防犯カメラセンターで防犯カメラの設置工事

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2021年04月19日作成

牛の体温測定にも
ハンディ型サーマルカメラの活用

ハンディタイプのサーマルカメラは、人体の測定だけでなく体温測定にも活用が拡がっています。
サーマルカメラの『非接触』かつ『短時間』で検温できる特徴が、体調の悪い牛を早期に見つけ出すことに非常に有効に働くと注目を集めているためです。
従来から実施されている直腸温による体温測定に比べ、少ない労力で体温が測定できる点もサーマルカメラの魅力であり、ハンディタイプであれば牛の位置に併せて柔軟に使用できる点でより一層省労力かつ簡便に体温の測定ができます。
ただ、サーマルカメラによる牛の体温測定による計測結果は、直腸温で測定した数値のように活用できるわけではないという注意点もあり、十分に理解していただいたうえで使用していただく必要があります。

このページでは、サーマルカメラが牛の体温測定にどのように役立てられているのか、また、サーマルカメラで牛の体温を測るポイントや、現時点での注意点などをまとめます。

実録:サーマルカメラで牛の体温測定
サーマルカメラの使い方のコツやポイント

まずは、実際にハンディタイプのサーマルカメラでサーマルカメラで牛舎の体温測定をした様子のレポートです。
牛の体温測定に、ハンディタイプのサーマルカメラがどのように使用できるのか、試行錯誤の様子をまとめました。
最適な設定や使い方についてはまだまだ改善の余地がありますが、2021年4月現在の情報としてご紹介します。

サーマルカメラを牛に向けたら
自動で1番温度の高い眼球の測定ができる

「サーマルカメラで牛の体温測定をするのなら、眼球で測るのが◎」
と、獣医さんが推奨しています。
牛の眼球の体温をピンポイントで測定するというのは、一見すると難しそうにも感じられますが、実は難しくありません。
サーマルカメラを牛の顔に向けたら、自動的に、顔の中で一番体温の高い眼球で測定が開始されるからです。

サーマルカメラを牛の体温測定に使うなら
牛舎ごとの温度感を把握しておくと◎

サーマルカメラで牛の体温測定をすると、牛舎ごとに平均体温が分かれます。
これは、おそらくですが、牛舎によって風通しや日当たり、牛の密集度合いが異なるためだと考えています。

サーマルカメラで日常的に牛の体温測定をする際には、牛舎ごとで出る平均的な牛の体温を把握しておくと、日々の牛たちの体調管理を適切に行うことに役立てられるでしょう。

サーマルカメラを活用したら
他の牛との体温差から、体調不良を早期発見できる

サーマルカメラで牛の体温測定をする際には、牛舎の状態などの外部環境が測定温度に大きく影響するとお伝えしました。
このため、サーマルカメラを牛の体温測定に活用するときは、直腸で体温を測定するときとは違う捉え方で数値を見た方がいいかと思います。
1頭の牛だけを見て『体温が高すぎる』or『低すぎる』と絶対温度でとらえるのではなく、『他の牛より少し高い』といった違いを見つけるという相対的な数値の捉え方です。

実際に、サーマルカメラの体温測定で
体調の悪い牛を早期に発見することができました!

サーマルカメラを使って早期に体調の悪い牛を発見できた時の話です。
サーマルカメラで牛の体温測定をする実験をしていた初期のころ、牛舎での平均体温を知ろうと、なんとなく牛たちにサーマルカメラを向けていたら、1頭だけ他の牛よりかなり体温の高い牛がいました。
どうしてだろうと直腸で体温を測ると、すごい熱。
見た目はとても元気そうなので、農家さんも体調不良に気づいていなかったため、かなり驚かれていたのが印象的です。

「サーマルカメラを使ったら、見た目で具合が悪いと分かる状態まで悪化する前に体調不良を発見できて、生育に差が出てきそうだ」
とコメントをいただきました。

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牛の体温測定について
近年の動向とサーマルカメラの位置づけ

牛の体温測定におけるサーマルカメラの位置づけ

国内では、乳・肉用牛を飼育している農家戸数および飼養頭数の減少傾向を受けて、牛の繁殖・生育基盤の強化が喫緊の課題とされています。
しかし、生育においても繁殖においても牛を飼養するうえで非常に重要な健康管理である体温測定には、いくつかの課題も残されている状態です。
例えば、従来から行われている牛の直腸温の測定は、牛1頭ずつ測定しなければならず、また、牛の保定など体温を測定するために多くの労力を要するため、実際に牛を飼養する現場で牛群の体温測定を日々継続的に行うのは困難とされています。
農業畜産業に従事する人々の効率を高めるスマート農業の取り組みとしても、園芸部門ではいくつかの技術が現場で導入されているものの、畜産分野ではいまだ検討の余地が残されています。
ハンディタイプのサーマルカメラはそうした状況の打開策になり得るシステムといえます。

