規格に対応しています。
「ONVIF」規格を搭載したカメラであれば、アクシスコミュニケーションズ以外のメーカーのカメラでも録画やPTZ機能を実装できるので、映像管理ソフトウェアのみアクシスを利用するということも可能です。

参考:アクシスコミュニケーションズのネットワークカメラ公式ページ

ネットワークカメラメーカー
ハンファテックウィン

ハンファテックウィンのネットワークカメラ

次におすすめするのが、ハンファテックウィンは、2014年に防犯カメラ事業を手がけていたサムスンテックウィンをハンファグループが買収して誕生した会社です。
ブランド名【iPOLiS(アイポリス)】もしくは【WISENET(ワイズネット)】が商品に記載されています。
旧サムスンテックウィン時代から引き続き、ハンファテックウィンの製品は価格と品質のバランスに優れています。
高性能で壊れにくく、その上他社と比較して低価格を実現しているため、国内の2大警備会社も採用する信頼性の高いメーカーです。
性能の高さは、ベンチマーク・アワード2017でビデオ・ハードウェア部門を受賞したことからも伺えます。
ベンチマーク・アワードはイギリスのセキュリティ専門誌「Benchmark」が毎年開催しており、製品を使用するユーザーに革新的な価値を提供するセキュリティ製品を選定し、ビデオ・ハードウェア、ビデオ・ソフトウェアなど、計9つの部門で表彰する大会です。
表彰されたのは同社の「Wisenet X」シリーズ。
ノイズのない明瞭な映像、暗い場所でもリアルな映像をモニタリングできることに加え、ジャイロセンサーの採用により建物の振動や風などの影響でカメラの揺れが発生しても安定した映像を提供することが可能です。

参考:ハンファテックウィンのネットワークカメラ公式ページ

※1 DDNSサービスとは

DDNS:ダイナミックドメインネームシステム(Dynamic Domain Name System、(ダイナミックDNS))とは、プロバイダから動的(ダイナミック)に割り当てられるIPアドレスが変更になった場合、新しいIPアドレスをDNSサーバに通知し、事前に登録した固定のホスト名につないでくれるサービスのことです。
DDNSサービスを利用することにより、固定IPの契約をすることなくいつでも同じホスト名でリモートアクセスすることができます。
しかも、ホスト名を自由に決めることができるので、覚えやすいURLを設定することが可能です。

なぜDDNSサービスが必要なの?

固定IPアドレスの契約をしていない場合、インターネットに接続するたびプロバイダから動的(ダイナミック)に、IPアドレスが割り当てられます。ここで問題になるのが、IPアドレスが切り替わると、外部からアクセス(リモートアクセス)することができないことです。
アクセスしようにもどのIPアドレスにアクセスしたらいいのかが定まらず、リモートアクセスするたびにその時点でのIPアドレスを確認しなければいけなくなるからです。
対策として、①固定IPアドレスの契約をする、②DDNSサービスによって固定化されているホスト名に紐付ける、という方法があります。
①固定IPアドレスの契約ではコストが高くついてしまうケースが多く、ネットワークカメラでは②のDDNSサービスが適応されているというわけです。

スマホで見るにはネットワークカメラじゃないとダメ?

「スマホでカメラの映像を見るにはネットワークカメラでないとダメですか?」というお問い合わせをいただくことがあります。
まったくそんなことはなく、同軸カメラでもスマホでカメラの映像を見ることは可能です。
むしろ、セキュリティ目的という点で比較したり、撮影・録画の安定性やコスト面から比較すると、同軸カメラをおすすめすることになります。
弊社からご提案することの多いおすすめのアナログハイビジョンカメラは、映像の鮮明さもネットワークカメラに見劣りしません(人間の目で確認できる範囲では、という限りにはなりますが…)。
ネットワークカメラをスマホで見る】に詳しく書かせていただいたのでご参照ください。

また、ネットワークカメラをお勧めするケースと、同軸カメラをお勧めするケースについては下記ページのページ下にまとめました。
ネットワークカメラ複数台接続管理
それぞれのお客様ごとに防犯カメラを導入する目的や環境が異なるため、ネットワークカメラがいいのか同軸カメラがいいのか、また、全体的な防犯カメラシステムとして何がいいのかは異なります。具体的なご相談は直接お問い合わせください。

補足:WEBカメラとネットワークカメラって違うの?

ここまでネットワークカメラについてご紹介してきましたが、世の中にはWEBカメラというものもあります。
紛らわしいので、WEBカメラについても少しだけその比較をご説明させていただきます。
ネットワークカメラとは、簡単にいうと、パソコンが一体になったビデオカメラ、一方WEBカメラは、PCと接続し、PC側のソフトウェアを利用して撮影や録画を行うカメラです。
ネットワークカメラのように直接インターネットに接続されるわけではなく、また操作はパソコンに依存するので、PCに接続しないと使えず比較の対象にはなりません。
※ 専用のソフトウェアやネットワークポートが不要なので、安価なものでは1,000円程度で購入することもできる、ご家庭内の見守り目的などに適したカメラです。
注意したいのは、屋外には向かないカメラだということ。
接続するLANケーブルが最長5mだったり、機器自体の耐久性の問題から、室内に限ったご利用がベターです。
※多くはPCを利用するのですが、UVCと呼ばれる通信規格に対応しているWebカメラの場合、同じくこのUVCに対応しているNASに接続させることで、PCがなくても外出先から映像確認できるカメラを構築することができます。

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ネットワークカメラ
メーカー同士の互換性
見落としがちなポイント

ネットワークカメラで撮影・録画するためには、カメラ本体、PoEハブ、ネットワークビデオレコーダー(NVR)が必要です。
NVRは、カメラメーカーが用意する専用のものもあります。
しかし、コストなどの理由から、カメラとNVRを別々のメーカーで準備したいというお客様がいらっしゃるのも事実。
「カメラとNVRを別のメーカーで設置してほしいのだけど、できますか?」というお問い合わせをいただきます。
お客様にとってのコストパフォーマンスを最大にするために、見落としがちではありますが、ネットワークカメラ本体とNVRの互換性については注意しておきたいポイントです。

そもそも、ネットワークカメラとNVRを別々のメーカーでシステム構築できるの?

できます。ただ、カメラ本体とNVRそれぞれの特性や注意点などを網羅的に把握して、組み合わせを考える必要があります。
ネットワークカメラのカメラ本体とNVRは、同軸ケーブルを使用するタイプのカメラと比較すると非常に互換性は低いため、専門知識や経験が求められます。
経験と知識が求められるシステム構築となるので、会社によっては、カメラ本体とNVRのメーカー違いには対応不可と指定するケースもあるかと思います。

ネットワークカメラとNVR
別々のメーカーでシステムを構築した事例

2006年から防犯カメラ設置の専門店として営業してきた弊社では、これまでの経験をもとに、カメラ本体とNVRを別々のメーカーで組み合わせるシステム構築にも対応させていただいています。
防犯カメラ専門会社としてお客様にとってのコストパフォーマンス最大化を考えてきた弊社の「おすすめ」は、他社とは違う部分も多いかもしれません。

メーカーミックスのおすすめネットワークカメラシステム例

アクシスとハンファテックウイン

よくお客様におすすめさせていただいているアクシスコミュニケーションズのネットワークカメラ『AXIS M2026-LE Mk Ⅱ』とハンファテックウィンのNVR『XRN-811KSN』を組み合わせて設置しました。
一つのメーカーでシステムを構築する場合と比較しかなりお安くなります。
こういったシステムをおすすめさせていただき、結果的に他社お見積もりの半額近い金額で設置することができ、大変喜んでいただけた事例です。

ONVIF(オンビフ)規格

ONVIF(Open Network Video Interface Forum)とは、IPネットワークに接続されるビデオ機器製品(ネットワークカメラ・IPカメラ)において、異なるメーカーの製品間でライブ映像や音声、制御情報などの互換性とセキュリティなどを確保し、相互運用性を高めるための標準規格を策定するオープンなフォーラム(業界団体)です。
2008年に複数のメーカーにより立ち上げられました。世界中で500社を超えるメーカーが参加しており、5,000以上のONVIF対応製品があります。
弊社がおすすめするネットワークカメラの殆どに搭載されているONVIF規格により、ユーザーはさまざまなメーカーのネットワーク映像システムを柔軟に構築できるようになります。
ただし、本当に互換性があるかどうかは実際に実機で試してみるしか方法はなく、弊社ではお客様におすすめするために様々な実験も社内でしております。