ここでは、牛の体温測定について近年の動向をまとめながら、サーマルカメラがどのような位置づけになるのかをご紹介します。

研究・実践が重ねられる牛の体温測定の方法

牛の体温測定は、直腸温による測定が一般的です。
しかし前述した通り、直腸温による牛の体温測定は労力の面から日常的・予防的な測定は実施できておらず、何らかの症状が顕れた牛に対して事後的に測定する手段となっている現状があります。

ただ、牛の生育や生殖をサポートするために非常に重要な健康管理の1つである体温測定については、課題のまま見過ごされているわけではなく、日常的な実施ができるよう、従来の直腸温による測定の他に、いくつかの方法が研究・実践されるようになっています。

実践されている牛の体温測定の例

例えば、雌牛の膣内に温度センサーを挿入し、測定した体温データから分娩期を予測するシステムがあります。
ただこのシステムは、雌牛に限定される点や膣内へセンサーを挿入するため日常的な健康管理として継続的・長期的な使用には適さないという点などが課題です。

研究されている牛の体温測定の例

まだ実践はされていないものの研究されている牛の体温測定の手法として、例えば、温度さんサーを経口投与し、牛の胃の温度をモニタリングするシステムも注目されています。
ただ、この体温測定システムは、牛の胃の体温であるため、飲み水による影響や、センサー回収の困難などが課題となり、研究段階にとどまっている状況です。

コスト面から普及が進まない牛の体温測定の例

この他、実はサーマルカメラはすでに牛の体温測定に活用されてはいます。
ただ、現時点で導入されているサーマルカメラの多くは導入コストの高いものがほとんどです。
サーマルカメラには機能や性能にさまざまな種類があり、使用する環境に適したスペックの機種を選ぶことが大切です。
さらに、現状多く導入されているサーマルカメラは操作の面でも専門性が高く一般的には難しいと感じられるものが目立っています。

このように、牛の体温測定において、サーマルカメラは設備費が高額であることや操作性や機動性の困難さから、生産現場ではいまだ普及する段階とはなっていません。

牛の体温測定におけるハンディタイプのサーマルカメラの位置づけ・活用のポイント

ハンディタイプのサーマルカメラは、牛の体温測定に大きく寄与できる可能性がある一方で、使い方にはコツやポイントがあります。
ハンディタイプのサーマルカメラを使うポイントについてまとめます。

ハンディタイプのサーマルカメラで牛の体温測定をするときの注意点

何より最初にご理解いただきたいポイントは、ハンディタイプのサーマルカメラは、直腸温による牛の体温測定ほど正確に体温を測定することはできない点です。
遠隔からの測定であるゆえ、牛舎の風通しなど、牛舎の環境で測定結果が上下してしまうからです。
このため、ハンディタイプのサーマルカメラは固体の牛ごとの体温を正確に測定する目的ではなく、牛群の中から際立って体温が高い牛を見つける目的で使用することが望ましいといえます。

ハンディタイプのサーマルカメラで牛の体温測定をするときのポイント

牛の体温測定にサーマルカメラを使用する際は、顔の中で一番体温の高い眼球で測定するといいといわれています。
この点についてはサーマルカメラは非常に優秀で、牛の顔にサーマルカメラを向けると自動的に一番温度の高い眼球へと焦点が結ばれるため、心配はいりません。

サーマルカメラで牛の体温を測定する際のポイントとしてぜひ実践していただきたいのが、牛舎ごとで測定される温度を把握しておくことです。
密度や風通しなどの牛舎における外部要因から、サーマルカメラは同じ牛を対象としたとしても牛舎ごとに測定値が異なります。
牛が健康な際に測定される目安温度を牛舎ごとに把握しておくと、日々の健康管理に役立てられます。

牛の体温測定は重要性が認められているものの、労力がかかりすぎたり、コストが高すぎたり、といった原因から日常的な実施が困難な状況といわざるを得ません。
その中で、ハンディタイプのサーマルカメラは、
● 導入・ランニングコストの相対的な低さ
● 直感的に操作できる簡便さ
● 非接触かつ短時間で測定できるというサーマルカメラの特徴ゆえに牛に負担をかけずに体温測定できる
という点などから、牛の体温を測定する新たな手法として有効に活用できる装置といえます。

サーマルカメラの性能や価格、サーマルカメラの使い方など、詳細は直接お問い合わせください。

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防犯カメラの設置は防犯カメラセンターへ

このページでは牛舎における牛の体温測定で活用できるサーマルカメラについてまとめましたが、もちろん、人間が使用する環境での防犯カメラについてもお任せください。
防犯カメラの専門会社として、プロの目線からご提案させていただきます。

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